【札幌】フィンランド・スタディツアー報告会(第1部:主催者の視点から | 第2部:学校の先生の視点から) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:21:33+09:00 Peatix かもめ大学 【札幌】フィンランド・スタディツアー報告会(第1部:主催者の視点から | 第2部:学校の先生の視点から) tag:peatix.com,2019:event-730070 2019-07-28T13:15:00JST 2019-07-28T13:15:00JST /フィンランド・スタディツアー 報告会を開催します! 🇫🇮 🇯🇵\ 「フィンランドの教育」と聞くと「とてもいい教育」というイメージがあるのではないでしょうか?小学校以降の教育は無料で、学校の先生の質は高く、英語をはじめ複数の言語を話すことができるようになり、さらには幸福度がとても高い(フィンランドは、'18年・'19年2年連続で世界幸福度ランキング1位)。どんな教育がなされているのか?その内容に、とても興味があるんじゃないでしょうか? これまで、かもめ大学によるフィンランド・スタディツアーが催行され、直近では、去る4月27日から5月4日まで。これが8回目のツアーです。 フィンランドに行くたびに思うんですが、その教育制度・教育内容の質の高さに、正直なところ、うらやましくなります。「こんな教育が受けたかった...!」と、思うんです、やっぱり。 ですが、そんな中でも、フィンランドに行くたびに、もうひとつ別のことにも気づかされます。それは、フィンランドの人たちの「在り方」です。彼らの何気ない言葉からあふれる、彼らのシンプルな考えや想い。頭で出した答え、というよりも、心が感じていることから出している答え。フィンランドのデザインにも見られるような、引き算された先に生まれた、洗練されていて、そして時にカラフルで鮮やかな「在り方」が、そこに見えるんです。 そんな在り方にふれたくて、フィンランドに訪れています。どんなにすばらしい教育制度や教育内容があったとしても、そこにいる人の「在り方」がくずれていると、その制度や内容は成り立たないと考えているからです。そんなわけで、去る4月27日から5月4日まで開催された、8回目のフィンランド・スタディツアーも、テーマは、フィンランドの「在り方にふれる」です。 今回も、ぐっとくるキーワードを耳にしたことがたくさんありました。それらは報告会でたくさん紹介するとして、ここでは一つだけ紹介すると、フィンランドの教育現場で考える「プロフェッショナル」とは何か?ということ。 みんなの話を聞いて「プロフェッショナル」とはどういうことを指すのか?を、ふりかえってみると、プロフェッショナルとは、目の前の人の話を、ちゃんと聴くことができる人。話を聞いている私が「話をちゃんと聴いている」と自覚している以上に、話をする目の前にいるその人が、「この人は私の話をよく聴いてくれている」と感じられていることが大切だということです。  ひとりひとりの生徒の話をきちんとていねいに聴いて、何を学びたいのか?というニーズを理解し、それらに対して応えていく。インタビューをする中で、生徒はそれが理想の先生だと感じていて、先生もそうありたいと、常々思っていることがわかりました。それができる人のことを彼らは「プロフェッショナル」だと呼んでいるんです。 これまで、教育者として相手の話を「聞いている」つもりではいたけれども、その相手は「この人はわたしの話を聴いてくれている」と認知しているかどうか、ちゃんと確認してきただろうか?そしてそれに対して、より的確に応えられてきただろうか? そんな風に、いつも自分のことを振り返る機会を、フィンランドは与えてくれるんです。 フィンランドの教育制度・教育内容以上に、彼らの在り方や考え方にこそ、これからを考えるヒントが、たくさん詰まっているんです。   <今回のツアーでの訪問先>・小中一貫校(2校)、大学へ訪問・放課後の集いの場「ユースセンター」へ訪問・小学生対象職業体験プログラム施設へ訪問・2018年12月オープン!国内最大規模の図書館訪問・森へのショートトリップ・伝統的なサウナ体験・子育てを終えたご夫婦のお宅へ訪問・かもめ食堂でディナー・途中、エストニアにもショートトリップ<第1部:フィンランドの事例から、教育者として何ができるかを考える>(報告者:高坂翔輔)・フィンランドの教育になぜ注目したのか?