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丸山は、これまで「紙と鉛筆で学ぶ量子コンピュータ入門」という演習形式のセミナーを、繰り返し開催してきました。この「紙と鉛筆で学ぶ」というコンセプトは、量子コンピュータの動作は、基本的には、「紙と鉛筆」で「計算」することで理解できるというものでした。
今回のハンズオンは、それとは少し趣旨が違います。「紙と鉛筆」で「計算」するのではなく、量子コンピュータで計算させる為に必要な「量子プログラミング」の基礎を学ぶことが獲得目標です。
今年に入って、IBMさんが量子コンピュータの商用サービスを開始したことをご存知の方は多いと思います。同時に、IBMさんが、無償で実際の量子コンピュータにアクセスできるサービスを始めていることは、画期的だと思います。今回のハンズオンは、この「実際の量子コンピュータ」に触れることのできるサービスの開始に触発された企画です。
これからはもう、誰でも、ネット越しに無料で量子コンピュータを動かしてみることができる時代がはじまっていくんですね。思っていたより、だいぶ早いです。
ただ、少し問題がありました。
一つには、ハンズオン当日に、お目当の量子コンピュータが、ちゃんと機能しているか保証がありません。先日の状態ですと、IBMさんが無償で提供している4台の量子コンピュータのうち、3台が「メインテナンス中」でした。(その点は、有償の「商用サービス」とは、違っても仕方ないですね。)
もう一つには、もしも、実際の量子コンピュータが動いていたとしても、ハンズオンで数十人が一斉にログインした時の挙動の予測がつきません。多分、ハンズオンの参加者だけでなく、世界中からのアクセスもあるでしょうから。やってみないとわかりません。
今回のハンズオンでは、次の四つのことを学びます。
内容的には、次の二つが、中心になります。
ハンズオンの主要な目的は、量子コンピュータ上でのプログラミング手法の習得にあります。この点では、量子コンピュータについての基礎的な知識があった方がいいと考えています。ハンズオンの前半で、予備的な講義を行います。
次の図は、演習課題の例で、それぞれ「Bell State ゲート」と「量子テレポーテーション」の回路図です。


Qiskit、演習課題のJupyter Notebookを含む実習環境は、あらかじめクラウド上のインスタンスに、こちらでインストールしておきます。そこから実際の量子コンピュータにアクセスします。ですので、参加者は、普段お使いのノートを持ち込んでもらうだけで、ハンズオンに参加できます。
■セミナータイトル
『量子コンピュータで学ぶ量子プログラミング入門』
[Hosted by 角川アスキー総合研究所]
※ハンズオンと合わせて日本アイ・ビー・エム(株)の三橋朗氏より「IBMの量子コンピューターの取り組み」をうかがいます。
■開催日時
2019年3月23日(土)13:00 ~ 19:00(12:30 受付開始)
■会場
五番町グランドビル7階/KADOKAWAセミナールーム(東京都千代田区五番町3-1)
地図: http://ir.kadokawa.co.jp/company/map/ichigaya.php
■対象者
■受講時に必要な環境について
■参加費※下記「チケットの購入について」をご確認ください※
一般:20,000円(税込)
マルレク協賛会員:15,000円(税込)
学生:10,000円(税込)
■定員
約50名
■講師
丸山不二夫(まるやま・ふじお)氏

<プロフィール>
東京大学教育学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。稚内北星学園大学学長、早稲田大学大学院情報生産システム研究科客員教授等を歴任。オープンソースのコミュニティ活動に積極的に参加。日本Javaユーザー会名誉会長。日本Androidの会名誉会長。クラウド研究会代表。近年では、日本のIT業界がグローバルな技術イノベーションの一翼を担うことを目標に、連続講演会「マルレク」を主宰し、クラウドコンピューティングや人工知能などの技術について講演を行っている。
三橋 朗(みつはし・ろう)氏
日本アイ・ビー・エム(株)
アジアパシフィック IP ライセンシング
テクノロジー&IP事業開発 IPビジネス&アライアンス部長

<プロフィール>
1980年日本アイ・ビー・エム入社。CPU, ストレージ技術部門を経て、 1994年に光磁気製品の部門長に就任。
その後、 DVDのコピープロテクション関連技術で多くの業界との交渉を行 う。1997年よりIBM Corporationの
最先端半導体ブロセス開発アライアンス及びチップの共同開発を日 本のお客様に対して担当する。
2005年よりテクノロジーサービス事業を推進し数多くの戦略的 なテクノロジー協業を行う。2007年から
IBM Corporationのテクノロジーをベースとしたアライアン ス、共同開発、 テクノロジーライセンスを日本のお客樣向けに担当。
現在は量子コンピューター、AI、材料探索、 半導体等を中心に様々な分野でお客様とのテクノロジーの協業を推 進している。
■主催
株式会社角川アスキー総合研究所
