第13回 臨海地区産学官連携フォーラム

Description
臨海地区には数々の公的研究機関、大学、インキュベーション施設が存在し、オープンイノベーションの創出に好適な立地です。
産業技術総合研究所、東京都立産業技術研究センター、アジアスタートアップオフィス MONOは、臨海地区において、企業、大学、公的研究機関等が結集して、各組織の強みや研究、事業を気軽に紹介・議論する場を提供しています。各組織間の連携を促進することで、お互いの活動の一層の活性化を図ることにより、臨海発の新たなオープンイノベーションの創出を目指し、技術交流会「臨海地区産学官連携フォーラム」を開催しています。ぜひお気軽にご参加下さい。

日 時  平成30年10月2日(火) 15:00-18:15
場 所  東京都立産業技術研究センター 青海本部 江東区青海2-4-10 (テレコムセンター駅徒歩1分)  
参加費  <第一部> 無料、 <第二部> 2,000円
主 催  国立研究開発法人産業技術総合研究所 臨海副都心センター/地方独立
行政法人東京都立産業技術研究センター/アジアスタートアップオフィスMONO

15:00~17:00<第一部> 講演と意見交換
「~音・超音波でインフラ・加工 から 楽器練習 まで~」

講演
1「人工知能技術を活用した風力発電スマートメンテナンスの取り組み」〜 AIで風車の異常を見つける〜
産業技術総合研究所 人工知能研究センター 人工知能応用研究チーム 緒方 淳 主任研究員

概要:世界的に再生可能エネルギーの普及が進む中、風力発電の導入拡大が期待されています。

一方で、風車は内部の構成要素が多岐にわたり、専門的な知識と訓練が必要でメンテナンス作業が繁雑な点、各種トラブルの発生頻度に対するメンテナンス作業の非効率性、

故障要因のトラブルシューティングに多大な人的時間的労力が必要とされる等、運用に関する課題も多く見られます。

我々は風車をはじめとした産業機械に対する「スマートメンテナンス」の実現を目指し、人工知能技術に基づく状態監視技術(異常検知技術)の研究開発を行っています。

本講演では、風車センサーデータ(振動データ)を用いたAI異常検知技術、また国内で実際に稼働中の大型風車を対象とした実証実験について紹介します。



略歴:2003年龍谷大学理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。

同年、産業技術総合研究所に入所し、現在、人工知能研究センター主任研究員。

音声認識・理解に関する研究に従事し、音声情報検索サービスPodCastle等、音声認識技術を活用したシステム、アプリケーションの研究開発を推進。

最近では、信号処理・機械学習技術を活用して、風力発電システムを中心とした社会インフラ診断支援の研究開発を行うなど、社会課題解決を目指した幅広い研究開発を展開している。



2「超音波で何ができるか  ~洗浄、接合、非破壊検査、距離計など多様な活用~」
光音技術研究所 代表 加藤 光吉 

概要:超音波技術が産業分野だけでなく身の回りの製品にも応用されるようになって久しく、超音波という言葉もポピュラーになったと言えるでしょう。その内容も時代を反映した製品開発が盛んに行われてきました。今後も広範な分野での利用が期待されますが、超音波技術を利用する上で、特徴的な特性があります。本講演では、超音波の基礎と利用技術の原理的な解説を行うとともに、応用事例を多面的に紹介します。それらの事例の中から、皆様のセレンディピティに引っかかるヒントが得られることを期待しています。


略歴:東京電機大学卒業
東京都立工業技術センターにおいて音波、超音波に関する試験・研究・技術支援に従事
2011年光音技術研究所開設
東京都立産業技術研究センター エンジニアリングアドバイザー

5分間プレゼンテーション(事業紹介)・情報提供

1「株式会社アルファプロダクトの非破壊検査技術」
株式会社アルファプロダクト 専務取締役 技術担当 原 徹 
概要:株式会社アルファプロダクトの主要な3つの非破壊検査技術についてご紹介します。
1つめは高精度画像から自動的にクラックを抽出する技術で、高さ90mの構造物でも足場無しに外観調査が可能です。実績のある最小精度は0.085mmで、経時変化の確認や、ドローンの使用も可能です。
2つめはコンクリートの超音波探査装置です。音速からの強度推定やクラック深さ測定などが補修鉄板越しに行える装置です。
3つめは外側からドラム缶の内面のきずや腐食箇所が探査できる装置です。1回で約2.8m2の範囲を測定できる効率の良さが特徴です。

略歴:2000年に兵庫県六甲治山事務所と堰堤の調査補修技術開発プロジェクトを開始。現在の技術の基礎を確保。
2008年新型転換炉ふげんで超音波によるコンクリート強度推定法採用。
2009年被災した柏崎原子力発電所で埋設管探査実施。
2013年クラック自動抽出技術NETIS登録。KT-130046-V。
2017-8年日本原子力開発機構で2年連続ドラム缶内面調査の論文発表。


「リコーダーを電子楽器のように小さな音にできないか」

KOTORI楽器 川西 絵里子

概要:AIの開発で人間の脳の仕組みが明らかになりつつある中、楽器演奏が子どもの脳の発達と、高齢者の認知症の抑制や改善に効果があることが世界で研究されています。日本で一番体験者が多い楽器はリコーダーではないでしょうか。 しかし、現代社会で、90デシベルを出せる家庭は僅かで、学校でも昼休みは練習禁止というのが現実だそうです。 楽器練習の弊害は音量で、こっそり練習出来ればゲームと変わらずに楽しめます。主婦の知恵とネットで見る事が出来る学術論文、展示会で見つける新素材、低予算でも出来る開発と製造工夫で起業しました。 




略歴:1989年 結婚 2児を出産
2011年 リコーダー音量をコントロールする開発に着手 
2012年 特許取得
2013年 「KOTORI楽器」を開業

3.「AI技術を使った映像解析による食品工場の衛生・安全管理システムの開発」
ブローダービズ株式会社 代表 林亭

概要:深層学習技法を使った映像解析技術よって、作業ラインでの作業者の位置や動きを観測することによって、定常動作と特異(異常)動作や部外者の侵入を検知して、その画像・映像と共に管理者に通知する、または緊急措置を実施することができるシステムの開発を行っています。
NEDOの「AI システム共同開発支援事業」として助成金対象となっています。


略歴:1959年北海道生まれ
大学卒業前後より事業立ち上げと経営を繰返して、2017年7月ブローダービズ株式会社を設立し代表取締役に就任。

17:15~18:15<第二部> ポスター発表と交流会 (会費制:2000円) 


※情報は随時更新いたします。








Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#371792 2018-09-20 09:02:39
Tue Oct 2, 2018
3:00 PM - 6:15 PM JST
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Venue
Tickets
第一部、第二部参加(2000円会場払い)
第一部のみ参加(無料)
第二部のみ参加(2000円会場払い)
Venue Address
江東区青海2丁目4−10 Japan
Organizer
臨海地区産学官連携フォーラム
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Attendees
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