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第14回 臨海地区産学官連携フォーラム

Description
臨海地区には数々の公的研究機関、大学、インキュベーション施設が存在し、オープンイノベーションの創出に好適な立地です。
産業技術総合研究所、東京都立産業技術研究センター、アジアスタートアップオフィス MONOは、臨海地区において、企業、大学、公的研究機関等が結集して、各組織の強みや研究、事業を気軽に紹介・議論する場を提供しています。各組織間の連携を促進することで、お互いの活動の一層の活性化を図ることにより、臨海発の新たなオープンイノベーションの創出を目指し、技術交流会「臨海地区産学官連携フォーラム」を開催しています。ぜひお気軽にご参加下さい。


日 時  平成31年2月5日(火) 15:00-18:15
場 所  産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館11階 江東区青海2-3-26 (テレコムセンター駅徒歩1分)    
参加費  <第一部> 無料、 <第二部> 2,000円
主 催  国立研究開発法人産業技術総合研究所 臨海副都心センター/地方独立
行政法人東京都立産業技術研究センター/アジアスタートアップオフィスMONO


<第一部> 講演と意見交換

今回のテーマ:「運動」



【講演】
1 「ヒトの運動・感覚能力拡張のためのデジタルヒューマン技術」
産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 村井昭彦

概要:ヒトの能力は、ヒトと環境のインタラクションによって表現され、そのインタラクションを定量的に計測・解析・介入することでヒトの運動・感覚能力を拡張することができます。ここでは、スポーツをテーマとし、ヒトの運動計測・解析の基盤となるデジタルヒューマン技術から、ヒトの運動解析・可視化のリアルタイム化によるバイオフィードバック、そして多層運動力学シミュレーションによる未知のパフォーマンスのシミュレーションについて説明します。また、ヒトと環境のインタラクションの制御について最新の成果を紹介し、このような技術によるヒトの運動・感覚能力の拡張について議論したいと考えております。



略歴:2009年に東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻博士課程修了後,Disney Research, Pittsburgh及びCarnegie Mellon Universityにて博士研究員,東京大学大学院情報理工学系研究科にて特任助教を経て,2015年より産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究グループにて研究員となり,現在人間拡張研究センターにて研究を遂行する.その他にも修士課程修了後には三菱重工業株式会社神戸造船所に勤め,トンネル掘削機や大型機器製造管理に携わった.
ヒトがどのように動くのか,動きそのものやその背景にある機序に興味があり,ヒトのモデル構築やそれにもとづく運動解析,そして介入による運動・感覚能力拡張の研究に携わっている.ヒトの全身の筋を解剖学に忠実にモデル化して989本の筋を持つ全身詳細筋骨格モデルを構築し,運動学や動力学,最適化計算により筋張力の推定,またそのリアルタイム可視化を実現した. またヒトと環境の運動力学的なインタラクションをモデル化し,それをリアルタイムに制御することでヒトの能力の回復や拡張を目指している.


2「認知症における運動」
産業技術大学院大学 産業技術研究科 創造技術専攻 助教 田部井 賢一

概要:定期的な運動は、高齢者の認知症の予防、あるいは高齢者の認知機能の低下を抑制すると多くの観察研究において示されており、積極的に推奨されています(日本神経学会監修, 2017)。本講演では健常高齢者の認知症予防と認知症患者の認知機能の維持・改善を目的とした、運動と音楽を組み合わせた介入の効果について発表します。具体的には神経心理検査とVoxel-based morphometryの結果から、他の介入群との効果の違いや効果の予測因子について述べていきます。



略歴:三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座助教を経て現職。
認知症に対する非薬物療法、音楽処理に関する脳イメージング研究に従事している。共訳、共著に『音楽と脳科学』、『医学的音楽療法』、『音楽心理学入門』、『音楽的コミュニケーション』などがある。


