小さな島から日本を知り学ぶ「島知学」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2015-10-14T03:23:26+09:00 Peatix 鯨本あつこ 小さな島から日本を知り学ぶ「島知学」 tag:peatix.com,2012:event-8070 2012-11-17T13:00:00JST 2012-11-17T13:00:00JST 小さなコミュニティから島国の豊かさを考える
「Little Community Labo(リトラボ)」 この秋2周年を迎える離島経済新聞社では、離島のように「小さなコミュニティ」から日本の豊かさを学び、考えていく研究所「Little Community Labo(リトラボ)」をスタートいたします。リトケイはこれまで、ウェブマガジン『離島経済新聞』やタブロイド紙『季刊リトケイ』の制作を通じて、全国の島々を知り、そこに暮らす島人たちと出逢い、リアルな島の姿や島人の生き方にふれるなかでたくさんのことを学んできました。たとえば震災以来、考えられる機会が増えた「生きていくうえで本当に大切なものはなにか?」という問いや「人と自然の在り方」など、人が生きていくうえで大事なヒントが島々には隠れていました。離島は「小さなコミュニティ」ですが、小さくてもすばらしい「産業」「文化」「暮らし」が息づいていて、それらを循環させている島人がいます。一方、本土から物理的に離れる環境ゆえに「交通」「医療」「教育」「エネルギー」「流通コスト」など、さまざまな問題を抱え、少子高齢化、働き手の流出に手を打てない島もあり、島人はそれを「日本の縮図」と言いあらわし、それぞれ試行錯誤を繰り返しています。豊かさも課題も含めた「島=小さなコミュニティ」の集合体が日本の国です。つまり、「島を知ることは日本を知ること」であり「島を考えることは日本を考えること」。リトラボは、これまでリトケイがつながってきた島人、島好き、島関係者をはじめ、この国の豊かさを考えたい人と一緒に、小さなコミュニティの代表格である離島にある豊かさや課題を知り、学び、考えていく場です。島々の今を知り、そこから学ぶ「島知学」リトラボの「島知学」は、『離島経済新聞』や『季刊リトケイ』にも登場いただいている離島在住の島人や、本土で活躍している島人をゲストに迎え開校します。島人のプレゼン、参加者やリトケイメンバーを交えた対話を通して島を知り、学んでいきます。「島知学」の第1回は、島々の「若い力」。小中学校はあるけど高校がない島、過疎化が進みゆるやかに衰退していこうとする島、ヒトモノコトに限りがありモノを生み出しにくい島、流通コストが高い島など、さまざまな課題を持ちながらもエネルギッシュに活躍する、若い島人の考え方やパワーにふれていただけます。<ぜひ参加いただきたい方>
暮らしや仕事において「豊かさとはなんだろう?」と模索することがある人
会社に勤めるだけではなく、自分で生き方や働き方をつくりだしたい人
将来、島で働きたい人、Iターン、Uターンを考えている人<第1回 ゲスト島人>◆島人001 黒島慶子(小豆島/瀬戸内海・香川)
黒島慶子(くろしま・けいこ)。オリーブオイルと醤油のソムリエ&Webとグラフィックのデザイナー。今では希少となった伝統醤油を造る職人や世界的評価を受ける風味のオリーブオイルを作る農家に惚れ込み生産現場に通い続けては、様々な人やコトを結びつけ続けている。瀬戸内で人気の島雑誌「せとうち暮らし」づくりにも携わる。
◆リトケイとのご縁: 『季刊リトケイ』01号 島を想う特集「逢いたい島人」登場
◆関連リンク:『瀬戸内暮らし』『小豆島ガール』◆島人002 山下賢太(上甑島/甑島列島・鹿児島)
山下賢太(やました・けんた)。山下商店代表。鹿児島県上甑島出身。JRA日本中央競馬会競馬学校中退後、京都造形芸術大学環境デザイン学科へ進学。京都市内の民間企業を経て、故郷のおいしい風景をつくるためにUターン。東シナ海の小さな島ブランド社「山下商店」代表兼百姓を務めている。http://island-ecs.jp/ 
◆リトケイとのご縁:『季刊リトケイ』02号 働く島人特集「逢いたい島人」登場
◆関連リンク:甑島のおいしい風景をつくる「山下商店」◆島人003 真鍋邦大(小豆島/瀬戸内海・香川)
真鍋邦大(まなべ・くにひろ)。株式会社456代表取締役。2012年2月、「地域おこしを生業にする!」と宣言し、14年弱過ごした東京を離れ地元へ。生まれ育った高松に戻ると見せかけ、小豆島へ”ほぼUターン”。島の素材でポン菓子を作ったり、島を題材に手ぬぐいを企画したり。「シマとマチとトカイをつなぐ」をテーマに、新しいライフスタイルとビジネスを生み出すべく、まさに東奔西走中!
