表情分析特別セミナー 笑いを科学する①愛想笑いと本当の笑い | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-17T15:17:34+09:00 Peatix 株式会社空気を読むを科学する研究所 表情分析特別セミナー 笑いを科学する①愛想笑いと本当の笑い tag:peatix.com,2015:event-86651 2015-05-22T19:00:00JST 2015-05-22T19:00:00JST 趣旨と狙い 欲しくもないプレゼントをもらったとき、口に合わない料理をご馳走してもらっているとき、つまらない話を聞いているとき、初対面の相手と話すとき、自分の主張をするとき(文句を言うときでさえ!)、などなどネガティブな状況や特に楽しいと思われない状況でも、私たちは「笑顔」を浮かべます。同じように、私たちの目の前にいる人々もこうした状況で私たちに「愛想笑い」を向けているでしょう。 愛想笑うことで、私たちは「私はあなたの仲間です。」「あなたの気持ちを受け取っています」「あなたのことを尊重しています。」ということを伝えようとしています。「愛想笑い」をされるということは、相手に思いやられているのです、相手に礼儀をつくされているのです。それではその思いやりに、その礼儀に返礼しませんか?でも、そんなことどうやって出来るのでしょうか? 相手の笑顔は、「愛想笑い」なのか「本心からの笑い」なのか?「愛想笑い」の中に込められた相手の本当の感情は何なのか?こうしたことがわかれば相手のホンネをつかむことが出来ます。そうすれば、相手の気持ちに沿った対応が出来る可能性が高まります。こちらのプレゼントに相手が「愛想笑い」を浮かべているのならば、今度のプレゼントはもっと相手の好みをリサーチした上で贈った方が良いでしょう。文句やクレームを「愛想笑い」を浮かべて言う人がいれば、相手は「笑っているから、そんなに深刻なことではないだろう。」などと思ってはいけません。相手は怒りの気持ちを押さえて、あなたの気持ちを推し量り、礼儀を保とうと「笑い」を浮かべているのかも知れません。抑制された怒りに適切な対応をする必要があります。本講座では、「笑い」に関する科学的な知見を紹介し、弊社製作の多彩な画像・動画を用いて、愛想笑いと本当の笑いを見分けられるようになるトレーニングをご提供させて頂きます。 背景クレーム処理のコンサルティングをしているときこんなことがありました。ある店舗スタッフの方は、クレームを言いに来るお客さまをさらに怒らせてしまうのです。その原因は大きく分けて2つ。1つは、愛想笑いの中に込められた怒りを読みとれず、対応がなおざりになってしまったということ。もう1つは、お客さまの怒り顔に笑顔で対応してしまったということ、です。前者の場合、お客さまは、本心では怒り心頭なのを「笑顔」で繕い、スタッフの方に対して心配りをしているのにも関わらず、そのスタッフの方は、「笑顔」の意味を誤解して、「そんなに重いクレームではないだろう。」と思ったことが、間違いの始まりでした。後者の場合、接客の基本スタイルである「スマイル」を惰性的に行っていたことが原因でした。結果的に、「笑顔」で対応しているそのスタッフの方に向かって「何ヘラヘラしているんだ!お前のその顔に腹が立つんだ!」と火に油を注ぐ結果となってしまいました。こうした状況をどうすれば改善できるのだろうか?と思ったことが本講座を企画させて頂くことになったきっかけです。長年の研究蓄積により、「愛想笑い」と「本心からの笑い」の違いは明らかとなっております。また適切なトレーニングをすることで「愛想笑い」の中にある本当の感情を把握することも可能です。さらにトレーニングをすることでそうした感情に沿った適切な対応も可能になるのです。 特徴 愛想笑いと本当の笑いとの見分け方を知りたい方 「笑い」とは似て非なる表情を知りたい方 「幸福」の微表情、だます喜びの特徴を知りたい方 「笑い」でマスクされたホンネの読みとり方のきっかけを知りたい方 様々な「笑い」を見分けるスキルを得ることで、幸福になれる方 講師 清水建二(しみず・けんじ)株式会社空気を読むを科学する研究所 代表取締役 1982年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、東京大学大学院でコミュニケーション学を学ぶ。学際情報学修士。日本国内にいる数少ない認定FACS(Facial Action Cording System:顔面動作符号化システム)コーダーの一人。微表情読解に関する各種資格も保持している。20歳のときに巻き込まれた狂言誘拐事件をきっかけにウソや人の心の中に関心を持つ。そして「人」および「人をとりまく社会」というものを理解するために政治学、経済学、犯罪学、心理学、哲学、宗教学、生物学、情報学などを幅広く学ぶようになる。大学院時代に経験した研究者間の交流、様々な宗教・文化的な交流などを通じて、表情のもたらす無意識のコミュニケーションの力を痛感し、表情学を中心とした学問に没頭。しかし欧米では盛んな表情学も日本ではまだまだ発展途上であったため、その後は大学には残らず独学で海外の論文や書籍を読み、海外の研究者と交流をしながら見識を深める。大学院修了後は、学生時代より勤務していた教育関連の業務に従事。微表情の読みとり能力を活かし、授業を展開。年間最優秀講師賞の受賞歴などがある。現在、日本ではまだ浸透していない微表情・表情の魅力、実用例を広めるべく企業コンサルタント、微表情商品開発、セミナー等の活動をしている。