月刊 平野勝之(第十一回)『由美香2005 GAS物語』『UNDER COVER JAPAN 風と共に去りヌ』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-30T23:48:18+09:00 Peatix UPLINK 月刊 平野勝之(第十一回)『由美香2005 GAS物語』『UNDER COVER JAPAN 風と共に去りヌ』 tag:peatix.com,2014:event-62062 2014-12-13T19:30:00JST 2014-12-13T19:30:00JST 映画監督・平野勝之がAV作品を中心にセレクトし、なかなかお目にかかれない作品を上映するまさかの月例企画映画監督・平野勝之のフィルモグラフィー&解説集『「監督失格」まで 映画監督・平野勝之の軌跡』(ポット出版刊)の中で取り上げられた作品を中心に、平野監督自らナビゲーターとなり「ぜひ劇場で観てほしい!」と選りすぐったAVから8mm、他レア映像など何が飛び出すか分からない月例上映会。■上映作品『由美香2005 GAS物語』(2009年/約52分/HMJM ハマジム)未公開作品【解説】映画「監督失格」を制作する引き金となった作品。2005年、平野は14年間勤めたAV制作会社シネマユニットガスを離れる事になり、その記念になるドキュメントAVを制作する事になった。その撮影途上で、林由美香の急死に遭遇する。入れ替わりで入社してきた演劇女性、苅谷文の目を通して物語は描かれる。事件当日、別の場所でもう一台のカメラが回っていた…。「監督失格」のアウトテイク的作品。初公開。「監督失格の中盤のいくつかのシーンと、例の林由美香急死現場の映像は、この作品の撮影中に起きた出来事でした。自分とAV制作会社であるシネマユニットガスの歴史、みたいなドキュメントを撮っていたので、由美香にも出てもらおうと撮影していました。例の事件の影響で本作の完成まで3年ほどかかってしまい、納品はしたのですが、結局は未公開のままになっていました。あの時、何が起こっていたのか?苅谷文という女の子が回したカメラと、その視点で描かれます。監督失格とは繋がっていますが、また別のお話となっています。」(平野)『UNDER COVER JAPAN 風と共に去りヌ』(2004年/約52分/HMJM ハマジム)※オムニバス「UNDER COVER JAPAN」より平野勝之パート【解説】2003年クリスマス~2004年正月まで、北は北海道、本州は東京、南は沖縄、と、それぞれ平野勝之、カンパニー松尾、真喜屋力、が同時にカメラを回し、それぞれの年末、正月の行動を描いたオムニバス作品。そこから吹雪の中、自転車で北海道を放浪する平野勝之編を上映。クリスマスの礼文島で吹雪に見舞われテントを潰されたり、正月の宗谷岬に元旦だけ集まるライダーたちの様子を描くロードムービー。オリジナル版では、カンパニー松尾編のみ女性が登場しカラミがある。平野、真喜屋編では女性すら登場しない。初期ハマジムの意欲作。「これはねー、1999年の僕の映画「白 THEWHITE」の完全な続編です。なんか「白~」の後、妙な虚無感がずーっとあって、あてもなく厳冬の北海道を放浪している感じを描きたかったんだと思う。「白~」と同じく映像的クオリティは崩していません。物語が死滅した後の物語、というか、物語の無い物語って感じでしょうか?オリジナル版ではカンパニー松尾が「勝っちゃんが北海道で吹雪にまみれて頑張ってるから」って、よくわからない理由で、トンでもない相撲取りみたいな女性と黙々とセックスしてたり(笑)。なんか、そんなところもカンパニー松尾とは妙な因縁と友情を感じたりして(涙)。別に北海道で苦労してるからって、無理矢理セックスしなくてもいいと思うんだけど(笑)。そこはカンパニー松尾らしい面白さで、なかなか壊れてます。そんな事を想像しながら見ると深く楽しめますね(笑)」(平野)■ゲストカンパニー松尾(AV監督『テレクラキャノンボール』『劇場版 BiSキャノンボール2014』)■日時:2014/12/13(土) 19:00開場/19:30上映開始■料金:一律¥1,800■受付開始時間:18:00