ワークショップⅡ 「リフレクティングワークショップ~異質を折り重ね、うつし合わせる~」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:17:56+09:00 Peatix 国立花巻病院 ワークショップⅡ 「リフレクティングワークショップ~異質を折り重ね、うつし合わせる~」 tag:peatix.com,2019:event-635005 2019-06-08T13:30:00JST 2019-06-08T13:30:00JST 本学会のシンポジウムⅢでは当事者研究やオープンダイアローグといった新しい視点を医療観察法の医療にどのように取り入れていけるかというテーマを扱います。このオープンダイアローグの中核的方法として注目を浴びているのが「リフレクティング」であり、「当事者の前で医療関係者がオープンに意見を交換して当事者がそれに耳を傾ける」などと説明されます。今回はこのリフレクティングにおける第一人者である熊本大学の矢原隆行先生をお迎えして、リフレクティングについてのお話を伺うとともに、実際にリフレクティングトークを体験できる機会をもうけました。この機会に新しいアプローチを知るとともに、何か温かい感情を皆様と共有してこれからの臨床などに取り組める機会になるものと期待しております。  (国立花巻病院 副院長 河上真人)講師紹介 矢原 隆行先生 (熊本大学大学院 人文社会科学研究科 教授)1968年 宮崎県生まれ1991年 九州大学文学部卒業2000年 九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学著書に「リフレクティング 会話についての会話という方法」(ナカニシヤ出版 2016)など多数。オープンダイアローグネットワークジャパン(ODNJP)運営委員  ~矢原先生からのメッセージ~ これまで、家族療法やナラティヴ・アプローチの文脈で日本に紹介されてきたリフレクティングは、近年、精神科医療領域で関心の高まるオープンダイアローグの中核的方法としても注目を集めています。このリフレクティングが、北欧の刑務所において、入所者と刑務所職員、さらに、入所者家族や多機関の職員を含む人々のあいだに会話のスペースをひらく取り組みとして実施されていることをご存知でしょうか。 このワークショップでは、異質を折り重ね、うつし合わせる方法として、リフレクティングの成り立ちや、その実践の具体的内容を紹介するとともに、実際に基本的なリフレクティング・トークを体験し、その様々な活用可能性について、参加者の皆さんとともにお話しできればと思います。