・フィンランドの教育制度のしくみと成り立ち・ツアー中、フィンランドの人にどんな質問をしたか?・その質問に、彼らは何と答えたか?・見学先の写真や資料をもとに解説 <第2部:北海道の公立の先生が、自費で、フィンランドの学校に行ってきました>(報告者:船渡川生子 / 戸来友美 / 高坂江里奈)・現役の公立教諭の眼に、フィンランド教育はどう映ったのか・いま、日本の公教育でできること また、フィンランドらしく、インタビューをした質問をもとに、みんなで答えてみる!という対話をベースとしたワークや、第2部では、シナリオなしで報告者全員で対談の時間も設けたいと思っています。 この報告会の内容は、学校教育だけに使えるものではありません。フィンランドの人たちの「在り方」は、教育でもビジネスでもスポーツでも、何においても、言えることだと思っています。フィンランドの「在り方」にふれて、なぜ、それを大切にしているのか?の理解を深め、私たちの日常の思考と行動に落とし込めることは何か?を、いっしょに考えましょう!  <こんな方にオススメです>・教える、育てる立場にある人・教育や子育てにエネルギーをかけている人・教育や子育てには関わっていないけれどビジネスをされている人会場の人数が限られていますので先着順となりますが、お友達をお誘い合わせの上、ぜひお越しください!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[札幌]フィンランド・スタディツアー報告会第1部:フィンランドの事例から、教育者として何ができるかを考える第2部:北海道の公立の先生が、自費で、フィンランドの学校に行ってきました  ▷日時2019年7月28日(日) 開場:13:05 開始:13:15 終了:16:30*終了時刻は、17:00ごろまで、余裕を見ておいていただけると助かります。  ▷ 会場札幌市北区民センター 実習室北海道札幌市北区北25条西6丁目1-1地下鉄南北線「24条駅」1番出口 徒歩7分 ▷ 持ち物筆記用具 ▷ 参加費・2,500円(←一般の方)・1,000円(←かもめ大学のツアー参加者)*小学生以上のご入場には、チケットの購入が必要です。 *小学生未満のお子様のご同伴は可能です。もし、お子様が途中で飽きてしまった場合など、遠慮なく入退室していただいて構いません。 ▷ お願い・注意事項スライド等の写真撮影は可能ですが、フィンランドの人々が映っているスライドの写真を撮影し、SNS等オンライン上にアップロードすることは、プライバシー保護の観点からお控えいただけるようお願いいたします。  ▷ ご確認ください① ワークショップの様子を撮影した写真を活動報告として使用する場合があります。② キャンセル対応はいたしかねます。ご参加がむずかしい場合は、ご興味がある方にチケットを譲渡してください。チケットの購入をもって上記に同意されたものとします。予めご了承くださいませ。 ▷ 第1部 報告者かもめ大学 フィンランド・スタディツアー主催高坂翔輔(たかさかようすけ)1981年、神奈川県生まれ。東京学芸大学教育学部卒。大学卒業後、学習塾を運営する会社に入社し、集団授業・個別指導の講師、教室長、人事部で採用の仕事にも携わる。8年間の塾講師を経て、魔法の質問認定講師としての活動と、フィンランドの教育機関や生活を見学するツアーを企画・主催している。2014年からスタートしたフィンランド・スタディツアーは、これまで8回開催し、100名以上の方とフィンランドに渡航している。 web:https://kamomedaigaku.com/finlandtwitter:https://twitter.com/yohsuketkFacebook:https://www.facebook.com/yohsuketakasakaInstagram:https://www.instagram.com/yohsuketk▷ 第2部 報告者・札幌市公立中学校教諭  船渡川生子(ふなとがわいくこ)・日高管内公立小学校教諭  戸来友美(へらいともみ)・オホーツク管内公立小学校教諭  高坂江里奈(こうさかえりな) ▷ 主催さっぽろしつもん先生プロジェクト~しつもん授業研究会北海道支部~facebook:https://www.facebook.com/sapporoshitumonteacher/