5/14(火)片山杜秀×岡田暁生 司会=山本貴光「クラシック音楽から考える日本近現代史――『鬼子の歌』刊行記念イベント」 @yakumoizuru | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:16:11+09:00 Peatix ゲンロンカフェ 5/14(火)片山杜秀×岡田暁生 司会=山本貴光「クラシック音楽から考える日本近現代史――『鬼子の歌』刊行記念イベント」 @yakumoizuru tag:peatix.com,2019:event-635828 2019-05-14T19:00:00JST 2019-05-14T19:00:00JST 【イベント概要】 鬼才の音楽評論家・片山杜秀氏の新著『鬼子の歌――偏愛音楽的日本近現代史』刊行記念イベント!音楽評論家で、政治思想史研究者の片山杜秀氏。サントリー学芸賞と吉田秀和賞をダブル受賞した『音盤考現学』『音楽博物誌』をはじめとして、教養と知性をそなえた博覧強記ぶり、情熱あふれる語り口で多くの読者を魅了してきた。文芸誌『群像』の連載がまとめられた新著『鬼子の歌』は、そんな片山氏の魅力が濃縮された大著である。本書で描かれるのは、明治以降に生まれた「日本の西洋クラシック音楽」だ。文明開化によって、文学や美術、そして音楽も(西洋)近代化を目指して、西洋からの借り物を咀嚼し、換骨奪胎して、新たな日本文化を生みだしてきた。しかし日本の近代のクラシック音楽は、同じ近代文学や近代美術に比べて注目をされる機会は多くはないと、片山氏は述べる(まるで「鬼子」のようにと)。夏目漱石や森鴎外の小説のように、明治の山田耕筰の歌劇『黒船』が論じられることはあまりない。日本人の作曲家たちは、どのように日本のオペラや交響曲やソナタを作曲してきたのか。それらははたしてどんな音楽なのか。本書では山田耕筰、伊福部昭、黛敏郎、三善晃など、文明開化以降の14人の作曲家とその作品について論を展開しながら、立ち現れてくる日本社会や文化のあり様について語っていく。片山氏の慧眼によって迫る時代のドキュメントは、音楽そのものにあまり詳しい人でなくても興奮をかき立てる面白さだ。そんな本書の刊行記念トークイベントには、片山氏のほか、音楽学者の岡田暁生氏、司会に文筆家の山本貴光氏をお招きする。岡田氏のゲンロンカフェへの登壇は、2017年4月の亀山郁夫氏との対談イベント以来2度目。岡田氏はかつて片山氏の『音楽博物誌』の書評において「僕にとって片山さんは『真に21世紀の音楽批評家の名に値する唯一の人』である」と激賞した。本書に対しても、聴いたことがない曲でさえ読んでいるうちに惹かれていく「批評の究極のマジック」と評を寄せている。山本氏は、書評専門紙『週刊読書人』にて本書の刊行を機に片山氏と対談。「とにかく言及される音楽を端から聴きたくなる」と〝片山節〟の魅力を熱く語っている。新元号「令和」はじめての月にお届けする、「クラシック音楽」から考える日本近現代史。豪華登壇陣によるトークは必聴!片山杜秀『鬼子の歌――偏愛音楽的日本近現代史』(講談社) 【登壇者プロフィール】 片山杜秀(かたやま・もりひで)1963年生まれ。政治思想史研究者/音楽批評家。慶應義塾大学法学部教授。同大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。日本近代音楽の研究により京都大学人文科学研究所人文協会賞を受ける。『音盤考現学』と『音盤博物誌』(共にアルテスパブリッシング、『音盤放浪記』と改題してちくま文庫に収録)で吉田秀和賞とサントリー学芸賞を、『未完のファシズム』(新潮社)で司馬遼太郎賞を受ける。その他の著書に『近代日本の右翼思想』(講談社)、『ゴジラと日の丸』(文藝春秋)、『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』(文春新書)、『見果てぬ日本』(新潮社)、『国の死に方』(新潮新書)、『クラシックの核心』(河出書房新社)、『歴史という教養』(河出新書)、『平成史』(佐藤優氏との対談、小学館)、『近代天皇論』(島薗進氏との対談、集英社新書)等。現在、NHKFMで『クラシックの迷宮』のパーソナリティ、吉田秀和賞、尾高賞、サントリー音楽賞、佐治敬三賞の審査員を務める。岡田暁生(おかだ・あけお)1960年、京都府生まれ。音楽学者、京都大学人文科学研究所教授。大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学、1991年までミュンヘン大学およびフライブルク大学に留学。2001年に『オペラの運命』でサントリー学芸賞受賞、2009年に『ピアニストになりたい!』で芸術選奨新人賞、『音楽の聴き方』で吉田秀和賞受賞。最近はジャズに目覚め、月1でレッスンに通う。師フィリップ・ストレンジと共著で『すごいジャズには理由がある』(アルテスパブリッシング)。近刊に『音楽と出会う』(世界思想社)がある。山本貴光(やまもと・たかみつ)1971年生まれ。文筆家・ゲーム作家。コーエーでのゲーム制作を経てフリーランス。著書に『投壜通信』(本の雑誌社)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文体の科学』(新潮社)、『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(三宅陽一郎との共著、ちくまプリマー新書)、『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満との共著、太田出版)、『サイエンス・ブック・トラベル』(編著、河出書房新社)など。翻訳にジョン・サール『MiND——心の哲学』(吉川と共訳、ちくま学芸文庫)、サレン&ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』(ソフトバンククリエイティブ;ニューゲームズオーダーより再刊予定)など。 【チケットについて】 チケット料金は税込価格です。 ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で、当日の入場受付時に500円のキャッシュバックをいたします。会員割引と学生割引の併用はできません。学生証は国立公立学校または学校法人が発行したものに限ります。 お支払い後のキャンセルは受け付けることができません。あらかじめご了承ください。 【入場・座席について】 開場は開演1時間前の18時となります。 座席はチケットの申し込み順ではなく、当日ご来場いただいた順でのご案内となります。 100名以上のイベントの場合、座席はご来場の時間によっては、見づらいお席やお立ち見席になる可能性がございます。お早めのお越しをおすすめいたします。 ゲンロン友の会上級会員(クラス30以上)の方は、クラスに従って座席予約のサービスがございます。ご利用の方は会員番号を明記のうえ、info@genron.co.jp にご連絡ください。 【そのほか】 イベントは延長となることがございます。途中、10分程度の休憩を挟みます。 イベント中、客席は禁煙となります。 未成年の方、車でご来場の方にはアルコールを提供できません。 18歳未満の方は23時以降の参加はできません。保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。 本イベントはインターネットでの動画配信を予定しております。ご来場のお客様は映像に映り込む可能性がございます。 イベント中の無断録画・録音はご遠慮ください Updates tag:peatix.com,2019-04-24 12:40:29 2019-04-24 12:40:29 タイトル は 5/14(火)片山杜秀×岡田暁生 司会=山本貴光「クラシック音楽から考える日本近現代史――『鬼子の歌』刊行記念イベント」 @yakumoizuru に変更されました。 Orig#429216 Updates tag:peatix.com,2019-04-24 08:30:48 2019-04-24 08:30:48 タイトル は 5/14 片山杜秀×岡田暁生 司会=山本貴光「クラシック音楽から考える日本近現代史――『鬼子の歌』刊行記念イベント」 @yakumoizuru に変更されました。 Orig#429100 Updates tag:peatix.com,2019-04-10 12:37:27 2019-04-10 12:37:27 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#425115