※講義内容は予定です。都合により変更となる場合があります。
※定員となり次第申込受付終了とさせていただく場合がございます。
※お申込み(チケットの購入)前に、下記の『開催に関する注意事項』を必ずお読みください。
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本イベントへのご参加にあたり、予めご確認いただきたい点についてのご説明です。下記4点について、お申込みの前にご一読くださるようにお願いを申し上げます。
1. 当日会場への入退室などについて
2. 当日スムーズにご入場いただく為、下記の準備を事前にお願いいたします
<Androidをお使いの方> http://ptix.co/ZHKkS8
原則としてクレジットカードの利用明細書、またはコンビニ決済時のレシートを領収書としてご利用いただけます。その他 Peatix では領収書の代わりに支払いの証明として利用いただける領収データ(PDF)をダウンロードいただくこともできます。領収データに関する詳しい情報は、Peatix ヘルプセンターの該当記事をご参照ください。
チケットお申込み後、登録されたメールアドレスにQRコード付Eチケットメールをお届け致しますので、イベント当日、開場受付にてメールの画面をご提示いただくか、またはプリントアウトした用紙をお持ちください。上記でご説明している Peatix のスマートフォンアプリが便利です。
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イベントに関するお問い合わせ先:
株式会社角川アスキー総合研究所
アスキー事業部リサーチメディア室
TEL:03-5216-8125
メール:seminar@lab-kadokawa.com
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量子コンピュータで学ぶ量子プログラミング入門
■本イベントの内容について(講師・丸山氏からのご案内文)
丸山は、これまで「紙と鉛筆で学ぶ量子コンピュータ入門」という演習形式のセミナーを、繰り返し開催してきました。この「紙と鉛筆で学ぶ」というコンセプトは、量子コンピュータの動作は、基本的には、「紙と鉛筆」で「計算」することで理解できるというものでした。
今回のハンズオンは、それとは少し趣旨が違います。「紙と鉛筆」で「計算」するのではなく、量子コンピュータで計算させる為に必要な「量子プログラミング」の基礎を学ぶことが獲得目標です。
今年に入って、IBMさんが量子コンピュータの商用サービスを開始したことをご存知の方は多いと思います。同時に、IBMさんが、無償で実際の量子コンピュータにアクセスできるサービスを始めていることは、画期的だと思います。今回のハンズオンは、この「実際の量子コンピュータ」に触れることのできるサービスの開始に触発された企画です。
これからはもう、誰でも、ネット越しに無料で量子コンピュータを動かしてみることができる時代がはじまっていくんですね。思っていたより、だいぶ早いです。
ただ、少し問題がありました。
一つには、ハンズオン当日に、お目当の量子コンピュータが、ちゃんと機能しているか保証がありません。先日の状態ですと、IBMさんが無償で提供している4台の量子コンピュータのうち、3台が「メインテナンス中」でした。(その点は、有償の「商用サービス」とは、違っても仕方ないですね。)
もう一つには、もしも、実際の量子コンピュータが動いていたとしても、ハンズオンで数十人が一斉にログインした時の挙動の予測がつきません。多分、ハンズオンの参加者だけでなく、世界中からのアクセスもあるでしょうから。やってみないとわかりません。
今回のハンズオンでは、次の四つのことを学びます。
- 量子ゲートの働きについて、その基礎的な理論を学びます。
- 量子プログラミングとは、基本的には、プログラムで量子回路を構成することです。基本的なゲートを組み合わせて量子回路を構成するプログラミング手法を学びます。
- 構成した回路をシミュレータで動作を確認します。IBMのQiskitには、多くの種類のシミュレータが用意されていますので、その使い方を学びます。
- 実際の量子コンピュータで回路を動作させる方法を学びます。構成した量子回路を、実際の量子コンピュータで実行します。
内容的には、次の二つが、中心になります。
- エンタングル状態を生み出すBell Stateゲートを構成して、エンタングルメントの特徴を観察します。
- エンタングルメントを利用した「量子テレポーテーション」回路を構成し、その働きを理解します。
ハンズオンの主要な目的は、量子コンピュータ上でのプログラミング手法の習得にあります。この点では、量子コンピュータについての基礎的な知識があった方がいいと考えています。ハンズオンの前半で、予備的な講義を行います。
次の図は、演習課題の例で、それぞれ「Bell State ゲート」と「量子テレポーテーション」の回路図です。


Qiskit、演習課題のJupyter Notebookを含む実習環境は、あらかじめクラウド上のインスタンスに、こちらでインストールしておきます。そこから実際の量子コンピュータにアクセスします。ですので、参加者は、普段お使いのノートを持ち込んでもらうだけで、ハンズオンに参加できます。
