『彫刻1——空白の時代、戦時の彫刻/この国の彫刻のはじまりへ』 刊行記念トークセッション | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-01T09:28:28+09:00 Peatix koishikawa 『彫刻1——空白の時代、戦時の彫刻/この国の彫刻のはじまりへ』 刊行記念トークセッション tag:peatix.com,2018:event-415464 2018-08-25T19:00:00JST 2018-08-25T19:00:00JST 『彫刻1——空白の時代、戦時の彫刻/この国の彫刻のはじまりへ』 刊行記念トークセッション~戦争・詩・彫刻:高村光太郎の戦争詩をめぐって~この6月、彫刻についての叢書『彫刻SCULPTURE』(トポフィル)が刊行されました。編著者は、彫刻家でもある小田原のどかさん。創刊となる『彫刻SCULPTURE 1』では、論考、彫刻家へのインタビュー、鼎談、そして詩が収録され、長く「空白の時代」とされていた戦中の彫刻の動向と、スカルプチャーの訳語としての彫刻のはじまりに光が当たりました。 本書に収録された8本の論考と詩では、孤立主義と軍国主義に落ちこんでいった時代と併走した彫刻の姿が、インタビューと鼎談では、大学における彫刻教育とハラスメント、美術館での作品検閲など、アクチュアルな彫刻の問題がそれぞれ検討されました。そして本書全体を通じて、戦時の彫刻と詩の深い関わりが浮かび上がります。 そこで、このたび『彫刻SCULPTURE 1』刊行記念として、二人の若手詩人をお招きして、小田原さんとともに、戦争と彫刻と詩の関わりについて検討するイベントを開催いたします。 第二詩集『オバマ・グーグル』で小熊秀雄賞を受賞し、『彫刻SCULPTURE 1』に詩を寄稿された山田亮太さんと、エルスール財団新人賞を受賞した気鋭の詩人鈴木一平さん、そして小田原のどかさんが、彫刻と詩のクロスポイントを探りつつ、近代日本の詩と彫刻に多大な影響を及ぼした高村光太郎の戦争詩に迫ります。どうぞ、足をお運びください。登壇者プロフィール: 山田亮太(やまだ・りょうた) 詩人。1982年北海道生まれ。主な詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社、2009)、『オバマ・グーグル』(思潮社、2016、第50回小熊秀雄賞受賞)。TOLTA メンバー。TOLTAでの主な作品にアンソロジー『現代詩100周年』(2015)、主な展示に「質問があります」(アーツ前橋、2017)。 鈴木一平(すずき・いっぺい) 詩人。1991年宮城県生まれ。「いぬのせなか座」「Aa」参加。詩集に『灰と家』(いぬのせなか座、2016、第35回現代詩花椿賞最終候補)。第6回エルスール財団新人賞[現代詩部門]受賞。 小田原のどか(おだわら・のどか) 彫刻家、彫刻研究。1985年宮城県生まれ。出版レーベル・トポフィル共同主宰。編著に『彫刻の問題』(トポフィル、2017)。主な展覧会に「小田原のどか個展STATUMANIA 彫像建立癖」(京都造形芸術大学ARTZONE、2017)。群馬青年ビエンナーレ2015優秀賞、第12回岡本太郎現代芸術賞。【イベント概要】日時:2018年8月25日(土) 19:00~21:00 (18:30開場)チケット代: 2000円(1ドリンク付き)※1ドリンク(ビール・ワイン・スペシャルティコーヒー・アイスティーなどからお選びいただけます)場所:神楽坂モノガタリ東京都新宿区神楽坂6-43 K's Place 2F(神楽坂駅1番出口目前。ガラス張りのビル)03-3266-0517 (12:00~20:00)(月曜定休)イベントへのご参加はお電話でも承っております。お気軽にお問い合わせください。http://www.honnonihohi.jp/みなさまのご来場を心よりお待ちしております。