
Haruo Mitsuda
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その昔、情報とは文字だった。
情報技術/ITは、15世紀のドイツ、グーテンベルグによる活版印刷からはじまりまった。
文字を活字に分割し、活字を亜鉛合金で鋳造し、インクを盛り、紙に刷り込む機械の開発まで、文字情報を大量生産する一連の技術を、グーテンベルグは体系化し、実用化した。
グーテンベルグの技術は宗教と芸術、学問を通して出版の大衆文化を作り、一般市民はあまねく書物を手にできるようになった。
それから時を経ること500年。
活字もインクも紙もなく、文字を大量生産・流通できる技術が、デジタル情報革命によって確立された。
それが、いまのIT、ネットワーク、コンピューティングの世界である。
コンピューティングは文字だけでなく、画像や音声、動画など、データ化可能な情報のすべてをその手中に収めた。
そしていまや、膨大な情報はビッグデータとなり、人工知能/AIやディープラーニングにより