なぜいま「マスバランス方式」が求められるのか?〜コーヒーから再エネ業界まで、描く未来を実現するためのアプローチとは〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-06-21T19:34:55+09:00 Peatix ハーチ株式会社 なぜいま「マスバランス方式」が求められるのか?〜コーヒーから再エネ業界まで、描く未来を実現するためのアプローチとは〜 tag:peatix.com,2024:event-4015639 2024-07-04T16:30:00JST 2024-07-04T16:30:00JST 私たちが暮らす世界を見渡すと、地球温暖化や森林破壊、貧困や飢餓など、解決すべき社会課題が多くあります。世界を取り巻く課題はより複雑化しており、その解決策は一つではありません。より良い社会を実現していくためには、絡み合った糸を解いていくように、今できることを一つひとつ実行していくことが鍵となります。こうした中で、産業界も様々なアプローチで社会課題に向き合っています。その一つが「マスバランス方式」という手法です。これは、紙パルプ産業で普及しているFSC認証(国際的な森林認証制度)、カカオ豆やコーヒー豆のフェアトレード認証など、私たちの身近なところでも活用されている、物質収支方式と呼ばれる方法です。ある特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部にその特性の割り当てを行うもので、原料調達・原料構成が多岐に渡る産業や大規模な産業、サプライチェーンが複雑な産業でも、インプット量に応じてその特性を製品に割り当てることができるため、導入しやすいのが特徴です。また、環境や人権に配慮した原料への移行コストも最小限にとどめることができるなどのメリットがあります。例えば、カーボンニュートラルの実現に向け、社会全体のバイオマス度をいち早く高めていかなければならない移行期や、供給量が限られる小規模農家がフェアトレードとして販売する機会を増やす上で、マスバランス方式は有効なアプローチだと言えます。今回はそんな「マスバランス方式」をテーマに、プラスチック業界の三井化学、パーム油やチョコレートなどの原料調達を行う不二製油、そして海外事例に精通しているハーチ欧州からお話をします。マスバランス方式とは何か?なぜ今産業界で採用が進むのか?そして、マスバランス方式を活用して目指す社会はどんな未来なのか…?多様な業界・属性の登壇者と共に、より良い社会へのアプローチを一緒に考えませんか?企業のサステナビリティ担当、素材調達担当者の方はもちろん、サステナブルな製品開発に取り組む方やマスバランス方式について知りたい方に必見のセミナーです。みなさまのご参加お待ちしています。 ◾️当日のアジェンダ 1. 化学業界におけるマスバランス方式の活用と背景:三井化学2. 素材調達におけるサステナビリティの実現に向けて:不二製油3. 世界で活用されているマスバランス方式の採用事例:ハーチ欧州4. トークセッション~マスバランス方式の活用の意義性と今後~:三井化学・不二製油・ハーチ欧州5. 質疑応答 ◾️こんな方におすすめ 企業のサステナビリティ部門の方 企業の素材調達・製品開発担当の方 マスバランス方式に興味がある方 バイオマスプラスチック・リサイクルプラスチックに関心がある方 カーボンニュートラルや社会課題への解決を、ビジネスを通して実践したい方 ◾️イベント概要 開催日時:2024年7月4日(木) 16:30~18:00(会場オープン16:20)会場:オンライン(Zoom ウェビナー)定員:1,000名(先着)参加費:無料参加方法:イベント当日までに、配信URLをお送りいたします。※このイベントは、ハーチ株式会社・三井化学株式会社・株式会社メンバーズ、3社共催となります。申込み情報は主催企業間で共有させていただき、ご連絡させていただく場合がございます。 ◾️登壇者プロフィール 河村憲守氏三井化学株式会社 グリーンケミカル事業推進室 バイオグループリーダー大学では有機金属化学を学び、2001年三井化学入社。触媒や素材の研究開発、事業企画を経て、2023年4月よりグリーンケミカル事業推進室。現在はバイオ担当として石油由来原料からバイオマス由来原料への転換を推進し、サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの構築に取り組んでいる。松永有理氏三井化学株式会社 グリーンケミカル事業推進室 ビジネス・ディベロップメントグループリーダー大学では環境経営を学び、2002年三井化学入社。食品パッケージなどの素材であるポリオレフィン樹脂の営業・マーケティング、IR・広報、ESG推進室を経て、2023年6月よりグリーンケミカル事業推進室。バイオマス・リサイクル素材のブランディングとマーケティングを担当。2015年に組織横断的オープンラボラトリー「そざいの魅力ラボ(MOLp®)」を設立、B2B企業における新しいブランディング・PRの形を実践している。PRSJ認定PRプランナー。MOLp®の活動を通して2018年グッドデザイン賞ベスト100、2018トレたま年間大賞(テレビ東京WBS)、Japan Branding Awards2021「Rising Stars」賞受賞。後藤愛氏不二製油株式会社 営業部門 営業戦略室 サステナビリティ担当10年以上サステナビリティ関連の仕事に従事。2009年CSR立上げ期より携わる。一旦ソーシャルセクターにおいてCSRに従事した後、同社にカムバック。現在は、サステナビリティをビジネス価値に繋げることに注力する。富山恵梨香IDEAS FOR GOOD共同編集長パリ在住。大学では行動経済学を学び、卒業後は日系不動産会社のベトナム、ハノイ支店に約2年間勤務。現在は、国内外の社会的企業に取材する傍ら、体験型メディア事業「Experience for Good」責任者としてベトナム・ハノイの「ウェルビーイング」ツアーなどを企画・実施。フィリピン在住経験のほか、世界20カ国以上への渡航経験あり。伊藤恵ハーチ欧州 責任者ロンドン在住。一橋大学社会学研究科修了。学生時代は東京・シンガポール・香港などアジアのグローバルシティの公共空間・緑化空間について研究し、その後オフィスのインテリアデザインを手掛ける企業にてプロジェクトマネジメントに携わる。現在はIDEAS FOR GOODでのライティング・編集ほか、欧州現地でのリサーチ・プロダクト制作に取り組む。原裕氏株式会社メンバーズ 執行役員 脱炭素DX研究所1984年アメリカン・エキスプレス・インターナショナル日本支社に入社、外資系広告代理店を経て1999年よりデジタル・マーケティング支援会社メンバーズ(2005年より執行役員)において、大手企業のデジタル・マーケティング支援を行なっている。現在は脱炭素DX業務で企業の脱炭素化を推進中。IDEAS FOR GOODとは?IDEAS FOR GOODは、ハーチ株式会社が運営する社会を「もっと」よくするアイデアを集めたWebマガジンです。世界を大きく変える可能性を秘めた最先端のテクノロジーから、社会問題を知らせる広告やアート、人々の行動を変えるちょっとしたデザインまで、世界中に散らばるソーシャルグッドなアイデアを配信しています。URL:https://ideasforgood.jp/運営会社のご紹介:ハーチ株式会社“Publishing a better future(よりよい未来を、みんなに届ける)”をミッションに掲げ、サステナビリティ・循環経済分野を中心に IDEAS FOR GOOD、Circular Economy Hub、Circular Yokohama、Zenbird、Life Hugger、Livhub など複数のデジタルメディアを展開。また、様々な企業・自治体・教育機関との共創によるサステナビリティ・循環経済推進にも取り組む。東京・横浜・ロンドンに拠点を展開。2023年4月に B Corp認証を取得。URL:https://harch.jp/