◆リトケイとのご縁:「しまもの便」企画アドバイス
『季刊リトケイ』04号 音楽特集/取材コーディネート 他
◆関連リンク:株式会社459「いなかパイプ」◆島人004 田向勝大(喜界島/奄美群島・鹿児島)
田向勝大(たむかい・しょうた)。喜界島ゴマオイル 「GOMACACI」企画営業販売。鹿児島県喜界島出身。慶應大学政策・メディア研究科修了。学生時代から農業・地域に携わるプロジェクトなどに参加。現在はWeb企業で働きながら、地元喜界島の食材流通開拓・ブランディングに挑戦中。
◆リトケイとのご縁:初代インターン 他◆島人005 小林恭介(新島/伊豆諸島・東京)
小林恭介(こばやし・きょうすけ)。新島村ふれあい農園を担当する村職員。青年海外協力隊の隊員として関わった南米エクアドルの先住民集落での活動をとおして、「地域」や「コミュニティー」に興味をもつようになる。帰国後大学院生活を経て、縁あって2001年に妻とともに新島へ移り住む。以来新島の人口増加に貢献(息子3人)しながら流人生活?を続ける。地域に浸り、そこに暮らす人たちと人間関係を築きながら、農や食を通じた地域づくりやそれを進めるチームづくりをライフワークとしている。最近はまっているのは、子供たちとの伊豆諸島キャンプめぐり。
◆リトケイとのご縁:連載コラム「新島村ふれあい農園 小林さん月報」執筆 他
◆関連リンク:新島ふれあい農園◆島人006 山口(新島/伊豆諸島・東京)
山口(やまぐち)。都市で働き、島でも暮らす。伊豆七島 新島に拠点と畑をもち、週末になると船に揺られて島に流れる。そんな生活を隔週で3年近く続けていたら、いつしか島の農業の応援団になっていました。人と自然、文明と文化との豊かな関係性を模索して、愉快な仲間とともに楽しみ学び続ける。そんなライフスタイルのモデルを目指しています。パーマカルチャーも勉強中。
◆リトケイとのご縁:コラム執筆 他
◆関連リンク:愉快な仲間たちチーム「Nieve」◆島人007 麓憲吾(奄美大島/奄美群島・鹿児島)
麓憲吾(ふもと・けんご)。有限会社アーマイナープロジェクト代表取締役、特定非営利活動法人ディ理事長、あまみエフエム ディ!ウェイヴ放送局長。高卒~就職で関東へ。都会に馴染めず島へ帰り親父のもとで大工の見習いをする。島を自分たちで盛り上げようと音楽イベントを公民館や飲み屋で開催。場所の必要性を確信しライブハウスASIVIを立ち上げる。島独自の文化、シマ唄・シマ口・島の歴史を島に伝える手段として、あまみエフエムを開局。島興し奮闘中。 
◆リトケイとのご縁:『季刊リトケイ』02号「働く島人」特集インタビュー掲載 他
◆関連リンク:「あまみエフエム ディ!ウェイヴ」◆総合司会 鯨本あつこ 離島経済新聞社代表兼編集長
2日間に渡るリトラボ「島知学」の総合司会はリトケイの鯨本が担当します。
鯨本あつこ(いさもと・あつこ)。離島経済新聞社主宰『離島経済新聞』『季刊リトケイ』編集長。大分県日田市(内陸の盆地)出身。編集者、イラストレーター、各種ディレクターを経て2010年にクリエイターの仲間と『離島経済新聞』を設立。趣味はお酒とコミュニケーションと考え事。Twitter:@ATSUisamoto<協力・サポート>
IID 世田谷ものづくり学校、リトケイメンバー<開催概要>開校日程は遠方の方でも参加いただけるよう土日2日間の集中型。授業ごとに「生きること」「つながること」「つくりだすこと」など、人生の豊かさにつながる島々の価値観や考え方をテーマに、さまざまな角度から島を知り、学べるプログラムを組みます。また、「島」を縁に集まっていただく島人、参加者がたっぷりコミュニケーションをとれるよう、1日目の夜には交流パーティを開催します。たっぷり島を知り、学ぶ2日間です。<開催日程>2012年11月17日(土)・18日(日)<タイムテーブル>集合&自己紹介 11月17日(土)13:00講座① 11月17日(土)13:30-14:30講座② 11月17日(土)15:00-16:00講座③ 11月17日(土)16:30-17:30<交流パーティ 18:00〜21:00>講座④ 11月18日(日)11:00-12:00<ランチ会 12:00〜13:30>講座⑤ 11月18日(日)13:30-14:30解散 11月18日(日)15:00<場所>IID 世田谷ものづくり学校154-0001 東京都世田谷区池尻2-4-5最寄り駅 東京メトロ田園都市線「池尻大橋」「三軒茶屋」http://setagaya-school.net/※会場が近隣施設へ変更となる場合があります<参加費>28,000円 (税込)※現住所が離島の方は参加費を20%割引いたします(Peatixからのお申し込みの方は事後返金となります)※申し込み後、1週間以内の事前銀行振込となります※「交流パーティ」「ランチ会」代金が含まれます※現地までの交通費や宿泊費等はご自身でのご負担となります<定員>最大30名鯨本より「離島経済新聞社」「リトラボ」の自己紹介