【開催概要】
■セミナータイトル
『量子コンピュータで学ぶ量子プログラミング入門』
[Hosted by 角川アスキー総合研究所]
※ハンズオンと合わせて日本アイ・ビー・エム(株)の三橋朗氏より「IBMの量子コンピューターの取り組み」をうかがいます。
■開催日時
2019年3月23日(土)13:00 ~ 19:00(12:30 受付開始)
■会場
五番町グランドビル7階/KADOKAWAセミナールーム(東京都千代田区五番町3-1)
地図: http://ir.kadokawa.co.jp/company/map/ichigaya.php
■対象者
- なんらかの言語を利用したプログラミング経験があり、 今回使用するプログラミング言語である「Python」 がどのような言語かを理解されている方( Pythonでの開発経験自体は問いません)
- 量子コンピュータの概要レベルでの知識をお持ちの方( セミナーの中で、基本的な事項については、 改めて触れるようにします。)
■受講時に必要な環境について
- ノートPCをご持参される場合は、無線LANに接続可能であれば Windows / macOS どちらでもご参加可能です。
- ただし、受講には「最新版の Google Chrome」がインストールされているマシンである必要があります。
- 適切なマシンが用意できない方には PC(Windows 10ノート)をご用意します。
数に限りがございますのでご希望の方は事前に事務局(seminar@lab-kadokawa.com)までご連絡ください。
■参加費※下記「チケットの購入について」をご確認ください※
一般:20,000円(税込)
マルレク協賛会員:15,000円(税込)
学生:10,000円(税込)
■定員
約50名
■講師
丸山不二夫(まるやま・ふじお)氏

<プロフィール>
東京大学教育学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。稚内北星学園大学学長、早稲田大学大学院情報生産システム研究科客員教授等を歴任。オープンソースのコミュニティ活動に積極的に参加。日本Javaユーザー会名誉会長。日本Androidの会名誉会長。クラウド研究会代表。近年では、日本のIT業界がグローバルな技術イノベーションの一翼を担うことを目標に、連続講演会「マルレク」を主宰し、クラウドコンピューティングや人工知能などの技術について講演を行っている。
三橋 朗(みつはし・ろう)氏
日本アイ・ビー・エム(株)
アジアパシフィック IP ライセンシング
テクノロジー&IP事業開発 IPビジネス&アライアンス部長

<プロフィール>
1980年日本アイ・ビー・エム入社。CPU, ストレージ技術部門を経て、 1994年に光磁気製品の部門長に就任。
その後、 DVDのコピープロテクション関連技術で多くの業界との交渉を行 う。1997年よりIBM Corporationの
最先端半導体ブロセス開発アライアンス及びチップの共同開発を日 本のお客様に対して担当する。
2005年よりテクノロジーサービス事業を推進し数多くの戦略的 なテクノロジー協業を行う。2007年から
IBM Corporationのテクノロジーをベースとしたアライアン ス、共同開発、 テクノロジーライセンスを日本のお客樣向けに担当。
現在は量子コンピューター、AI、材料探索、 半導体等を中心に様々な分野でお客様とのテクノロジーの協業を推 進している。
■主催
株式会社角川アスキー総合研究所
※講義内容は予定です。都合により変更となる場合があります。
※定員となり次第申込受付終了とさせていただく場合がございます。
※お申込み(チケットの購入)前に、下記の『開催に関する注意事項』を必ずお読みください。
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開催に関する注意事項(お申込み前に必ずご一読ください)
本イベントへのご参加にあたり、予めご確認いただきたい点についてのご説明です。下記4点について、お申込みの前にご一読くださるようにお願いを申し上げます。
1. 当日会場への入退室などについて
- 受付は会場となる、五番町グランドビルの 7F にておこないます。
- 当日はエレベーターで 7F までお上がりいただき、受付をお済ませください。
- オフィスビル内の会場となるため、セキュリティ上の都合、原則として途中外出/再入館はご遠慮ください。
- 飲み物は会場内に自動販売機がございます。またビル 1F にはコンビニ(セブン-イレブン市ヶ谷駅前店)がございます。
- ご都合により途中退場される方はスタッフまでお声がけください。
- 開演1時間後(14:00)には受付を締め切ります。遅れて到着される際などには Peatix メッセージ機能にて、主催者側へのご連絡をくださるようにご協力をお願いいたします。
- 会場には無線LANによるインターネット接続のご用意があります。
2. 当日スムーズにご入場いただく為、下記の準備を事前にお願いいたします
- 受付にて名刺を1枚頂戴いたします。
