『原民喜 死と愛と孤独の肖像』刊行記念 梯久美子×三浦しをんトークイベント | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-10-14T14:51:38+09:00 Peatix 神保町ブックセンター 『原民喜 死と愛と孤独の肖像』刊行記念 梯久美子×三浦しをんトークイベント tag:peatix.com,2018:event-402182 2018-07-21T16:00:00JST 2018-07-21T16:00:00JST 悲しみの詩人、原民喜を語る梯久美子『原民喜 死と愛と孤独の肖像』(岩波新書)刊行記念 梯久美子 × 三浦しをん トークイベント   原爆文学の名作「夏の花」で知られる、原民喜。2015年には岩波文庫で『原民喜全詩集』が出版され、同年、短篇小説集『幼年画』(サウダージ・ブックス。のちに瀬戸内人より新版)が、さらに『原民喜童話集』(イニュニック、2017年)、『夢の器 原民喜初期幻想傑作集』(彩流社、2018年)が刊行されるなど、近年、再評価の機運が高まっています。宮下奈都さんの『羊と鋼の森』(文藝春秋)の中で原民喜の言葉が印象的に引かれていることから関心を持たれた方も多いのではないでしょうか。 その原民喜の評伝を、島尾ミホの評伝『狂うひと』(新潮社)で読書界を震撼させた梯久美子さんが書き下ろし、上梓しました。( https://www.iwanami.co.jp/book/b371357.html)原民喜の遺書を読んだことから彼に心ひかれた梯さんは、原民喜が自分を表す言葉として書き記した「死」「愛」「孤独」をキーワードに、その生涯を読み解きます。ひとりの繊細で魅力的な人物、優れた作家、苛烈な災禍の経験者は、いかに生き、いかに死んだのか――。原民喜の人生とその作品を、あらたによみがえらせ、紹介する一冊です。 本書、『原民喜 死と愛と孤独の肖像』の刊行を記念し、かねてから原民喜がお好きで、最新小説『ののはな通信』(KADOKAWA)も話題の三浦しをんさんをゲストにお迎えし、トークイベントを開催いたします。梯さんは執筆を通してどのように原民喜に向きあったのか、三浦さんは原民喜の何に魅力を感じるのか、お二人の原民喜への思いを語りあっていただきます。  15:15  受付開始15:30  開場16:00  トークイベント開始  梯久美子(かけはし・くみこ) ノンフィクション作家。1961年、熊本市生まれ。北海道大学文学部卒業後、編集者を経て文筆業に。2005 年のデビュー作『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。同書は米、英、仏、伊など世界8 か国で翻訳出版されている。著書に『昭和二十年夏、僕は兵士だった』、『昭和の遺書 55 人の魂の記録』、『百年の手紙 日本人が遺したことば』、『カラー版 廃線紀行 もうひとつの鉄道旅』、『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』(読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞受賞)などがある。   三浦しをん(みうら・しをん) 作家。1976年、東京生まれ。2000年『格闘するものに○(まる)』でデビュー。以後、『月魚』、『ロマンス小説の七日間』、『秘密の花園』などの小説を発表。『悶絶スパイラル』、『あやつられ文楽鑑賞』、『本屋さんで待ちあわせ』など、エッセイ集も注目を集める。『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を、『舟を編む』で本屋大賞を、『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞を受賞。ほかの小説として『むかしのはなし』、『風が強く吹いている』、『仏果を得ず』、『光』、『神去なあなあ日常』、『天国旅行』、『木暮荘物語』『政と源』などがある。小説最新作は『ののはな通信』。