【ショートプレゼンテーション(事業紹介)】



1、「スポーツ撮影におけるドローンの利活用」
RedDotDrone共同創業者 三浦望

概要:様々な分野において、ドローンの活用が注目を浴びています。
私たちは、 スポーツ撮影に特化したドローンの活用方法を研究開発しています 。 広域スポーツなどにおいてドローンによる映像撮影は救世主となり ましたが、選手などへのGPS送信機の装着、ソフトウェアによる自動制御での撮影、 複数機による協調性のある撮影システムの構築など、 空におけるカメラスタジオ開発は始まったばかりです。
進化した画像解析技術、AIによるサジェスチョン、 完全自律飛行など様々な可能性がある分野ですが、 これまでの弊社の実績、実証実験の様子などを踏まえて、 今後のこの世界の一端をご紹介したいと思います。



略歴:秋田大学鉱山学研究科情報工学専攻。修士(工学)
日本、ベルギー、シンガポールにて各種ソフトウェア開発に従事。
2017年シンガポール拠点のRedDotDrone Pte.Ltd.を設立。


2、高精度位置情報サービスMovaLocationと「証拠に基づく科学的介護」
ムーバクラウド株式会社 代表取締役社長 李 水平

概要:日本人の高齢化に伴い、認知症高齢者が特に夜間、 介護施設や病院内の非常ドアからの外出、施設内の他の老人への迷惑行為、 トイレなどへの座り込みのまま動けなくなる危険など認知症や徘徊老人の問題は、 多くの人が直面する深刻な問題となってきています。さらに、 病院・介護施設では働き手が常に不足する状況に便乗して、 規定の時間までサービスをしなければいけないにも関わらず、早々と切り上げて時間いっぱいの金額を請求するなど悪質な業者が 出現することも問題になっています。
私たちは、 数10cmの高精度リアルタイム位置情報プラットフォームMovaLocationを提供しております。
介護施設内を想定した徘徊老人が「今、どこにいるか」 のモニタリング、どこにいることが多いかという定着性、どの程度屋内を移動したかという移動性、入居者の屋内の移動経路 ・介護者の巡回行動の見落としの発見などのデータ分析により、「証拠に基づく科学的介護」 を可能にする研究開発をご紹介したいと思います。



略歴:中国科学技術大学情報学専攻修士課程修了後、長年に亘り、 インターネットバンキングシステムや物流基幹システム等の大型プロジェクトの開発を担当。
スマートフォン自動テスト関連分野における特許を取得。2015年にムーバクラウド株式会社を設立し、「I oT x AIで人々により良い生活を」というビッジョンの元、スマホ・ タブレットの導入を支援するキッティング自動化サービスから、
高精度リアルタイム位置情報プラットフォーム「MovaLocation」を展開。


3、人間の動作や安全性の評価『人間にとっての使いやすさ』を製品開発に活かす
東京都立産業技術研究センター 墨田支所・生活技術開発セクター 後濱 龍太

概要:生活技術開発セクター(墨田支所)では、「感覚を数値化する」、 「ヒトをはかる」、「モノをはかる」をキーワードに、人間にとっての使いやすさを製品開発に活かした高付加価値なものづくりを支援しています。このたび 、生活動作計測スタジオの整備および新たな機器の導入を行いました。人間の特性、生活空間・環境を考慮したものづくり支援を拡充し、新たな製品・サービスの創出を促進していきます。生活動作計測スタジオを中心に、弊所の技術支援を紹介いたします。

【ポスター展示会場での質疑応答】

「講演、ショートプレゼンテーション」 
  および 
「人間の動作や安全性の評価
『人間にとっての使いやすさ』を製品開発に活かす」

東京都立産業技術研究センター 墨田支所・生活技術開発セクター

<第二部> ポスター発表と交流会 (会費制:2000円)

Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#404131 2019-01-24 07:45:53
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Tue Feb 5, 2019
3:00 PM - 6:15 PM JST
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Venue
産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館11階
Tickets
第一部、第二部参加(2000円会場払い) FULL
第一部のみ参加(無料) FULL
第二部のみ参加(2000円会場払い) FULL
Venue Address
江東区青海2-4-7 Japan
Organizer
臨海地区産学官連携フォーラム
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