マックス・ニーフ「ていねいな発展」を体で感じ、話をしながら学ぶワークショップ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-17T15:21:28+09:00 Peatix 一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ事務局 マックス・ニーフ「ていねいな発展」を体で感じ、話をしながら学ぶワークショップ tag:peatix.com,2015:event-94540 2015-07-18T10:00:00JST 2015-07-18T10:00:00JST こんにちは。今回はマックス・ニーフ「ていねいな発展」を体で感じ、話をしながら学ぶワークショップのご案内です。「体感覚でわかる」ことをめざして、今回はプロセスワークの専門家の桑原香苗さんと、修復的対立ファシリテータの長田誠司さんと一緒にワークショップを行います。準備の段階から「体で分かるってこういうことなんだな」と私自身が沢山学ばせていただいていて、とてもエキサイティングです! 体の感覚で分かる自分のニーズ=自分の可能性は、より愛おしく、よりパワフルな気がします。ぜひこちらのご案内分をご覧いただき、振るってご参加ください。東京の夏の暑さに負けない、元気が見つかる場にしたいと思っています。--------ご案内--------------------------私は「『みんなで持続可能でハッピーな毎日を実際に歩むプロセス』をひとりでも多くの方が始め、続けていくこと」に貢献したいと思い、活動しています。そのために「みんなで学びたい」と思っている大切なコンセプトの1つが「ていねいな発展」です。「ていねいな発展」はチリの経済学者マックス・ニーフ提唱する「Human Scale Development」の日本語仮訳です。「Human Scale Development」では、GNP(国民総生産)のような経済指標でより高い数値を達成していく一面的な発展から、人間にとって意味のある多面的な発展に向かうことを提案しています。つまり、ヒューマン・スケール(ヒトの規模)に基づく発展、具体的には、「人間の基本的ニーズを満たすこと」と「人間の自立を促すこと」を基礎にした発展が提唱されているのです。私がマックス・ニーフをみなさんと学んでいきたい理由は、大きく言うと3つあります。合意形成のためそれが地域であれ、組織であれ、多様な人が集まる環境で、ひとりひとりを大切にしながら合意を作っていくために、このコンセプトがきっと役に立つと感じるから。葛藤解決のため私たち個人個人もしくは集団における問題や葛藤を解決していくのに、やっぱりひとりひとりを大切にしながら進めて行くためにこのコンセプトがきと役に立つと感じるから。現実的に「幸せ」を考え選び取っていくため「幸せってなあに?」と抽象的に議論するだけでなく、現実的に「幸せ」を考え、選び取って行く力をつけるのにこのコンセプトがきっと役立つと感じるから。誰かにせかされて今あるやり方に自動的に飛びつくのではなく、意識的に幸せを選び、今からその幸せを生きて行くことが大切だと感じるからです。このコンセプトは「そもそも…」を沢山考えさせられます。何かを考えるための「ひとつのものの見方」、原理原則を提供してくれます。どんな環境にいても、それこそどこの国にいても使える普遍的なコンセプトは、国境を含む様々なバウンダリー(境界線)を越えて幸せのために恊働していくのに力を発揮してくれると思います。逆にこの方法でやらなくちゃ行けない、という意味での方法論がないので、「明日からどう使えばいいの?」という疑問もあるかもしれません。「ていねいな発展」には2日間のワークショップのやり方が載っていますが、それも最初はちょっと大掛かりに感じられるかもしれません。そこで日常ですぐに使えるように体感覚に落とし込んで行くことが必要だと考えて、このワークショップを計画しました。ぜひ私たちひとりひとりの体のスケールで感じながら、話をして行きましょう。幸せな自分、満たされている自分、幸せでない自分、満たされていない自分を頭で考えるだけではなくて、体に聞いてみましょう。いくら考えてもよくわからないこと、体はすでに答えを知っているかもしれません。「体感覚でわかる」ことをめざして、今回はプロセスワークの専門家の桑原香苗さんと、修復的対立ファシリテータの実践者の長田誠司さんと一緒にワークショップを行います。また「Human Scale Development」は、ケンブリッジ大学のサステナビリティ・プログラムで「後世に残したい本ベスト50」の1冊に選ばれています。この本をぜひ、1人でも多くの方に読んでいただきたくて、最も大切だと思う2章を日本語に翻訳して無料で配布しています。こちらからぜひダウンロードして、お読みください。http://max-neef.sustainabilitydialogue.vision/hsd.html最後に。翻訳前書きにも書かせて頂きましたが、ニーズは口に出すことでパワーを感じることができる、すてきで愛おしいもの。そして、それを誰かに聴いてもらえる形でこの世界に向けて表現できたら、私たちの可能性をよりはっきり見ることができるようになります。持続可能な社会は、誰かにとって都合のいい社会ではないはず。ひとりひとりがハッピーを感じていける社会をつくっていくために、まず一緒に自分のニーズについて体感覚を経験し、そして話をしましょう。ぜひいらしてください。牧原ゆりえ以下事務局からのご案内です。------------------------------------------------------------------------------マックス・ニーフ「ていねいな発展」を体で感じ、話をしながら学ぶワークショップ【日程】7月18日(土)10:00-18:00【場所】都内。