【山階鳥類研究所講演会】絶滅危惧種アホウドリの未来を守る!生物多様性保全の現場から緊急レポート! | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-24T18:32:38+09:00 Peatix エコッツェリア協会 【山階鳥類研究所講演会】絶滅危惧種アホウドリの未来を守る!生物多様性保全の現場から緊急レポート! tag:peatix.com,2024:event-3891720 2024-04-23T17:00:00JST 2024-04-23T17:00:00JST 【山階鳥類研究所講演会】絶滅危惧種アホウドリの未来を守る!生物多様性保全の現場から緊急レポート! アホウドリという鳥の名前を聞いたことはあるでしょうか?翼を広げた長さは、なんと2メートル超!北半球に生息する鳥の中でも最大級の鳥です。アホウドリは、現在、絶滅の危機に立たされています。どうして減少してしまったのか、そして、それを救うためどのような活動がされているのでしょうか。アホウドリは、かつては数百万羽が日本近海の島々で繁殖していましたが、19世紀末から羽毛採取のために乱獲され、1949年に一度は「絶滅した可能性が高い」と報告されました。しかしその後、伊豆諸島の鳥島でごく少数が生き残っていることが確認され、東邦大学の長谷川博氏(現名誉教授)や山階鳥類研究所による懸命の保全活動が始まります。繁殖地の整備に加え、鳥島の中で新たな繁殖地を創出するプロジェクトが実施された結果、個体数は2023年現在で7,900羽以上まで回復しました。しかし、鳥島は火山島であり、つねに噴火の危険にさらされています。そこで山階鳥類研究所では、かつてアホウドリがいた小笠原諸島聟島(むこじま)に繁殖地を復活させるべく、鳥島生まれの雛を聟島に移送し巣立たせるというプロジェクトを2008年から実施しました。その結果、現在聟島では3つがいほどのアホウドリが子育てをしています。本講演では、山階鳥類研究所が行っている保全活動について、臨場感いっぱいに報告したいと思います。人間の手で絶滅の縁に追いやられたアホウドリが完全に復活するまでには、まだまだ時間がかかりますが、是非保全活動を知っていただけることを願っています。 【企画詳細】 日時:2024年4月23日(火)17:00-18:30(16:30受付開始、18:30~19:30懇親会)場所:3 x 3 Lab Future(東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル 1階)参加費:無料 プログラム 講演「アホウドリ保全の成果と課題」 16:30 受付開始17:00-18:30 講演「アホウドリ保全の成果と課題」 ①なぜ絶滅の危機に?アホウドリ苦難の歴史(澤 祐介氏) ②絶海の孤島!「鳥島」でのアホウドリ保全活動(富田 直樹氏) ③蘇れ!アホウドリ繁殖地 ~小笠原諸島聟島での挑戦~(油田 照秋氏)18:30-19:30 個別質疑・懇談会主催:公益財団法人 山階鳥類研究所共催:エコッツェリア協会<個人情報の取扱いについて>https://www.ecozzeria.jp/about/privacy_ecozzeria_20191122.pdf