BIO×HARD tech シンポジウム (KRP WEEK2019/Life-tech3days Day2) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-09-24T18:19:10+09:00 Peatix 京都リサーチパーク BIO×HARD tech シンポジウム (KRP WEEK2019/Life-tech3days Day2) tag:peatix.com,2019:event-721728 2019-07-30T13:00:00JST 2019-07-30T13:00:00JST <お申し込みの方は、右の黄色いボタン「チケットを申し込む」よりお申し込みをお願いいたします。>概要(本ページは、KRP WEEK2019開催イベントの紹介ページです。掲載内容は公式ページの情報と同内容です。)京都リサーチパークは、「ライフサイエンス分野課題解決型研究会」BIO×HARD tech Square 【BXHTS】を立ち上げます。ライフサイエンス分野では、周辺の異分野領域の企業が協業することでイノベーションが起きています。細胞培養にロボットを用いる、画像診断にAIを使う、創薬ターゲットを絞るためにビッグデータを使う、等の動きがある中で、本研究会では、Bio-tech系の企業(具体的には、製薬、細胞加工、食品、等)とHard-tech系の企業(具体的にはAI、ロボット、デバイス、IoT、等)の交流を促進し、異分野の知恵が交わることで、新たなビジネスやイノベーションの創出を目的として活動していきます。研究会のキックオフとなる今回のシンポジウムでは、アカデミアと産業界のキーマンに登壇していただき、現状の課題や思いを語っていただきます。産学連携をしたい研究者の方々、オープンイノベーションを担当している大企業の方々、大企業と連携したいスタートアップ企業の方々、ベンチャーキャピタルの方々等のお越しをお待ちしております。<オーバービュー>登壇者:京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 教授 田畑 泰彦 先生テーマ:「ライフサイエンスにおけるバイオマテリアルの役割」バイオマテリアルとは、医療機器およびドラッグデリバリーシステム(DDS)として体内で用いるマテリアル(材料)にとどまらず、広く細胞や生体成分(タンパク質、多糖や核酸など)、細菌などと触れて用いるマテリアル(材料)である。一方、ライフサイエンスとは、これまで生命科学と訳されてきたが、現在は、生活科学を意味し、より広い範囲の研究分野を含む異分野融合領域として発展している。本講演では、再生医療、化粧品、ヘルスケア、生物医学研究、創薬研究などに代表されるライフサイエンス(=生活科学)におけるバイオマテリアルの役割について概説する。<基調講演>登壇者:東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授 落谷 孝広 先生テーマ:「エクソソームの産業応用」エクソソームに秘められたがん細胞の生き残り戦略を徹底的に暴くことで、いよいよ我々は「がん」に対して逆襲するチャンスを得た。エクソソームを標的とした新規がん転移阻害剤の創薬である。また最近話題の免疫チェックポイントにおいても、そこに関与する分子群はがん細胞や免疫細胞の分泌するエクソソームに搭載されている。こうした新たな知見が、すぐに臨床へと展開され、高額な医療が有効な患者群を選び出すための新たな診断となる可能性も生まれている。エクソソーム研究には色々な分野のアカデミアが集う、医学・生物学はもちろん、薬学、材料学、工学、電子工学など、エクソソームの基礎的解析から応用まで、幅白い知識、技術の結集が不可欠である。さらに重要なのはその応用を見据えた産業化だ。エクソソームを測定する技術、エクソソームを大量の培養上澄から回収精製する技術、エクソソームの再生医療当製品としてのクオリティーコントロールを検査する技術、エクソソームを薬物のDDSとして応用する技術など、すべて新たな産業の創生につながるものと確信する。<企業講演>登壇者:リバーフィールド株式会社 創業者 CEO (東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 教授) 川嶋 健嗣 氏テーマ:「大学発ベンチャーによる低侵襲外科手術を支援するロボット開発」外科手術は開腹手術から、体表の小さな孔から内視鏡や鉗子を挿入して行う低侵襲な手術に移行している。患者のQOLが高い手術であるが、医師には高い技術が要求されため、ロボット技術を用いて同手術を支援する医療機器の研究開発が活発である。