- スマートフォンをお持ちの方は、お手持ちのデバイスへ Peatix アプリ をダウンロードしてください。
<Androidをお使いの方> http://ptix.co/ZHKkS8
- アプリ内に入場チケットがございます。「購入されたチケット名と枚数」および「チェックイン」ボタンが表示された画面を受付にてご提示ください。
- 「チェックイン」ボタンは受付スタッフが確認の上で押しますので、ご自身では押さないようにしてください。
- スマートフォンをお持ちでない方、もしくはアプリをダウンロードできない方は、購入完了メール内の “ウェブで確認”より表示されるQRコード、あるいはQRコードが印刷された用紙を受付にてご提示ください。
- 携帯電話(フィーチャーフォン)でお申し込みの方は、お申込み時にご登録いただくメールアドレスが携帯電話の場合、迷惑メール防止の為に受信設定をしていると、チケットに関するご案内メールを受け取れない場合があります。受信設定をしている場合は「@peatix.com」からのメールが受け取れるよう設定の上、支払い手続きを行ってください。
- イベントに関する事務連絡は『Peatix メッセージ機能』を通じてお送りいたします。イベントによっては開催前後に資料ダウンロード情報などをお知らせすることもございます。
- 事務局がメッセージを送付すると、Peatixへご登録されているメールアドレス宛に、メッセージが届いている旨の自動メールが配信されます。
- また Peatix アプリをご使用の場合は、アプリ下部にある『プロフィール』タブのなかに、ご自身のアカウントへ届いているメッセージ一覧を確認いただける機能もございます(アプリからの通知を許可しておくと、メッセージ受信時のご確認に便利です)。
- 特に開催日の前後は、事務局からご連絡をお知らせする機会が発生しやすいため、Peatix へご登録のメールアドレスや、Peatix アプリをご確認くださるよう、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
- なお Peatix へご登録されているメールアドレスの確認や変更の方法については、こちらをご参照ください。
- 学生参加の方は、当日は必ず学生証をご持参のうえご来場ください。受付にて学生証の確認ができない場合、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。
- マルレク個人協賛会員の方は、回特別に5,000円引の割引価格で受講いただけます。
- なお、協賛会員で申し込まれる方は、マルレク個人協賛のお申込みに利用したメールアドレスをお使いください。違うアドレスですと、会員の確認が取れませんので、会員割引が受けられない場合がございます。
- 「マルレク個人協賛会員」への協賛お申し込みは、下記のサイトから受け付けています。
- マルレク個人協賛に関するお問い合わせについて、弊社(角川アスキー総合研究所)ではお応えしかねます。上記ページに記載されている連絡先へお問い合わせくださるよう、お願いいたします。
領収書について
原則としてクレジットカードの利用明細書、またはコンビニ決済時のレシートを領収書としてご利用いただけます。その他 Peatix では領収書の代わりに支払いの証明として利用いただける領収データ(PDF)をダウンロードいただくこともできます。領収データに関する詳しい情報は、Peatix ヘルプセンターの該当記事をご参照ください。
チケット受渡方法
チケットお申込み後、登録されたメールアドレスにQRコード付Eチケットメールをお届け致しますので、イベント当日、開場受付にてメールの画面をご提示いただくか、またはプリントアウトした用紙をお持ちください。上記でご説明している Peatix のスマートフォンアプリが便利です。
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イベントに関するお問い合わせ先:
株式会社角川アスキー総合研究所
アスキー事業部リサーチメディア室
TEL:03-5216-8125
メール:seminar@lab-kadokawa.com
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Updates
- イベント詳細情報を更新しました。 Diff#416420 2019-03-08 02:27:26
Sat Mar 23, 2019
1:00 PM - 7:00 PM JST
1:00 PM - 7:00 PM JST
- Venue
- 五番町グランドビル 7F / KADOKAWA セミナールーム
- Tickets
-
一般 SOLD OUT ¥20,000 マルレク協賛会員 SOLD OUT ¥15,000 学生(当日学生証確認有) SOLD OUT ¥10,000 関係者枠(コード記入必須) SOLD OUT ¥20,000
- Venue Address
- 東京都千代田区5番町3-1 Japan
- Organizer
-
角川アスキー総合研究所2,694 Followers
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