tag:peatix.com,2011:1 2024-05-16T20:31:04+09:00 Peatix 建築家フォーラム tag:peatix.com,2024:event-3902067 2024-04-16T18:30:00JST 2024-04-16T18:30:00JST

日本の建築は木の文化と思われがちですが、各地で特色のある石も産出しています。日本は火山国であるため、火山灰が固まった凝灰岩が産出され、それらを利用した石造建築も各地で発展して来ました。地域の石材の産出と、石を利用した建築は密接に結びついており、地質・産業・建築・町並みの強い連関が見られます。その中でも凝灰岩は、比較的軽くやわらかい「軟石」であることから、扱いやすく、石蔵などのヴァナキュラー建築に多く用いられるとともに、近代建築の巨匠たちの作品にも用いられてきました（F.L.ライト／旧帝国ホテル 1923、坂倉準三／旧神奈川県立近代美術館 1951）。安森亮雄さんは、2009年に宇都宮大学へ赴任したことをきっかけに、地元の大谷石のフィールドワークを開始、これまでに500棟以上の事例を調査してこられました。千葉大へ転任後は、房州石をはじめ全国の「石のまち」にも研究対象を広げてこられました。地域の素材による特有のタイポロジー（型）を見出すとともに、石を扱ってきた生業を紐解き、これからの循環社会を見据えた「石によるマテリアル・エコロジー」という新たな研究分野も切り開こうとしています。安森さんのご講演では、こうした「石のまち」のフィールドワークのご報告とご自身の実作を紹介していただきます。ぜひ皆様ふるってご参加ください。（安森亮雄＋安田幸一）■ 講演会2024年4月16日（火）18：00～会場受付開始（ライブ配信は18：20～接続可）開演：18:30～20:30 【要予約：締切り4月15日(月)】講演者：安森 亮雄（千葉大学 教授 工学研究院 建築学コース）聞き手：安田 幸一（建築家フォーラム幹事）■ 会 場田島ルーフィング株式会社 東京支店 （秋葉原ＵＤＸ２１階）カンファレンスルームOcean1-2東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX南ウィング21階（2階からオフィス用エスカレーターにて5階へ5階から（南ウィング）オフィス専用エレベーターにて21階へ※会場での受講は、先着５０名となります。※併せてインターネットによるライブ配信（Zoom）を行います。（先着１００名）交通機関JR線「秋葉原駅」電気街口より徒歩1分駐車場 有※地下に駐車場(有料)がございますので各自でご精算をお願い致します問合せ 建築家フォーラム 事務局 E-mail：isonaga@kenchikuka-forum.com当日緊急連絡先：090-7175-8809（磯永）安森 亮雄　やすもり あきお1972 東京都生まれ、愛知県育ち1996 東京工業大学 卒業1998 東京工業大学大学院修士課程 修了1998 オランダ・ベルラーヘ・インスティテュート2002 東京工業大学大学院博士課程 単位取得退学技術補佐員を経て、助教（坂本一成研究室）2009 宇都宮大学 准教授2020 千葉大学 教授工学研究院 建築学コースデザイン・リサーチ・インスティテュート（兼務）キャンパス整備企画室 室長（兼務）【主な作品】2013　震災がれき大谷石の再利用による休憩所2014　宇都宮大学工学部 8 号館（建設学科棟）改修2015　かまがわ川床 桜まつり2016　地域産業とデザイン〜宮の注染を拓く〜2019　グッドデザイン賞 とみくら みんなのリビング　　　宇都宮市まちなみ景観賞（景観づくり部門）安田 幸一 やすだ こういち1958　神奈川県生まれ1983　東京工業大学大学院修了1983-02　日建設計勤務1989　Yale School of Architecture1988-91　Bernard Tschumi Architects2002～　東京工業大学教授　　　　安田アトリエ主宰【主な作品】2010　東京造形大学 CS PLAZA2011　東京工業大学附属図書館2017　京都女子大学図書館2019　福田美術館2020　MUNI KYOTO「むずかしいテーマをやさしく やさしいことを深く 深いことを面白く」建築家フォーラム2023年度は代表幹事：古谷誠章、幹事：今川憲英・国広ジョージ・手塚貴晴・安田幸一藤村龍至・吉村靖孝・栃澤麻利・大西麻貴・佐藤　淳で運営しています建築家フォーラム　事務局　磯永聖次／ホームページ  https://kenchikuka-forum.com