IoTサイバーセキュリティシンポジウム
By reg-inf Follow | Public

万物が情報を発するIoT環境が広がる中で、「歴史とは、自由拡大のプロセスであり、自由の拡大に伴って矛盾が増大する」という哲学者ヘーゲルやミルの洞察が、日々、現実化されています。自由の享受、安心・安全の確保、個人の権利・プライバシーの保護の三者はともすれば、矛盾相剋し勝ちですが、これらを単にバランスの問題と考えず、可能な限り止揚することが要請されています。私は、20世紀初頭以来、これを情報社会の三止揚と名付けて、具体策を考えてまいりました。三止揚された理念を明確に表現することは難しいのですが、仮に、「個安由」と呼ぶこととしましょう。「個安由」という仮称理念を現実化するためには、個々のケースについて、思索を深め、実証することが求められます。