武邑塾2019 第一回 データは誰のものか?―GDPR以後の世界― | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:14:40+09:00 Peatix 武邑塾 武邑塾2019 第一回 データは誰のものか?―GDPR以後の世界― tag:peatix.com,2019:event-623211 2019-04-18T19:00:00JST 2019-04-18T19:00:00JST 武邑塾2019『第一回データは誰のものか?―GDPR以後の世界―』  2013年12月から2017年1月までの約3年間、メディア美学者・武邑光裕氏が塾長をつとめ計15回開催された「武邑塾」には延べ2000名を超える塾生が参加し、多彩な知のリレーによる塾生間の創発的なネットワーク効果を実現してきました。そして最終回から2年……元塾生や新たな世代からの再開の要望に応え、2019年4月、新生武邑塾=「武邑塾2019」がスタートすることになりました。 武邑塾長がベルリンに移住されてから丸4年、その間、世界はEU製のデジタル経済やその未来像に注目し始めています。日本経済もこれまでの米国やアジアとの関わりだけでなく、EUとの連携を強化しているのは周知の通りです。2019年2月2日には日/EU経済連携協定(EPA)が発効され、EUは昨年5月に施行されたGDPR(一般データ保護規則)と同レベルの個人データ保護を日本が満たしていると認める「十分性認定」を裁定しました。これはEUと日本による世界最大のデータ保護フローエリアの誕生を意味しており、EU6億人の経済市場が日本と急接近することになります。「武邑塾2019」のテーマは「GDPR以後の欧州:EU製のインターネットと未来」です。Brexitに揺れるEUにあって経済・ビジネス分野のデジタル革新はEU再生の鍵となり、世界に大きな影響を与えるソーシャルインパクトとなっています。「武邑塾2019」ではGDPR以後の世界のデータ保護環境を見据え、「GAFAの後退はあるのか?」「自己主権経済(フィンテックAPI)とは何か?」「AIとIoTの限界とは?」「ベルリンのチャレンジャーバンクはなぜ成功を収めたのか?」等々……今や世界を牽引する欧州の革新的なトピックに注視していきます。 新生武邑塾の第一回はゲストには、憲法学者で慶應義塾大学大学院法務研究科教授の山本龍彦氏とNHKプロデューサーの日置一太氏をお迎えし、GDPR以後10カ月の展開の中でデータはどのように世界を変え、世界を動かしているのかについて多角的な視点から展望していきます。いまや世界のデータ経済が抱える問題は複雑かつ多岐に渡ります。「データの所有権」は既存の問題を解決するものではなく、新種の問題を生み出すからです。デジタル経済における「オーナーシップ」の変更は私たちにどのような影響をもたらすのでしょうか……武邑塾長の講義とお二方のゲストを交えたトークセッションで喫緊の課題の核心に迫ります。◆開催日時:4月18日(木) 開演19時00分(開場18時30分)◆開催場所:デジタルガレージ(代官山DGビル9階)◆受講料:10,000円(税込)◆タイムテーブル: 19:00-19:10(10分) 「武邑塾 2019」スタートにあたって 水口哲也(「武邑塾 2019」発起人) 19:10-20:10(60分) 第一部:講義「データは誰のものか?―GDPR以後の世界―」 武邑光裕 20:10-20:30(20分) 休憩 20:30-21:30(60分) 第二部:トークセッション  武邑光裕(「武邑塾 2019」塾長)  山本龍彦(憲法学者・慶應義塾大学大学院法務研究科教授)  日置一太(NHKプロデューサー)  モデレーター:水口哲也(「武邑塾 2019」発起人)◆注意事項:今回のイベントに関する動画配信、及び講義資料の共有はございませんので、予めご了承のほど宜しくお願い致します。◆ご登壇者(敬称略)●武邑光裕1954年東京都生まれ/1978年日本大学大学院芸術研究所修了。日本大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。1980年代よりメディア論を講じ、VRからインターネットの黎明期、現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。2013年より武邑塾を主宰。著書『記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普及財団テレコム社会科学賞を受賞。2017年、Center for the Study of Digital Life(NYC)フェローに就任。現在、ベルリン在住。このほか近著に『さよならインターネット GDPRはネットとデータをどう変えるのか』(ダイヤモンド社)『ベルリン・都市・未来』(太田出版)がある。●日置一太 1963年生まれ /NHK大型企画開発センター チーフプロデューサー早稲田大学法学部卒業後 NHK入局、NHKスペシャルなどのドキュメンタリー番組を制作。主なテーマは、アフリカ、中東、南米などの第三世界の戦争と平和構築、原子力、民主主義など(新シルクロード、マネー資本主義、21世紀の潮流、アフリカゼロ年、海の放射能汚染) 近年は、「放送記念日特集」や「BS1スペシャル個人データが世界を変える」などの番組でパーソナルデータをめぐる世界の光と影を取材。明治学院大学国際平和研究所研究員。●山本龍彦1976年生まれ/慶應義塾大学法科大学院教授。慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI) 副所長。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。慶應義塾大学法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学、慶應義塾大学)。専門は憲法学、情報法学。現在、経済産業省=公正取引委員会=総務省「デジタルプラットフォームを巡る取引環境整備に関する検討会」委員、総務省「AIネットワーク社会推進会議(AIガバナンス検討会)」構成員、ピープルアナリティクス&HRテック協会理事、情報法制学会(ALIS)運営委員などを務める。主な著書に、『憲法学のゆくえ』(日本評論社、2016年〔共編著〕)、『おそろしいビッグデータ』(朝日新聞出版社、2017年)、『AIと憲法』(日本経済新聞出版社〔編者〕、2018年)などがある。=========「武邑塾」公式facebookページhttp://facebook.com/takemurajuku お問い合わせ先「武邑塾」事務局info@takemurajuku.com