本講演では今後さらに普及が進み市場の拡大が見込まれる手術支援ロボットの研究開発動向、実用化事例や今後の市場性を紹介する。また、大学発ベンチャーで開発を進めている、マスタスレーブ型の手術支援ロボットシステムを説明する。スレーブ側に空気圧駆動を採用し、小型軽量化を実現しかつ外力推定機能を実装していることを特長としている。<パネリストによる情報提供>登壇者:経済産業省 商務・サービスグループ (講師調整中)テーマ:「バイオエコノミーのための異分野連携」  登壇者:株式会社島津製作所 分析計測事業部 グローバルアプリケーション開発センター(講師調整中)テーマ:「調整中」登壇者:株式会社ニッケ・メディカル 取締役 医療機器事業部長 上杉 昭二 氏テーマ:「ニッケグループのライフサイエンス分野への取組み」ニッケグループでは、新たにライフサイエンス分野における事業への取組みをスタートしました。メディカル用資材を専門に取り扱う組織として、ニッケ・メディカルを2018年12月設立。昨年10月に販売開始した細胞培養足場材Genocel(ジェノセル)を皮切りに、再生医療をはじめとしたライフサイエンス分野で活用いただける様々な繊維加工製品の開発を進めております。テキスタイル製品を祖業とするニッケがなぜ、ライフサイエンス分野へ参入したのか、その取組みに至った経緯から、開発品の一例の紹介とGenocelの製品説明をいたします。登壇者:大阪大学大学院医学系研究科 教授 石井 優 先生テーマ:「蛍光生体イメージングで解く細胞動態ネットワークの世界~免疫炎症・再生研究への展開」 生命システムでは「動き」が重要である。多種多様な細胞の動態は時空間的に精緻にコントロールされている。このようなシステムの研究には、「生きた細胞」を、「生きた組織」「生きた個体」の中で観察する必要がある。本講師は深部組織の観察に適した多光子励起顕微鏡を駆使して、生きた細胞の生きたままの動きのある世界を捉えることを可能にしてきた。本講演で骨髄や免疫組織、血液・がん細胞の動態など、生きた細胞の動態制御に関する生体イメージング研究を中心に紹介し、見ることによって初めて分かった様々な細胞の巧妙な動きとその制御機構について解説し、さらにこれらのを利用した次世代の免疫炎症・再生研究における発展性について紹介する。日時 7月 30日(火) 13:00 ~ 18:40  終了後交流会 18:45~20:00 場所 京都リサーチパーク KRP東地区 1号館4F サイエンスホール対象 AI・IoT・製薬・バイオ・モノづくり等の企業や研究者の方々、ライフサイエンスの異分野連携を目指す方々講師・京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 教授 田畑 泰彦 先生・東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授 医学博士 落谷 孝広 先生・リバーフィールド株式会社(東京医科歯科大学) CEO 川嶋 健嗣 氏・経済産業省 商務・サービスグループ (予定)・株式会社島津製作所 分析計測事業部 グローバルアプリケーション開発センター(講師調整中)・株式会社ニッケ・メディカル 取締役 医療機器事業部長 上杉 昭二 氏・大阪大学大学院医学系研究科 免疫細胞生物学研究室 教授 石井 優 先生参加費一般:1名様¥10,000(税込/交流会費含む)KRP地区入居企業:1名様¥8,000(税込/交流会費含む)※お支払方法は銀行振込のみとなります。申込受付後に、参加登録業務を委託しております「関西ビジネスインフォメーション株式会社」より振込先口座をお知らせいたしますので、指定の口座にお振込みください。振込手数料は貴社にてご負担をお願い致します。また、領収書は銀行振込用紙をもって替えさせていただきたく、ご了承賜りますようお願い致します。※お振込み締切日:2019年7月25日(木) 15:00上記の振込締切日までにお振り込みが難しい場合は、下記までご連絡ください。可能な範囲でお早めにお振込くださいますようお願い致します。<ご連絡先>関西ビジネスインフォメーション株式会社  担当:藤嶺・山下・荒木        電話 06-4803-2238※2019年7月23日(火)17:00以降のキャンセルについてはご返金致しかねます。定員 100名程度 申込締切 7月23日(火)17:00主催 京都リサーチパーク株式会社お問合せ先 京都リサーチパーク株式会社 イノベーションデザイン部 松浦・長田 TEL:075 - 315 - 8491 E-Mail:saisei-s@krp.co.jp