舩橋淳×東浩紀 司会:津田大介 「原発事故を表象する––映画『フタバから遠く離れて』関連トークショー」@cowtown11211 @hazuma @tsuda | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-17T15:16:48+09:00 Peatix ゲンロンカフェ 舩橋淳×東浩紀 司会:津田大介 「原発事故を表象する––映画『フタバから遠く離れて』関連トークショー」@cowtown11211 @hazuma @tsuda tag:peatix.com,2015:event-85058 2015-05-02T19:00:00JST 2015-05-02T19:00:00JST 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円(1ドリンク付き)になります。友の会会員限定席を複数予約される場合は、お連れの方が会員でなくても結構です。お席はチケットの申し込み順ではなく、当日会場にご来場頂いた順にご案内致します。開場は開演1時間前の18時となります。【イベント概要】『フタバから遠くはなれて』『桜並木の満開の下に』『フタバから遠くはなれて 第二部』など、3.11後の被災地を舞台とする作品を発表している映画監督の舩橋淳とゲンロンの東浩紀が、原発事故の表象をテーマをめぐって対談。司会はジャーナリストの津田大介。 ■ 土曜日のイベントのため、舩橋淳監督の「フタバから遠く離れて」第1部と第2部を見、後者については同名の書籍も読んだ。舩橋氏は井戸川前双葉町長の支持者(といってかまわないだろう)であり、昨年の『美味しんぼ』騒動についても雁谷哲側。今月のはじめにお呼びした開沼博氏とは対極の立場だ。 ぼく自身といえば、いわゆる低線量被曝の健康被害の存在については懐疑的である。井戸川氏の主張にも事実誤認が多いと感じる(この点で舩橋氏とは考えも異なる)。しかし、2つの映画を読み1冊の書物を読んで、井戸川氏の「怒り」そのものは正当だと感じた。 去る3月11日、ぼくはいくつかの媒体で「双葉郡の人々はもっと怒りを表明したらよいではないか」と記した。そうしたところ強い批判に晒された。「ありがた迷惑」の典型だと言われた。対面で直接「被災者は実際怒っていない、復興のほうが大事で割り切っている」と諭してくれたひともいた。 そうかもしれない。そうでないかもしれない。福島のひとがなにを考えているのか、ぼくにはわからない。ただそれでも、あの事故のときに東京にいて、これからも復興や廃炉のために税金を提供するひとりの日本国民として、ぼくにもあの事故について考え、発言する自由はある。 一方に、被災者は怒っていない、中間貯蔵施設の建設も復興のためと割り切っている、それこそが県民性であり賢さなのだと語るひとがいる。他方で、それとはまったく別の物語を語るひとがいる。たぶん両方真実なのだろう。だとすれば、結局はぼくは自分が共感できるひとと仕事をするしかない。 そんなことを考えた。「フタバから遠く離れて」はとてもよいドキュメンタリーだと思うので、みなさんもぜひ。(監督は井戸川支持者だと思いますが、作品は特定の信条を訴えるプロパガンダにはなっておらず、むしろ現実の醜さやどうしようもなさをきちんと切り取っています)(東浩紀)【登壇者プロフィール】舩橋淳(ふなはし・あつし) 映画監督。1974年大阪生まれ.東京大学教養学部卒業後,ニューヨークで映画製作を学ぶ.処女作の16ミリ作品『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞を受賞.またニューヨークで時事・社会問題を扱ったTVドキュメンタリーを監督。2005年にはアルツハイマー病に関する作品で米テリー賞を受賞。2012年「フタバから遠く離れて」はベルリン国際映画祭でワールドプレミアされ、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向けフクシマの窮状を訴えた。世界40カ国以上で劇場され、2012年度キネマ旬報文化映画第7位。同名著作『フタバから遠く離れて』(岩波書店)も出版。同スピンオフ作品「放射能 Radioactive」は、仏Signes de Nuit国際映画祭でエドワード・スノーデン賞を受賞。2013年春、劇映画『桜並木の満開の下に』(主演:臼田あさ美、三浦貴大)は監督作として4作連続ベルリン国際映画祭へ正式招待の快挙を成し遂げた。近作には他に、小津安二郎監督のドキュメンタリー「小津安二郎・没後50年 隠された視線」(2013年12月NHKで放映)など。現在、新作「フタバから遠く離れて 第二部」が劇場公開中。東浩紀(あずま・ひろき)1971年生まれ。東京都出身。哲学者・作家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン代表、同社発行『思想地図β』編集長。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『弱いつながり』(幻冬舎)など多数。津田大介(つだ・だいすけ)1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。 大阪経済大学客員教授。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。東京工業大学リベラルアーツセンター非常勤講師。テレ朝チャンネル2「ニュースの深層」キャスター。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」の創業・運営にも携わる。 世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2013」選出。主な著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)、『未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。【注意事項】チケットキャンセルの場合の払い戻しは受け付けられません。あらかじめご了承ください。本イベントはインターネットでの動画配信(ゲンロンカフェ完全中継チャンネル)を予定しており、ご来場のお客様の映像が映り込む可能性がございますので、ご了承のほどお願い致します。当日、ゲンロン友の会会員証または学生書提示で500円キャッシュバックいたします(併用不可、学生証は国立公立学校または学校法人が発行したもの)。チケット料金に含まれるのは当講座1回分の受講料です(通し券ではありません)。チケット料金は税込価格です。講演・イベントの無断録画・録音はご遠慮ください。未成年の方にはアルコールを提供できません。18歳未満の方は23時以降の参加はできません。保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。参加者が80名を越えるイベントでは、お席が立ち見になる場合があります。ご了承ください。 Updates tag:peatix.com,2015-05-02 09:38:33 2015-05-02 09:38:33 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#89457 Updates tag:peatix.com,2015-05-02 09:38:13 2015-05-02 09:38:13 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#89456 Updates tag:peatix.com,2015-05-02 09:37:49 2015-05-02 09:37:49 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#89455 Updates tag:peatix.com,2015-04-29 15:06:17 2015-04-29 15:06:17 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#88721 Updates tag:peatix.com,2015-04-22 14:58:54 2015-04-22 14:58:54 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#87331