(一般:当日精算)shelf volume 27 「AN UND AUS|つく、きえる」

Description
作 / ローラント・シンメルプフェニヒ(Roland Schimmelpfennig)
翻訳 / 大塚直
演出 / 矢野靖人
ドラマトゥルク / 仁科太一

stage performing rights: S. Fischer Verlag Frankfurt/Main

It's the memory of ”us” about the 2011 earthquake and tsunami in Japan and the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident, that had written by a German playwright in 2013.

二〇一三年、ひとりのドイツ人作家が戯曲にしたためた、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故についての〈われわれ〉の記憶。

出演 /
川渕優子, 三橋麻子, 沖渡崇史, 横田雄平, 江原由桂, 杉村誠子, 大石憲, 鈴木正孝

照明協力 / 則武鶴代
衣装協力 / 竹内陽子
宣伝美術 / オクマ タモツ
記録映像撮影 / TANJC
制作助手/ 竹村沙恵子、春日茉衣
協力 / 一徳会/K・A・G
主催・企画制作 / 一般社団法人shelf

日時:
2018年12月14日(金)~17日(月)@The 8th Gallery(CLASKA, 学芸大学)
14日(金)15:00 /19:00 開演
15日(土)15:00 /19:00 開演
16日(日)15:00 開演
17日(月)15:00 /19:00 開演

・受付開始、及び開場は開演の15分前です。
・上演時間は80分を予定しています。

会場・アクセス:
The 8th Gallery(CLASKA, 学芸大学)
東京都目黒区中央町1-3-18
Tel: 03-3719-8121(CLASKA)
東急東横線「学芸大学」駅、徒歩12分

チケット:
一般前売(事前決済)3,500円
学生前売(事前決済)2,500円
一般早割 2,500円(Peatixのみ、事前決済※11月14日(水)24:00まで!!


演出ノート:
大規模な災害や、戦争などの災悪が起きたときのその災悪の記憶の仕方に関心がある。記憶の仕方、あるいは記憶のされ方について。現実(リアル)の確かな手触り(リアリティ)を、それがふとした瞬間に失われて分からなくなることがある。それは大きな災害や災悪に出会ったときに起きやすい事象だと思う。

一見すると何とも不可思議で奇形的といって差し支えないような人物描写から始まるシンメルプフェニヒのこの戯曲は、しかし詩的で美しく、寓意的な物語だ。そしてそのように事物から適切な距離を取って物語ることだけが、不条理で、普通の感覚では受け止め切れない、感情の落としどころのない災悪の記憶の仕方、歴史に対しての人類の落とし前の付け方として最も適した方法なのかもしれない。

アウシュビッツ以降、詩を書くことは野蛮である、と言ったのはアドルノだった。

詩は、無意識の記憶に似ている。そして詩は、無意識の発露たる夢に似ている。

人間はそれがリアル(現実)だからリアリティを感じるんじゃない。リアリティを感じるからそれをリアル(現実)だと思うのだ。

詩的でカタストロフ的とも思えるようなシンメルプフェニヒのこの戯曲を出来るだけリアルに、即ち現実(リアル)の不可解さをそのままに舞台の上に上げてみたいと思う。そしてそこからの恢復の手段としてのリアリティとしての物語(フィクション)の在り方を突き詰めてみたい。

演出、矢野靖人

ドラマトゥルクより:
ドイツの作家であるシンメルプフェニヒによって書かれた『つく、きえる』は2013年に日本の新国立劇場で世界初演、2016年にドイツ初演となりました。この作品は作家が自ら行った東日本大震災の取材をもとに書かれたものです。私はちょうど2016年にドイツに留学していたため、マンハイム劇場での上演を観劇することができましたが、とても詩的な作品だと思いました。

人は東日本大震災のような圧倒的な出来事と出くわしたとき、そのことをどのように受け止めるでしょうか? それが未曽有の大災害だったことを、私はニュースを通して知ったわけですが、まさにその真っただ中にいた人びとは? おそらく何が起きたのか理解するのも困難だったのではないでしょうか。

シンメルプフェニヒのテクストは一見すると、ナンセンスなイメージの羅列のようです。そのイメージの断片からぼんやりと何が起こったのかを想像することはできますが、明白な情報、筋の通った話は書かれていません。でも考えてみれば、私たちの世界というものも、そもそも雑多な知覚の寄せ集めでしかなく、はっきりとした情報や物語というものは後から作られたものでしかありません。そうした情報以前の知覚のようなものが、この戯曲では詩的に描かれていると思います。

ドラマトゥルク、仁科太一

劇評:
[…]渋谷playroomでshelf『Hedda Gabler』。イプセンの原作戯曲は日本でもしばしば上演されているが、普通はヘッダの強力なキャラを中心化して上演される。しかしそこはイプセンに何度も挑んできた矢野靖人、ヒロインをバラバラに分解し、かつ他の人物に光を当てる。その結果、ともすればプリミティブな心理劇になってしまうものがアクチュアルな寓話性を帯びることになる。shelfがやっているのは名作戯曲の翻案ではなく、それをプレテクストにした、現在日本演劇なのだと思う。[…]
(shelf volume21"Hedda Gabler" 評 ― 佐々木敦氏、批評家)



Dec 14 - Dec 17, 2018
[ Fri ] - [ Mon ]
7:00 PM - 10:00 PM JST
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Venue
CLASKA
Tickets
12月14日(金)15:00 開演(一般当日精算、3,500円)
12月14日(金)19:00 開演(一般当日精算、3,500円)
12月15日(土)15:00 開演(一般当日精算、3,500円)
12月15日(土)19:00 開演(一般当日精算、3,500円)
12月16日(日)15:00 開演(一般当日精算、3,500円)
12月17日(月)15:00 開演(一般当日精算、3,500円)
12月17日(月)19:00 開演(一般当日精算、3,500円)
Venue Address
東京都目黒区中央町1-3-18 Japan
Organizer
shelf
125 Followers
Attendees
2