★ドネーションチケット★ ワールドワークLABOの活動を応援しよう!〜葛藤・対立を変容させていくための対話促進アプローチ〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:09:23+09:00 Peatix Daya ★ドネーションチケット★ ワールドワークLABOの活動を応援しよう!〜葛藤・対立を変容させていくための対話促進アプローチ〜 tag:peatix.com,2018:event-392433 2018-10-06T12:00:00JST 2018-10-06T12:00:00JST <私たちのプロジェクトについて>プロセスワークは幅広い場面に応用できる心理学のアプローチです。その中でも「ワールドワーク」は、世界の葛藤や対立に焦点を当てます。「問題の中に解決がある」とするプロセスワークは、個々人の身体症状や夢や内的な葛藤はその人個人のものだけではなく、社会がその人の属性が抱えている問題と繋がっていて、それをグループワークとして扱うことで社会や世界全体の変革、そして個人の癒しにできるアプローチとしてワールドワークを発展させてきました。対立している立場や出来事の意味・声を拾い深めていく過程の中で、共存していくための相互理解および葛藤の変容の可能性を探求します。ワールドワークLABOプロジェクトは1年間チームの育成を行い、そして年に数回、一般の方とそのアプローチの可能性を体験していただけるトレーニングや対話の場を提供しています。2018年は10月に長野で4回目のワールドワークLABO合宿を行います。今年も昨年に引き続き、「ジェンダー・セクシュアリティ」をテーマにします。このテーマにこれだけの時間を割いているワールドワークはとても稀で、「大切な活動」と海外のプロセスワーカーからも高く評価、応援してもらっています。また、12月は北海道でもワールドワークの開催を準備しています。<深層民主主義を考える時にチャレンジとなるもの>ワールドワークという場を設ける時に私たちは深層民主主義の可能性を模索しています。「深層民主主義」とは、数だけではなくその場にある様々な声に耳を傾けて多様性を尊重し、その多様な声とどう関わっていくか、どうインクルード(包括・共生)していけるかの可能性を目指します。 私たちは多様な人たちが参加できる場を作りたいと思っています。現実的には食事制限や身体機能、ジェンダーやセクシュアリティにおける特別な配慮について、子ども参加について、言語の違いについて、国籍の違いについて、などなど。想いとしては、ニーズがあるならそれに対応したいという願いがあります。でも私たちの力とキャパシティにも限界があり、そこをどのように折り合いをつけていくのかは常に模索中です。私たちはそういう問題についてチームの中でもプロセスワークの手法を使ってワークを行い、様々な声にスペースを作っていきながら一つ一つの決断をしています。答えは一つではなく、探求し続けることが大切だと思っています。上記のような多様性以外にも、 なるべく参加したい人たちが来れる場にしたいと思った時、問題となるトピックの一つが経済的な状況の格差です。 このような企画を持続していくためには費用が必要ですが、提示された参加費を支払うことが難しい状況にいらっしゃる方がいることも私たちは知っています。国際的なワールドワーク大会などでも毎回違った試みを行いながらなるべくどの経済状況の人たちも参加できるような方法を提示しています。今回は4回目の開催ということで、私たち自身でも、この問題についてなにか策を考えられないだろうかと動き出しました。助成金の申請なども検討していますが、それと並行して「マルチレート」と「スカラーシップ制度」「ドネーションチケット」を導入してみることにしました。「この活動のチャレンジを応援したい。」「参加はできないけれど力を貸してもいいよ。」という方、「経済的に自分は比較的恵まれているな…」と感じている方は、ぜひあなたの経済的なリソースをシェアしていただければと思います。<多様な参加費の導入について、今年はこのようにしました>★参加費用のレート設定について★それぞれに支払うことができる最大料金を選択していただくことで、どんな経済状況の方も参加しやすいようにする取り組みを行っています。高いレートで支払っていただいた方の料金はスカラーシップ等に役立てさせていただきます。★スカラシップ制度について★生活保護、シングルマザー、働くことが困難な方、学生等、経済的に厳しく、低いレートの参加費の支払いも難しいという方は、個別に相談していただくことにしました。