まだまだディレクションを諦めたくない人に！　泣かない「進行管理」

ディレクターにとって最も難儀なタスクの一つに「進行管理」があります。 発注者のビジネス要件を叶えるための見取り図を描く提案・要件定義のようなワクワクさはなく、情報設計やUXデザインのように脳にいい汗をかくこともあまりなく、集客施策のようなリアルな作戦づくりでもない。ただ粛々とスケジュールやWBSとにらめっこしながら「進捗どうですか」と確認してまわるドンヨリとした作業、そうこうしているうちに奇襲する発注者の無茶ブリ、誰もが浮かない表情。嫌になりますよね。

だからこそ、新年度に向けて「難儀なタスク」について向き合ってみることで、きっとこの一年、前に進んでいけると思います。

私は進行管理を「モノ・コト」が徐々に具現化していく、ぼんやりした概念が可視化していくステップだと捉え、楽しく苦戦しています。 これまでの立ち上げ・運用・ときに火消しの経験をもとに進行管理に関しての「エール」をお伝えしたいと思います。 また、今回は「人と人との違い」「心穏やかな進行とは何か」を体感していただきたく、ミニセッションやワークショップも用意しました。

正解を見つける、理想に近づくヒントを見つける、そのような勉強会というより「いまここ」から前に進む手ごたえを得る、そんな機会になりましたら幸いです。