野口晴哉記念音楽室レコード鑑賞会 #2 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-20T09:07:25+09:00 Peatix 全生新舎 野口晴哉記念音楽室レコード鑑賞会 #2 tag:peatix.com,2024:event-3911750 2024-05-26T14:00:00JST 2024-05-26T14:00:00JST ごあいさつ 今年も野口晴哉記念音楽室にて、レコード鑑賞会を開催いたします。今回は、3名の選曲者をお招きしての開催となります。 本会は第一部から第三部までの構成となります。各部ごとに適度な休憩と無音の時間を設け、各選曲者には1時間半程度の持ち時間を使い、音楽をかけていただきます。また選曲者による曲の解説なども適度に入る予定です。機材はすべて野口晴哉記念音楽室所蔵のものを使用いたします。今回は音楽室壁面に埋め込まれているSiemens Eurodynをメインスピーカーに、レコードプレイヤーはGarrard301、パワーアンプにマッキントッシュ275、プリメインアンプにマランツ7のコンポーネントで音を鳴らしていきます。  1日を通したイベントになるため、休憩時間に自然豊かな周辺地域を散策したり、周辺の飲食店をご利用なさるなどして、1日を有意義に過ごしていただきたく、途中入場も可能、入場後は出入り自由となっております。 お好きな音楽の流れる時間に合わせておいでください。 皆様の参加を心よりお待ちしております。                             野口晋哉 (全生新舎/ 主催者代表)  開催日時 令和6年5月26日(日)開場 14:00開会    15:00(〜20時終了予定/適宜休憩あり、出入り自由、途中入場可) 交通 小田急線狛江駅徒歩5分*敷地内に駐車場はございません。周辺にコインパーキングはありますが、状況により停められない恐れもございますので、公共の交通機関のご利用をお勧めいたします。  チケット 3,000円+ドリンク代 500円 *高校生以下無料(当日、受付にて身分証をご提示いただきます)*赤ちゃん連れもOK*前売りのみ、当日券なし/ 定員になり次第終了*前回は発表後すぐに完売となったため、お早めのご購入を推奨いたします。 レコード当番(選曲者) 宮崎勝己(元ステレオサウンド編集者・狛江稽古場オーディオウェンズデイ主宰)湯浅学(音楽評論家)野口晴胤(整体指導者)<プロフィール>湯浅 学 (ゆあさ まなぶ)音楽評論家。1957年、神奈川県横浜生まれ。東京造形大学デザイン学科映像専攻卒業。在学中、大瀧詠一の事務所・スタジオでアシスタントを経験。1982年には根本敬・船橋英雄と「幻の名盤解放同盟」を結成。廃盤となった個性的すぎる歌謡曲の紹介・復刻を手がける。また、音楽評論家として、ジャンルを越境したディープな音楽について、多くの雑誌やライナーノーツに執筆。バンド「湯浅湾」のリーダーとしても活動している。2020年1月より俳優の歌手活動に関するコラム『役者の唄』をデイリー新潮で、同年4月より「レコード・コレクターズ」誌にて大滝詠一に関する長期連載『Along A LONG VACATION』を執筆。著書に『人情山脈の逆襲』 (ブルース・インターアクションズ, 1996.8)、『音楽が降りてくる』( 河出書房新社, 2011.10)他多数。  タイムテーブル 14:00ー開場 15:00ー第1部 クラシック選曲者:宮崎勝己(元ステレオサウンド編集者・狛江稽古場オーディオウェンズデイ主宰) (休憩)16:30ー第2部 60〜70年代のブラックミュージック選曲者:湯浅学(音楽評論家)  (休憩)18:30ー第3部 オールジャンル 選曲者:野口晴胤(整体指導者) 20:00ー閉会(予定)*チケット購入に関する注意点・理由の如何を問わず、チケット購入後のキャンセルや変更はできません。十分にご検討後、ご購入ください。・営利目的としたチケットの転売はいかなる場合にも固くお断りいたします。 「野口晴哉記念音楽室」概要 日本における整体の第一人者であり、「野口整体」と呼び慣わされている整体法の創始者、現 公益社団法人整体協会初代会長である故 野口晴哉。パブロ・カザルスを唯一の師と仰ぐほどの音楽愛好家であった彼は、東京・狛江の自宅にリスニング専用室を設計していました。膨大なアナログ機材を配した無二の音楽室は、没後そのまま保管されてきたものです。 身体教育研究所 狛江道場に拠点を置く全生新舎では、近年様々な方の協力のもと、アナログ機材の一部を修復し、音楽室の再生に取り組んで参りました。同時に、機材や音色が息を吹き返すなかで、晴哉の遺した音楽遺産とその業績を現代に活かし、次代へ継続していくことを目的に一部を公開し、昨年5月「野口晴哉記念音楽室レコード鑑賞会」を開催。その後、音楽室に隣接する稽古場にて、宮﨑勝己氏をコーディネーターに迎え『Audio Wednesday』と称したクラシックを主体とした音楽鑑賞会を毎月第一水曜に実施してまいりました。*Instagramから開催の模様等ご覧いただけます。「自分は音楽をきくことを唯一の健康法とし、意識しない心を相互に交感させる方法として、もう40年休みなくきき続けてきた。今になっては趣味とか楽しさとかいう生ぬるいものではない」 「...それゆえうれしい時も、疲れた時も、悲しい時も、決意の時も、いつも音楽で自分を柔らかく包んだ」 (野口晴哉の評論より一部を抜粋)晴哉の評論にあるように、彼にとって音楽を聴く行為は生活の一部であり、自分の体の一部でもありました。生涯をかけて創り上げた音楽室は、多忙な生活のなか、誰にも邪魔されない自分自身になれる空間であり、自ら”最善の音”を追求し、曲や演奏者、試聴場面ごとに音響機器を変えたとも述べています。生前、特別な人しか招き入れることを許さず、仕事が終わった深夜に一人静かに音楽と向き合った音楽室は、 自己充実の場であり、まさに晴哉にとっての”聖域”と言えます。音楽室は防音設計された土蔵建築内にあり、広さは約55畳。内装も自身の設計によるもので、数十年をかけて集められた家具や幻の名器といわれるオーディオ機器の数々、レコード棚などが配されています。 なかでも特徴的なのが、中央スピーカー群です。名機シーメンス・オイロダインのスピーカユニットやコンクリートホーンを壁面に埋め込み、音を出力。これにより壁一面から音が空間を包み込み、まるでスピーカーの内部で音楽を聴いているような、独特の音場を作り上げています。まさに野口整体が重視してきた人間の”裡(うち・内面)”という感覚が、空間全体を象徴していると言えるでしょう。 比類ない音楽室は、時代小説家で日本屈指のオーディオマニアとして知られる故五味康祐氏をして「野口氏は、私の知る限り日本で最もぜいたくな聴き方をしてこられた人である*」と賞されています。 (*出典:「オーディオ巡礼」ステレオサウンド)(機材例)Siemens Eurodyn, London Western, Klipsch Vitabox, Western Electric, Quad Esl, McIntosh MC275, EMT930st, Garrard301, Thorens TD124/224, Victrola Credenza等今後も全生新舎では、定期的にレコード愛好家のゲストを招いて、野口晴哉のアーカイブ(SP/LP)や現代音源のレコードを使い、音楽の歴史や文化を楽しみ、学ぶ会の開催を予定しています。同時に、晴哉の「意識しない心を相互に交感させる」経験を、音楽鑑賞を通じて提供して参ります。 Updates tag:peatix.com,2024-04-12 06:18:54 2024-04-12 06:18:54 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1527454