急性期におけるせん妄管理 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-01T13:56:36+09:00 Peatix Caring 急性期におけるせん妄管理 tag:peatix.com,2024:event-3900508 2024-06-18T14:00:00JST 2024-06-18T14:00:00JST ------------------対象:看護師の方------------------概要急性期でよく出くわす『せん妄』。よく知っているようで、実はわからないことも多いのではないでしょうか?せん妄を誘発する因子は?せん妄が生じるとどうなるの?せん妄は予防できるのか?など…適切なケアや鎮静管理を行うことでせん妄は予防でき、早期離床・入院期間の短縮などメリットを得ることができます。今回は、せん妄の基礎的な知識から学び、せん妄の評価や鎮静管理、せん妄のケアのポイントに関して、わかりやすく解説します。研修目標1.せん妄を誘発する因子に関して理解することができる。2.せん妄ケアや鎮静管理に関して理解することができる。研修内容第一部1.せん妄とは2.せん妄の発症要因3.急性期のせん妄の病態生理第二部1.せん妄の診断2.せん妄を評価する3.CAM-ICU4.鎮静スケールRASS5.実際にせん妄評価をみてみよう!6.CAM-ICU評価のポイント第三部1.ガイドラインに触れてみる(PADISガイドライン)2.苦痛の緩和を目指す(痛み)3.疼痛への援助4.主な鎮痛薬について第四部1.鎮静の正しい評価をする(不穏/鎮静)2.せん妄ケア:早期離床とせん妄予防第五部1.せん妄ケア:せん妄と睡眠障害2.せん妄ケア:症状別せん妄ケア3.せん妄ケア:薬物療法 【注意事項】ご受講の方は必ずご確認下さい※ご受講(視聴)は申込者本人のみとなります。複数人での視聴はお断りいたします。※セミナーの録音・録画・複写・転載・配布・上映・再販等は固く禁じます。【録画配信について】※この研修会はご参加にあたり、インターネット環境のご用意を必要となります。※講義内容は当日から2週間は何度でもご視聴可能ですが、視聴期間を過ぎますとご視聴頂けなくなりますため、ご注意ください。視聴期間内にご視聴頂かなかった場合の返金は致しかねます。予めご了承ください。【領収書・受講修了証について】※領収書及び受講修了証は、セミナー終了後にご登録頂きましたメールアドレスにお送りさせて頂きます。【資料に関して】※資料はPeatixにアクセスしてしただき、「イベントに参加」の”主催者からのお知らせ”に資料ダウンロードURLを記載しております。開催の24時間前にPDFにてダウンロード頂けます。※一部携帯メールアドレスや、フリーメールアドレスでは、メールが届かない場合がございます。その場合には、ドメイン指定で「info@caring.co.jp」から受信するように受信許可設定していただくようお願い申し上げます。【講師紹介】青柳 匡所属:埼玉医科大学総合医療センター勤務役職:主任資格:呼吸療法認定看護師/集中ケア認定看護師経歴2003年 北里大学メディカルセンター病院 消化器外科勤務2005年 埼玉医科大学総合医療センター 集中治療室 勤務講師よりベッドサイドで求められるのは、思考のプロセス。自己学習は必ず基本となる知識の部分ですから、とても大事です。しかし、一個一個のものを覚えているだけではその繋がりを知ることは難しいです。自己学習も大事ですが、この集中ケア領域では、ベッドサイドで得た経験を知識に変える作業が大事だと思っています。私の施設では、ウォーキングカンファレンスを取り入れ、受け持ち看護師が、患者さんのプレゼンを行い、その日のケアを皆で話し合います。その結果がどうだったか、1日の終わりに集まり、評価を行うようにすることで他人の思考過程を理解する環境を作っています。自分の持っている知識を基に、どうアセスメントしたら良いのかを、人に話すことで自分に何が足りないか気付けるようになります。他人のアセスメントの思考過程を知ることで、こう考えられば良い、こういうケアを組み立てればいいと学習できます。セミナーでもそういった他人の思考過程が理解できるように事例を通して、伝えていきたいと思っています。看護観は、ターミナルの患者さんを看ていた2年間の経験が根強い。集中ケアの領域では、何よりも患者さんを救命する目的がありますので、治療的な側面に入っていく必要があると僕は思います。病態が読み取れなければ、どういう看護をしたらいいかというケアの選択ができません。病態の読み取りとアセスメントは大前提として必要です。それが一般病棟と違うところだと思いますが、そういったところをなくして看護だけを見つめてしまうと、この中の看護とは何なのかが分からなくなるスタッフはやはり時々います。ただ、患者の気持ちや考えを理解しようとすることが希薄になってしまうのはやむを得ない面もありますが、看護師はそこが希薄になってしまってはいけないといつも話しています。看護師としての看護観をよく質問されますが、むしろターミナルの患者さんを見ていたときの2年間の経験のほうが、いまだに根強く影響しています。そこで患者さんと話し、患者さんの病気に対する思いに触れ、看護師とはそういう仕事なのだという想いが自分の中に芽生えたと言いますか、むしろその経験ゆえに、もっとしっかり重症患者さんを見られるようにならないといけないと思いました。一患者さんと向き合うとなったときにどう考えたらいいのか、そこが難しいです。それこそ、この領域でもよくある身体拘束の問題や、倫理的な問題、そういったところがおろそかになってしまうのは良くないと思います。あの2年の経験がなかったら、患者さんと向き合うとはどういうことなのか、僕の中でもきちんと整理できなかっただろうと思うときも未だにあります。