阪本佳郎×今福龍太 「群島をめぐる希求の手紙」 『シュテファン・バチウ』(コトニ社)刊行記念 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-06-10T11:09:00+09:00 Peatix 本屋B&B 阪本佳郎×今福龍太 「群島をめぐる希求の手紙」 『シュテファン・バチウ』(コトニ社)刊行記念 tag:peatix.com,2024:event-4015207 2024-07-07T18:30:00JST 2024-07-07T18:30:00JST ※本イベントはご来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。※本イベントは、お二人によるトーク+質疑応答(90分)を予定しております。イベント終了後には、来店参加者限定で、サイン会を開催いたします。お二人の関連書籍をご購入またはご持参ください。ルーマニア、スイス、ブラジル、ラテンアメリカ諸国、シアトル、そしてハワイ——。時々の政治状況に生を危ぶまれ、自由と真実をもとめ闘いながら、生涯を誠実な言葉とともに旅したバチウ。詩や自伝、文芸評論、政治論集などあわせて100冊近くの著作があり、各地で無視せざるべき政治・文化的役割を担っていたにもかかわらず、今日世界のどこにおいてもほぼ顧みられていない、忘却の淵にある詩人です。本書『シュテファン・バチウ——ある亡命詩人の生涯と海を越えた歌』は、著者である阪本佳郎氏が自らの足でバチウの亡命の足跡を辿り、詩人の愛した土地々々を訪ね歩いては資料をあつめ、知人・友人と交流する中で、その生涯をあきらかにした渾身の一冊です。また、それはバチウが海と大陸を越えて結んだ、世界大にひろがる詩の叛抗のネットワークを浮上させるものでもありました。このたび刊行記念イベントとして、シュテファン・バチウを生前から知る詩人人類学者・今福龍太氏を招き、著者である阪本佳郎さんとの対談を催します。今福氏は「アメリカス」を探究する自身の旅のさなか、ハワイにてバチウと出遭い詩魂を交わしました。『ボーダー・クロニクル』所収の「ホノルルの窓から」という一章、そして同書巻末の「夢日記」と題されたバチウへの手紙は、シュテファン・バチウとの出遭いと交感を描いたものであり、詩人の旅の記憶へのオマージュでもある珠玉のエッセーです。このダイアローグは、『シュテファン・バチウ』を起点に、いまこの危急/希求の現代において、問われるべき言葉のあり方について思考を深めてゆくことを期しています。*シュテファン・バチウ(Ștefan Baciu/1918-1993)詩人、批評家、ジャーナリスト、アンソロジスト、翻訳家、外交官…多岐に渡る肩書きと、生涯を通じ6ヶ国語で100冊以上も詩や評論による出版をしてなお、知る人ぞ知る詩人であったバチウ。ルーマニアからスイス、ブラジルはリオデジャネイロ、ラテンアメリカをへてシアトル、そしてハワイはホノルルといくつもの海を越え、各地の政治・文化と深く関わりながら、自由と真実をもとめ闘い生きたひとりの詩人です。 *MELE International Poetry Letter『MELE 詩の国際便』「MELE」とは、ハワイ語で“詩や歌、祈り”を意味し、バチウが各国で出会った詩人や芸術家らの作品を多様な言語、表現とともに“詩の国際便”と称して発行していたもの。ごく私的な繋がりを中心にやりとりされており、数多くの詩の朋友たちの中にはオクタビオ・パスやマヌエル・バンデイラらラテンアメリカの傑出した詩人たち、言語消滅の危機にあったハワイ語で書く先住の詩人たちの詩、祖国ルーマニアでは書くことの許されなかった、亡命作家たちも参加した自らのルーツによる“詩”そのものを残すものとなった。1965年から1993年までホノルルから刊行され、全90号に、数百の詩人が参加し、50カ国以上に撒かれていた。各地の叛抗の詩人たちが生きることの言葉を寄せ合った、海と大洋を越えた詩の連帯のネットワークを形成していた。【出演者プロフィール】阪本佳郎(さかもと・よしろう)1984年、大阪生まれ。詩人シュテファン・バチウの足跡を追ってルーマニアからスイス、ハワイへと旅を続けてきた。2019年には、詩人の生誕百周年に際し、詩誌MELE ARCHIPELAGOを刊行。2024年、『シュテファン・バチウ ある亡命詩人の生涯と海を越えた歌』を上梓した。現在、立命館大学・非常勤講師。今福龍太(いまふく・りゅうた)文化人類学者・批評家。1955年生まれ。東京外国語大学名誉教授。メキシコ・ブラジル・カリブ海などで調査研究に従事。2002年より巡礼型の移動学舎〈奄美自由大学〉を主宰。著書に、『クレオール主義』(筑摩書房)『群島-世界論』『薄墨色の文法』『ジェロニモたちの方舟』(岩波書店)、『書物変身譚』(新潮社)ほか多数。『ボーダー・クロニクルズ』(水声社)に、晩年のバチウとの出遭いから書かれた「ホノルルの窓から」と「夢日記」がある。______________________________________【配信参加について】・開演時間の30分前よりオンライン開場いたします ・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましては、準備が出来次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合は、ご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください【来店参加について】・開演時間の30分前より開場/受付開始いたします ・係員及びスタッフの指示・注意に従ってください。万が一、指示に従っていただけない場合、イベントの中断・中止や、特定のお客様にご参加をお断りする場合がございます・来店チケットをご購入された方も、配信でご覧いただけます。当日ご都合により会場にご来店いただけない場合は、配信視聴をご利用ください。・車椅子やベビーカーでお越しの方は、建物の1階にエレベーターがございます。車椅子・ベビーカーでお越しのお客さまは、お席をご案内いたしますので事前にお申し付けください。・イベントご来場にあたりご不明な点がございましたら、下記の<お問い合わせ先>までお気軽にご連絡ください【書籍付きチケットについて】・イベント関連書籍を、イベント配信チケットとセットで販売いたします・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用いたしません・サイン入り書籍の場合は、お客様のお名前を入れる「為書き」はございません。ご了承ください・商品到着までお時間をいただく場合がございます。また発送は、本屋B&Bよりお送りさせていただきます・長期不在・住所不明等により書籍が返送された場合、保管期間内であれば、着払いにて発送させていただきます。保管期間は、イベント開催日から1ヶ月といたします・海外発送は行っておりません【キャンセルについて】・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください______________________________________【主催・会場】本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)【本イベントに関するお問い合わせ】イベントに関するお問い合わせはこちらをご確認ください知りたい回答が見つからない、解決しない場合など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください<お問い合わせ先>event (at) bookandbeer.com ※(at)を@に変換して送信してください