★ドネーションチケットについて★参加されない方からの寄付も受け付けております。 経済的に厳しい方にも参加いただけるための資金にいたします。 私たちはまだまだ模索のプロセスにいます。「こういうやりかたがあるよ」という知恵や可能性などもぜひ教えていただければと思います。------------------------------------------------------------------------------------------おまけ<自分たちの持っているランク(特権)を分かち合うという世界観>プロセスワークでは「ランク」という考え方・概念があります。人には様々なパワーや特権があり、社会的に特権のある人たちと逆にない人たちがいます。それだけではなく、精神的なパワー、心理的な強さ、スキル面、人間関係力、などなど様々な「豊かさ」や「富」を持っています。逆に、それがもちたくても持てない人たちもいます。持っていてもそれに気づけていない、その実感が持てていない人たちもいます。ランクの特徴として、人は自分の「低いランク」、つまり自分が持っていないものに実感を持ちがちで、自分の「高いランク」、つまり自分が持っているものには実感を持ちにくいということがあります。一方で、これは他人の「高いランク」、つまり他人が持っているものには気づきやすく、他人の「低いランク」に、つまり他人が持っていないものには気づきにくいということでもあります。自分の持っているランクに気づいて、それを祝福し、自分や他人のためにその豊かさやリソースを使っていくことは大きなパーソナルパワーとなります。逆にそれができていないと、他人の感情を不必要に刺激してしまいます。「パンがないならケーキを食べたらいいじゃない。」というマリーアントワネットの有名なセリフは自分の特権に無自覚な発言の代表でしょう。私たちは世界を知らな過ぎます。知らないので、自分の持っている特権にもなかなか気づきにくかったりもします。このランク概念は、ダイバーシティに関心のある方には、ぜひとも知っていただきたい考え方のひとつです。【ワールドワークLABOについて】ワールドワークのアプローチを日本で紹介、普及していくプロジェクトチーム。ワールドワーク経験の豊富な講師が葛藤ファシリテーションのトレーニングと世界の問題を学び、深める場を提供している。また、葛藤のある現場に出向き、対話の促進を行っている。ワールドワークについての動画を、YouTubeにアップしています。https://youtu.be/RBIqGhl38PgワールドワークLABOの活動詳細やお知らせなどは twitter :https://twitter.com/Worldwork_LABOFBページ :「ワールドワークLABO」で検索してください。【プロジェクト代表・メインファシリテーター】 Daya  ( 武田美亜 ) プロセスワーカー/ 葛藤解決ファシリテーター/キャリアコンサルタントオフィシャルブログ「葛藤解決labo」: http://changeconflict.com/・twitter :https://twitter.com/dayanow 8歳から20歳までスイスで育つ。人種差別やセクシャルマイノリティ、ひとり親など社会的少数派の当事者として葛藤を克服し、葛藤解決や交渉、話し合いの専門家となる。転職・再就職支援に関わる一方、プロファシリテーターとして15年間活動中。主な活動:「日常におけるプロセスワーク講座」(2011年〜)/三鷹市民講座(2011年〜 受講人数約350人)/福島子ども保養キャンプ副代表/ジェンダー・セクシュアリティのワークショップ/イスラエル・パレスチナ間の対話ファシリテーション/海外でのワールドワーク・瞑想トレーニングのスタッフ・通訳等 米国プロセスワーク研究所・葛藤解決・組織変革ファシリテーション修士課程修了。 キャリアコンサルタント(GCDF・国家資格キャリアコンサルティング技能士2級)。 著書「なんて複雑で美しい世界!─あなたの命とパワーを祝福するために」 www.shantidaya.jimdo.com +++++++++++++++++++++++++++++++++++++(参考情報)ワールドワーク ~葛藤・対立を変容させていくための対話促進アプローチ~「ジェンダー・セクシュアリティ」をめぐる様々な声(2018)詳細情報【開催日】2018年10月6日(土)〜2018年10月8日(月・祝)【場所】長野県南佐久郡川上村ワールドワークの詳細とお申し込みはhttp://worldworkgender2018.peatix.com/+++++++++++++++++++++++++++++++++++++