お振込みが完了されました方に別途詳細をお送りいたします。【参加料】「早割」と、「マックス・ニーフ以前参加割」があります。詳しくは以下をご覧ください。【お申し込み】こちらのウェブサイトからお願いいたします。 【講座の内容】ミニ・レクチャー、ダイアログ、体感覚を感じるワーク等【定員】定員32名ご不明な点やご質問は、事務局(info@sustainabilitydialogue.com)までご連絡ください。主催:一般社団法人サステナビリティ・ダイアログホスト:桑原香苗(プロセスワーク、長田誠司、牧原ゆりえ(同代表理事)事務局:梯 愛依子、牧原ゆりえ◇◆◇参加料について◇◆・受講料、軽食代・お茶代、配布資料代を含みます。・一度お支払いいただきました参加料は払い戻しができません。 ぜひお友達かどなたかのギフトにご利用いただけましたらうれしいです。・2月26日、又は3月1日のマックス・ニーフを学ぶワークショップに有料でご参加くださった方と、その方と一緒に参加される方は「参加割」を受けられます。ご参加くださった方のお名前で人数分のチケットをご購入ください。・6月25日までにお申し込みと入金をしてくださった方は、早割の適用がございます。***早割延長!28日までお求めいただけます!***一般      8,000円参加割   6,000円一般早割 (6/28までにお申し込みと入金をしてくださった方) 7,000円参加割早割(6/28までにお申し込みと入金をしてくださった方) 5,000円*企業名での領収書が必要な方は、割増参加料(1,500円)を申し受けます。 ご希望の方、事務局までご相談ください。【ホスト自己紹介】桑原香苗(認定プロセスワーカー)早稲田大学文学学士および修士、米国プロセスワーク研究所プロセスワークディプロマおよび修士(認定プロセスワーカー)。日本プロセスワークセンタートレーニングディレクター、プロセスワーク研究所教員、江戸川大学非常勤講師、心理面接室カフェ香庵(www.kanaekw.net)主宰。1991~94年インドネシアの大学で日本語を教えるかたわらジャワ宮廷舞踊をK.R.T.サスミント・ディプロ氏に師事。個人の心と体から組織、社会、国家間までさまざまなレベルの分断をつなぎ、人が自身の可能性を豊かに発揮できる方法としてプロセスワークを学び、精神科心理士を経て現職。現在は個人・カップル・家族カウンセリング、コーチング、組織・人材開発やコミュニケーション研修、対話の場づくりなどを中心に活動している。長田誠司(修復的対立ファシリテータ)環境保護に興味を持って活動していくなかで、外界は人間の内側の投影なのだと思い至る。それからは、幼い頃から持っていた「なぜ、こんなにも内面に美しい輝きを持つ私たち人間が、その輝きを隠して生き、こんなにも苦しんでいるのだろうか?」という問いに立ち戻って、NVC(非暴力コミュニケーション)、ナラティブ・アプローチや修復的アプローチを通して、心を持つ生命としての人間の持続可能性について探究してきた。選択することなく無意識に継承してきた社会のシステムによって損なわれてきた個々の人間やコミュニティが持つ本来の複雑性の多様な側面をつなぎ直すことで、私たち自身の未来を創造していく可能性を模索している。牧原ゆりえ (一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ代表理事)1997年国際基督教大学を卒業後、大手監査法人に公認会計士として勤務。出産を機にサステナビリティに強い関心を持つようになる。2009 年家族でスウェーデンへ。持続可能な社会のための戦略的なリーダーシッを学ぶ修士過程、持続可能なプロダクト・サービス・システムズ・イノベーションを学ぶ修士課程で学ぶ。留学中に出会った北欧発の参加型リーダーシップトレーニングArt of Hosting、同Art of Harvesting,グラフィック・ファシリテーション をスウェーデン、デンマーク、スイスのトレーニングや対話の場で実践。2013年帰国。Art of Hosting Japanの世話人。スウェーデンのサステナビリティ戦略フレームワークを伝える。フェミニン・リーダーシップCIYO Japan Faculty.モットーは「あると思い込んでいる境界は、仲間と楽しく超えて行ける」「We got tired of dreaming big and living small, so we decided to go for it and live our dream!」。【参考文献】・「ていねいな発展」のために私たちが今できること(監訳:牧原ゆりえ)http://max-neef.sustainabilitydialogue.vision/hsd.html・サステナビリティの普遍で不変な9つの基本的ニーズ(牧原ゆりえブログ記事)http://goodbusiness.jp/sustainbility-and-basic-needs/・それって本当に必要ですか?サティスファイアーは自分で見つける(牧原ゆりえブログ記事)http://goodbusiness.jp/sustainable-satisfier/・THE TOP 50 SUSTAINABILITY BOOKS ※「Human Scale Development」は16番目http://www.cisl.cam.ac.uk/Resources/State-of-Sustainability-Leadership/~/media/Files/Complete%20publications%20for%20download/Top_50_TOC.ashx Updates tag:peatix.com,2015-06-25 13:45:17 2015-06-25 13:45:17 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#100047