平泳ぎ本店第8回公演『若き日の詩人たちの肖像』長野県上田市 犀の角公演 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-16T13:43:15+09:00 Peatix mmmttt 平泳ぎ本店第8回公演『若き日の詩人たちの肖像』長野県上田市 犀の角公演 tag:peatix.com,2024:event-3907195 2024-05-25T18:30:00JST 2024-05-25T18:30:00JST 平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co. 第8回公演 『若き日の詩人たちの肖像』 長野県上田市 犀の角公演 2024年 5月25日(土)18時30分 開演5月26日(日)11時00分 開演各日開演の30分前より受付開始・開場於:上田 犀の角http://sainotsuno.org/access/原作=堀田 善衞(『若き日の詩人たちの肖像』 集英社文庫 1977年)構成・演出=松本一歩オブザーバー=藤代修平(SPAC 静岡県舞台芸術センター)◯出演者小川哲也 河野竜平 鈴木大倫 松永健資 松本一歩熊野晋也◯チケット料金一般 2000円U-25 1500円中学生以下 無料(要予約)※当日は各500円増し※未就学児観劇可能こころざしチケット 5000円 こころざしチケットは、平泳ぎ本店の活動を応援してくださる方へ向けたチケットです。*U-25チケットを購入のお客様は当日年齢などが確認できる証明書をご提示ください。*こころざしチケットは各チケット代金との差額で平泳ぎ本店の活動をご支援頂けるチケットです。御礼としてリハーサルの記録をご覧いただける等の特典をご用意しています。*中学生以下は無料ですが、チケットのご予約はお願いします。◯作品紹介俳優主体のカンパニーとして、舞台上での俳優の自由と主体性を問い続けながら創作を重ねてきた平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.の新作公演。戸山公園野外演劇祭参加作品として、堀田善衞作『若き日の詩人たちの肖像』からシーンをコラージュ、再構成して野外劇として上演します。二・二六事件から始まる暗い夜の時代に、東京の深海部に生きる若い無名の詩人、作家、俳優、劇作家の卵たち。彼らが生きようとした昭和十年代という時代は、あまりにも息苦しい。閉ざされた時間と不安の中に育まれる若い知識人たちの魂の成長と変遷を描く、堀田善衞による世紀の自伝的長編の言葉を通して、今この時代に生きている私たちの言葉が果たしうる役割を問いかけます。舞台上の俳優の存在とさまざまなテクストからシーンをつくりだすことの実験と挑戦を繰り返してきた平泳ぎ本店によって、小説を読むのとはまたちがう色合いをともなって詩人たちの過ごした日々が野外の舞台に演劇として立ち上がります。◯上田・犀の角公演 スタッフ小道具協力=辻本直樹(Nichecraft)広報・衣裳協力=廣瀬響乃(PMC野郎)企画制作・主催=平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.◯協力M.M.P サムライプロモーション 大沢事務所 Nichecraft ポップンマッシュルームチキン野郎 一般社団法人シアター&アーツうえだ◎観劇時の注意事項*土曜日の公演は日の入りに合わせ、定刻での開演となります。お時間に余裕を持ってお越しください。*お客様の都合によるキャンセル、返金はお受けできません。万が一、悪天候等で中止の場合はご予約時にいただいたメールアドレスにご連絡いたします。また平泳ぎ本店X、ブログにてお知らせいたします。◯主宰・松本一歩コメント『若き日の詩人たちの肖像』は、戦争の気配が色濃く漂い、死とすぐ隣り合わせで押し潰されそうになりながら青春の日々を過ごした若者たちの物語です。たとえ同じ国で生まれ青春を過ごしたとしても、「せめて三十五くらいまでは生きられたらと思う」と切実に願った彼らの姿を目の当たりにすると「これはわたしたちの話だ」というのはおこがましくて、とても許されないような隔たりを感じます。いつだって世界の、時代の大きなうねりの中で芸術にできることなどごくごく限られているのでしょう。こと演劇となればなおのことです。だから野外で野ざらしで、この作品の言葉を上演してみたいと思いました。その気になればほとんどすべてを思いどおりにできなくもない劇場のなかとはちがって、吹く風や降る雨、暮れゆく日差しに晒され、鳥や虫の鳴き声のなかで心細げに、それでも自由をしたたかに身に宿して立つ俳優の姿に、来るべき個人主義の欠片が見えたらと願っています。時代がどうあれ、文学は誰にも奪うことはできません。そして文学を真に自由なかたちで演劇として立ち上げてくれるのは俳優と、その日その場に居合わせてくれる観客の方たちなのだと信じています。◎問い合わせ平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.担当:松本MAIL hiraoyogihonten@gmail.com TEL 090-7860-5600〔Blog〕 http://hiraoyogihonten.com〔Twitter〕 @hiraoyogihonten〔note〕@hiraoyogihonten◎松本一歩 Kazuho Matsumoto1989年生まれ 平泳ぎ本店主宰・俳優・演出。シンプルなものと過剰なもの、素朴なものと込み入ったもの、わかるものとわからないもの、様式的な美しさと生身の俳優の魅力と、相反する二つのものを舞台の上に両立させる上演を志す。「言葉でもって言葉を超える瞬間」や「言葉の芸術なのに『言葉に出来ない』瞬間」を追求する。◎平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.2015年より活動開始。メンバー全員が俳優であり、俳優主体の創作を行っている。俳優自身の発想を基に、ディバイジング(集団創作)により様々な演劇手法を駆使しつつ、演技体を織り交ぜ凝ったシーンを造形していく創作方法に特徴がある。「真剣に演劇について悩んで、真剣に演劇を愛する」(クリス・グレゴリー氏)。2018年、第3回かもめ短編演劇祭にて戯曲選抜チームとしてかもめ賞(最高賞)を含む三部門を受賞。コロナ禍による中断を経て『俳優の魂/贋作 不思議の国のニポン演劇盛衰史』(2022年、第2回新潟劇王)、『米の国のコメ吉の冒険をしるす劇』(2023年、第3回新潟劇王)を発表(会場はともにりゅーとぴあ)。神奈川県庁での特別公演や下北沢の路上演劇祭への参加など、劇場外でのパフォーマンスも得意とする。①オリジナル作品での海外公演②未だ誰も想像していない場所での野外劇の遂行③創作拠点となる劇場の建設を次の10年の活動目標とする。◎「かえるのおたま」平泳ぎ本店では向こう10年の目標に向けて「かえるのおたま」をはじめました。主宰による毎日の連載をはじめ、日々の創作レポートや記録映像などをお届けします。もし宜しければぜひ、月額500円で新宿から世界へとつながる平泳ぎ本店の活動を応援してください。 https://note.com/hiraoyogihonten/n/n04f50b3d02ce◎なんで「平泳ぎ」「本店」?・競泳4種目の中で最もスピードが遅い(資本主義経済にもとる非効率的な営み≒演劇)・水の抵抗を減らし、無駄を削ぎ落とすように身体をコントロールすることでより速く泳ぐことを目指す「技術」の泳法である・技術を極めれば形態的に不利な日本人でも北島康介選手の様に世界で戦える・その気になれば航続距離がきわめて長い(演劇界を長く遠くまで泳ぎたい)・紀伊國屋書店新宿「本店」並みの「大体揃う」ラインナップを目指す(俳優、技芸、扱う作品等)