「身にまとう」をアップデートせよ! 〜 ウェルビーイング的な物事の本質に目を向けよう 〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-31T23:30:07+09:00 Peatix Yoichi Takebayashi 「身にまとう」をアップデートせよ! 〜 ウェルビーイング的な物事の本質に目を向けよう 〜 tag:peatix.com,2019:event-630178 2019-04-19T13:00:00JST 2019-04-19T13:00:00JST 本企画は「装身具」というツールを使って我々の“自己”という認識を見つめ拡張させる制作活動を行っているアーティストの那須勲氏の作品展示・サロンになります。一般的にはジュエリーと云われるファッションアイテムですが、このツールが人類の文明/文化の発露や発展に少なからずの影響を及ぼしていたというと驚かれる方もおられるかもしれません。 現残するもっとも古い社会形態を営むアフリカのサン族に見るコミュニティ形成に始まり、護符や祭具としての装身具の意味、三種の神器の一つが何故鏡なのか。また、“宝物/タカラモノ”という文脈を正倉院の御物の中に見ることができるのですが、伝統工芸への我々日本人独自のまなざしを再定義し、激しく変化する時代の価値意識の中で表現を続ける那須氏が、皆さんに対して改めて価値観のシフトを提示しているように思います。那須氏の問いかけはまさに「ワークシフト」や「ライフシフト」といった著書でベストセラーとなっているロンドン大学ビジネススクールのリンダ・グラットン教授が言うところの「シフト(転換)」が迫られる時代に向かっていることと、決して無関係だとは言えません。「ワークシフト」によれば、変化する社会で押しつぶされないために、①広く浅い知識しかもたないゼネラリストから、高度な専門技能を備えたスペシャリストへ、②孤独に競い合う生き方から、ほかのひととと関わり協力し合う生き方へ、③大量消費を志向するスタイルから、意義と経験を重んじるバランスの取れたライフスタイルへ、の3つの「シフト(転換)」が提案されています。クリエイティブ・ジャングルでは、ひとや組織がウェル・ビーイングを追求することを支援しており、那須氏の創作活動はその観点でも非常に親和性が高いものだと認識しています。「ジュエリー」というイメージに新たな一面を見い出し、“自己”に新たなスイッチを差し込む、そんなデバイスとして楽しんでご覧いただけます。装身具を所持し身に着ける喜びや楽しさを一段深いものとして頂けたら幸いです。初日(19日金曜日)の夜に予定しているサロンでは、参加者の方々には、素材、歴史、技法に触れて頂いた後、緩やかなコミュニケーションを交えて、お互いの思考に触れ、新たに価値を再構築するようなワークショップを計画しております。皆さん、展示・サロン、どちらでも結構ですので是非いらっしゃってください。展示期間4/19 (金) 13:00 – 19:004/20 (土) 10:30 – 19:004/21 (日) 10:30 – 19:00展示閲覧料:無料サロン (参加者上限数:15名)4/19 (金) 19:30 – 22:00サロン参加料:2,000円(税込) (軽いお食事と飲み物付)お申し込み:有料チケットをお買い求めください。先着15名様で、4/13(土、終日)まで受付致します。展示およびサロン会場〒107-0062 東京都港区南青山6-1-6 パレス青山 4Fhttps://goo.gl/maps/FDPN6xDYCNJ2 那須勲岡山県倉敷市生まれ幼少期に覗き込んだ水晶の光に魅せられ、石の世界へ。学生時代、オパール鉱山主との出会いから宝石の道を志し世界の宝物探訪に延べ40カ国余りを歴訪。NYの鑑定学校への学費を得る為、モロッコにて貿易会社起業。帰国後、ジュエリー関連メーカー・問屋に勤務。26歳の時独立。世界の装身具のルーツの研究、日本文化を伝える活動、ラジオの環境番組や雑誌をプロデュース。2009年、日本の美意識を神話的表現した作品を阪急うめだ本店美術画廊にて作家としてデビュー作発表。2013年にはミラノサローネ、2014年にはNYにてPHILLIPS DESIGN WEEK PREVIEWに選ばれ出品するなど国内外で精力的に活動を続ける。現在も画廊・ギャラリー、神社などを中心に、祈りをテーマに人に内在するスウィッチ的作品を発表し続けている。竹林陽一 (コーディネーター兼ファシリテーター)(株)クリエイティブ・ジャングル代表取締役兼CHO (Chief Happiness Officer)。ハピネス・デザイナー。2001年からのニューヨーク生活をきっかけに、生活に身近な芸術に感動を覚え、徐々にアートに触れ始める。帰国してモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスにて金融商品開発に従事した後、農業ベンチャーやアートコンテンツ解説製作会社等で役員を務めた。2016年冬に起業、おとな向けアート講座ではこれまでに経営者をはじめとする200名以上の方々に参加頂いている。東京大学工学部卒、米コロンビア大学大学院博士課程中退(修士号取得)。