第2回「大企業でもイノベーションを起こせる」 ~組織改編をすることなしに、そのままで~(8名限定) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-01T04:27:05+09:00 Peatix zenschool 第2回「大企業でもイノベーションを起こせる」 ~組織改編をすることなしに、そのままで~(8名限定) tag:peatix.com,2018:event-577576 2018-12-19T19:10:00JST 2018-12-19T19:10:00JST 前回開催した本セミナーですが満席となって好評でしたので、12月に第2回を開催したいと思います。本セミナーでは、大企業に属しながらzenschoolを受講し、企業内で実際にAIビジネスについてイノベーションを起こした事例について紹介します。アイデアをゼロから生み出し、独自の世界観を持って企業内で新事業を立ち上げるときに実際に生じる困難をどのように乗り切って最終的に事業化したのか、オープンにはお伝えできない部分を紹介したいと思います。そして、実際に現在も事業を成長せている事例について対話形式でディープに話し合えればと考えています。大手・ 中堅企業にて新規事業やオープンイノベーションのミッションを担 っている方、ご参加いただいて対話しましょう!タイムライン19:00 開場19:10 開始19:10   各自自己紹介・チェックイン19:20-20:10   「大企業でもイノベーションを起こせる」講演20:10-20:40     参加者同士の対話20:40  チェックアウト20:50  終了~退室準備 その後、1時間程度の懇親会を予定しております。 日時:2018年12月19日(水) 19:10-21:00(開場19:00) 会場:BasisPoint新橋店 貸会議室 Room.C会費:ドネーション制(価値を感じていただけましたらお気持ちだけいただければと思います) 大企業でのイノベーション事例(著書「トゥルー・イノベーション」より抜粋) 大企業でイノベーションが定着しない理由 さて、ここまではイノベーションが立ち上がってからの成長速度について見てきた。しかし、それ以前に中規模以上の会社で、社内でさまざまな調整が必要な場合、どのようにしたらイノベーションを起こせるのかという疑問を持つ人は多いだろう。 個人や中小企業よりも経済的に比較的大きなインパクトがあるのは、従業員300人以上の中堅企業や、数万人もいる大企業である。本当はイノベーションがいちばん必要とされているのは大企業だろう。しかしながら、企業が大きくなればなるほどイノベーションの創出が困難になる。 理由はいろいろあるが、大企業の組織体制が、イノベーションを受け入れる体制になっていないことがいちばんの原因だろう。たとえば、今、大企業は、「オープン・イノベーション」をキーワードにして、外部のベンチャーなどと連携し、「ハッカソン」などでアイディアを共有しながら、新商品開発を行うということを、盛んに行っている。 日本のメーカーでは、そのような「ハッカソン」イベントは盛んに行われている。大企業の社内だけではなく、社外のベンチャーなどとも積極的にハッカソンに参加し、ハッカソンを通じて、新たなアイディアを生み出そうとしている。そして、ハッカソンで生まれたアイディアをベースに、試作品レベルの製品やサービスを生み出す段階まではきている。 しかし、生み出されたイノベーティブな製品を、デザイン思考や、コストをかけずに最低限の試作品で顧客の反応を見るリーン・スタートアップの手法で事業部に定着させようとしているのだが、なかなかその先が進まないようだ。  これだけ、オープン・イノベーションが叫ばれているが、すでにオープン・イノベーションのブームから2~3年のちかく経過しているのも現実だ。そろそろオープン・イノベーションに触発されて生み出された新製品がバンバン出てきてもよさそうだ。特に日本の製造業、開発の足が速い家電メーカーなどを中心にオープン・イノベーションの果実が市場に投入されてもよい頃だろう。 しかし、なかなかそのようにならない主な理由は、せっかくの先進的なプロダクトも、生み出された事業部の管理下に戻ると、とたんに潰されてしまうという現状がある。事業部が本来持っているミッションと、生み出されたイノベーティブな製品の趣旨が異なることがほとんどだからだ。 そもそも、本当にイノベーティブな製品は事業部のカバーしている事業範疇など軽々とと超えてしまう。しかし、タテ割の事業部制を取り入れているメーカーのおおくは、事業部の対象カテゴリーを超えた新製品は、事業部のミッションとは異なるということで、試作品までは予算をさいてくれても、なかなかその先までいかない。 事業部の枠組みを超えて調整が必要になるイノベーティブな製品の取り扱いに困ってしまうのである。そんなつまらない理由でオープンイノベーションや、ハッカソンで生み出された製品の多くが、事業部に戻った段階で「お蔵入り」となってしまうことはよくあるのだ。 「禅的」対話で社員の意識を変えた トゥルー・イノベーション:三木 康司  (著)  https://www.amazon.co.jp/dp/448418222X