国立動物園をつくる会
By cozzy Follow | Public

日本に動物園が生まれて今年で137年になります。 明治15(1882)年に現在の恩賜上野動物園が農商務省天産部の博物館の附属施設として設立されたのが嘴矢となります。現在では全国に(公社)日本動物園水族館協会(J AZ A)に所属する動物園だけで91園、 水族館は 57館存在し、その果たすべき社会的役割はますます増大しています。

その一例が「種の保存」です。現在、我が国に限らず地球全体の自然生態系環境は、猛烈なスピードで破壊されています。 地球上の希少な生物を守るための調査· 研究機関、そしてそれを全世界の人々に普及啓発する機関として、動物園や水族館は、現在、他の大学・研究機関と共に協働しつつ、その一翼を担っているのです。

しかし日本の動物園には大きな欠陥がひとつあります。それは因って立つ法的な基盤である「動物園法」を持たないことです。これでは一生懸命頑張っている園館も法的に保護されません。また逆に金儲け主義的に過度な演出を施した展示や動物虐待ではないかと疑われるような飼育・管理、 展示をする劣悪な園館も適切に規制できません。

私たち、NPO法人国立動物園をつくる会は、そういった動物園の法的基盤を整備し、種の保存、そのための調査・研究、さらには国民への自然環境保全に対する普及啓発を 推進するために、また劣悪な施設への規制強化を目指して動物園法の制定を構想しています。そしてその一つの手本としての「国立動物園」の創設も目指して活動をしています。これは先進国としての日本が国際社会との架け橋になるための重要なプロセスであると考えています。