大澤聡×片山杜秀「『平成』の終わりに考える日本思想――教養主義、右翼思想、社会批評」【四天王シリーズ #4】 @sat_osawa | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:42:27+09:00 Peatix ゲンロンカフェ 大澤聡×片山杜秀「『平成』の終わりに考える日本思想――教養主義、右翼思想、社会批評」【四天王シリーズ #4】 @sat_osawa tag:peatix.com,2018:event-423217 2018-09-28T19:00:00JST 2018-09-28T19:00:00JST 【イベント概要】 平成が終わろうとしている。 激動の時代と言われる長い昭和を経て、1989年から始まった「平成」。 この間、日本思想は大きく変質した。 冷戦構造の崩壊後、1993年に55年体制は終焉を迎え、1996年に橋本内閣が成立すると、一挙に新自由主義がメインストリームに躍り出る。 1999年には「2ちゃんねる」が開設され、「ネトウヨ」と名指される新たな保守層が形成された。 しかしこれらの変化は、明治に始まる近代日本の帰結であることを見逃してはならない。 『近代日本の右翼思想』『未完のファシズム』などの著作で、戦前の右翼思想を鮮やかに読み解き、佐藤優との共著『平成史』ではこれらの知見を踏まえながら、平成日本の本質を解き明かした片山杜秀。 著書『批評メディア論』で戦前の文壇を徹底分析し、日本における「論壇」や「批評」の条件を明らかにすると、新著『教養主義のリハビリテーション』では、読書の習慣が喪失し、歴史感覚が失われていくなかで、いかに教養主義を現代に甦らせうるかを説いた大澤聡。 膨大な文献研究を通して、近代から現在までを一貫したパースペクティブで読み解いてきた2人の論客が、「平成」が終わろうとするいま、あらためて日本思想の軌跡と行く末を語る。 新たな元号を迎えるために必聴の対談。 【登壇者プロフィール】 大澤聡(おおさわ・さとし) 1978年生まれ。批評家/メディア史研究者。近畿大学文芸学部准教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。日本の思想やジャーナリズムの歴史的変遷を分析しつつ、現代社会やカルチャーに関する批評活動も広くおこなっている。著書に『批評メディア論』(岩波書店)。編著に『1990年代論』(河出書房新社)、『三木清教養論集』(講談社文芸文庫)、『三木清大学論集』(同)、『三木清文芸批評集』(同)などがある。Twitter:@sat_osawa 片山杜秀(かたやま・もりひで) 1963年生まれ。政治思想史研究者/批評家。慶應義塾大学法学部教授。同大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。卒論で天皇と右翼、修士論文で安岡正篤、博士課程時の論文で原理日本社等を扱う。1990年代には、フリーのコラムニスト、日本のクラシック音楽作曲家を主に扱う音楽批評家として活動。日本近代音楽の研究により京都大学人文科学研究所人文協会賞を受ける。2008年から思想史研究者として母校に勤める。『音盤考現学』と『音盤博物誌』(共にアルテスパブリッシング)で吉田秀和賞とサントリー学芸賞を、『未完のファシズム』(新潮社)で司馬遼太郎賞を受ける。その他の著書に『近代日本の右翼思想』(講談社)、『ゴジラと日の丸』(文藝春秋)、『見果てぬ日本』(新潮社)、『クラシックの核心』(河出書房新社)、『平成史』(佐藤優氏との対談、小学館)、『近代天皇論』(島薗進氏との対談、集英社新書)等。2014年から3年間、朝日新聞の文芸時評を担当。大宅壮一ノンフィクション賞やサントリー音楽賞の審査員を歴任。現在、NHKFMで『クラシックの迷宮』のパーソナリティ、吉田秀和賞と尾高賞と佐治敬三賞の審査員を務める。 【チケットについて】 チケット料金は税込価格です。 ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で、当日の入場受付時に500円のキャッシュバックをいたします。会員割引と学生割引の併用はできません。学生証は国立公立学校または学校法人が発行したものに限ります。 お支払い後のキャンセルは受け付けることができません。あらかじめご了承ください。 【入場・座席について】 開場は開演1時間前の18時となります。 座席はチケットの申し込み順ではなく、当日ご来場いただいた順でのご案内となります。 100名以上のイベントの場合、座席はご来場の時間によっては、見づらいお席やお立ち見席になる可能性がございます。お早めのお越しをおすすめいたします。 ゲンロン友の会上級会員(クラス30以上)の方は、クラスに従って座席予約のサービスがございます。ご利用の方は会員番号を明記のうえ、info@genron.co.jp にご連絡ください。 【そのほか】 イベントは延長となることがございます。途中、10分程度の休憩を挟みます。 イベント中、客席は禁煙となります。 未成年の方、車でご来場の方にはアルコールを提供できません。 18歳未満の方は23時以降の参加はできません。 保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。 本イベントはインターネットでの動画配信を予定しております。ご来場のお客様は映像に映り込む可能性がございます。 イベント中の無断録画・録音はご遠慮ください