月刊 平野勝之(第十五回)HMJM(ハマジム)平野監督特集 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-31T00:55:35+09:00 Peatix UPLINK 月刊 平野勝之(第十五回)HMJM(ハマジム)平野監督特集 tag:peatix.com,2015:event-74160 2015-03-15T18:30:00JST 2015-03-15T18:30:00JST 日時:2015/3/15(日) 18:00開場/18:30上映開始 ※受付開始は17:00から料金:一律¥1,800映画監督・平野勝之がAV作品を中心にセレクトし、なかなかお目にかかれない作品を上映するまさかの月例企画映画監督・平野勝之のフィルモグラフィー&解説集『「監督失格」まで 映画監督・平野勝之の軌跡』(ポット出版刊)の中で取り上げられた作品を中心に、平野監督自らナビゲーターとなり「ぜひ劇場で観てほしい!」と選りすぐったAVから8mm、他レア映像など何が飛び出すか分からない月例上映会。『劇場版 テレクラキャノンボール2013』『劇場版 BiSキャノンボール2014』などのカンパニー松尾率いるハマジムで、比較的近年に制作された平野作品2本、初の劇場公開です。どちらもAVの可能性を追求したハマジム精神で制作された自信作かつ、スキャンダラスな事実に愕然とする2本立てです。■上映作品『淑女 劇場版』(2007年/約70分~80分予定)【解説】SMがやりたくてAV業界に入った美女、桐島千沙だったが、人妻ドラマばかりの仕事で欲求不満。そんな彼女の夢を叶えるべく、SM現場をセッティングする平野とハマジムスタッフだが…話は思わぬ方向に進み、SM行為からトランス状態になった彼女は、自殺の目撃談から、ついには多重人格となり、異常な精神世界が露呈されていく。精神医学の教授から問い合せまであった問題作。AVサイコホラー、初の劇場公開。「これは思わぬ事に、AVで本格的なサイコホラーが撮れてしまった珍しい作品です。仕上げの時に、ホラーの要素と共に、音楽の、ダブの手法を導入してみました。まあ、映像のトランスですね。もうひとつなんとなくヒントにしたのが、昔見て、気持ち悪い印象が残っている映画「去年マリエンバートで」です。こういう感じってどうすればいいのかな?って作りました。SMって、実はとても精神的に深い部分まで入ってしまう事があるので、本格的なのはとても危険なんですよ。これ見るとわかると思います」(平野)『近親相姦 劇場版』(2012年86分)自分の弟と気軽にセックスした事があると、あっけらかんと語る、売れっ子AV女優、吉岡奈々子。そんなカジュアル近親相姦?の実態に迫ろうと、企画を立てる平野だったが、これまた話は急転直下、思わぬ方向に展開していき、カンパニー松尾、バクシーシ山下、ペヤンヌマキ、ハマジムスタッフ、総出で、世界初の本物近親相姦の撮影に挑む事になる。本物の弟が出演し、実際の様子がドキュメントされていくが、近親相姦のイメージが根底から覆される問題作。一方で爆笑のスリリングな展開が待っていた。見てのお楽しみ。「これは、自分的には思い出したくもない(笑)監督NGを食らった苦い思い出の品です。でもね、簡単にあきらめるわけないじゃない、このオレが。あのテこのテですよ。相手が悪かったね(笑)まあ、そこまでしてでも、この厳然たる事実は押さえたかったわけです。みんな、近親相姦っていうと、暗い、ドロドロしたドラマを思うんだろうけど、ここに描かれてる事を知ると、そういうイメージが木っ端微塵に吹き飛びます。こういう事は、何と言われようと、人類のために記録しておくべきだ、と、ハリキったんだけど、こん時は裏目に出ました(笑)。おもしろいから見るべし」(平野)