【オンライン開催】「ユースワークのもり」を描く 〜 #2 ユースワーカーは何を大切にして行動する人なのか?を探る(その1) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-22T12:34:09+09:00 Peatix ユースワーカー協議会 【オンライン開催】「ユースワークのもり」を描く 〜 #2 ユースワーカーは何を大切にして行動する人なのか?を探る(その1) tag:peatix.com,2024:event-3891146 2024-04-21T10:00:00JST 2024-04-21T10:00:00JST 最近、若者に携わる様々な分野において、ふたたび「ユースワーク」という語が注目されるようになっています。若者と社会を関連づけたトピックが多様に語られる中で、「ユースワーク」という考え方そのものの価値や意味に色々な人が気づき始めた、とユースワークに関わる私たちは考えています。ところで「ユースワーク」は幅広い意味をイメージできることから、若者に関する様々な実践を照らし合わせる語として使われる傾向があります。それゆえ今、「ユースワーク」が若者に関する実践を語る「懐の深い」言葉でもあり、同時に「曖昧な」言葉になっているともいえます。現在ユースワークは、欧州の流れを汲んだ(あるいは輸入された)「新しい」動きとして一つの潮流を成してはいるものの、それとは別軸で、これまで勤労青少年福祉、青少年教育/育成、若者支援の取組など種々の施策や活動としてバラバラに展開されていた流れを“合流させる”概念として取り上げられてきています。これは、ユースワークの業界的成長にもつながる事態ですが、予測不可能性をはらんでいます。 ユースワークは「もり」である 現代は、目まぐるしく変転する予測困難な社会状況となっています。これは、若者分野をめぐる業界全体にとっても同様です。ユースワーカー協議会はこうした事態を踏まえて、この度「ユースワークは『もり』である」という発信をしたいと考えました。その上で、今年7月に開催予定の「総会」を一部オープンなイベントとしつつ、そこで「ユースワークのもり」宣言を行いたいと考えています。「ユースワークのもり」は、ユースワークやユースワーカー、ユースセンターといった言葉に馴染みが深い方はもちろん、その周辺にいる(と自分で思っている)方たちも含め、一緒につくっていくべきものと思っています。なぜなら、私たちの眼前にある「もり」にはまだ霞がかっていて、その全体像がぼんやりしているからです。そのような意味で、ひょっとしたら「もり」は、つくるより前に「見出す」ことが必要かもしれません。今回は、全4回の探求の旅を辿っていきます。その過程で私たちは、「ユースワークのもり」を描いていくこと、―――すなわち、そこはどんな「もり」なのか、どんな風景があるのか、どんな人がいるのか、どんな関わり合いがあるのか、などの輪郭を少しでもはっきりさせていくことを意図し、集おうと思います。前回は、混沌とする「ユースワークのもり」の実相を探る、インプット中心の回でした。今回は、若者に携わる実践者たちの事例に耳を澄ませながら、実践に通底する「価値」を探っていきます。ユースワーカーとみなされる人がどんなことを大切に行動をする人なのか、それを参加者の対話によるグループワークで見出していくことが趣旨になります。ぜひご一緒し、問い合いましょう。オンラインセッションでお待ちしています。 【「ユースワークのもり」を描く 〜 #2 ユースワーカーは何を大切にして行動する人なのか?を探る(その1) イベント概要】 日時:2024年4月21日(日)10:00-12:30会場:オンライン開催(zoom)参加費:無料◯タイムテーブル(予定):10:00-10:25 あいさつ・趣旨説明・前回の振り返り 「ユースワークのもり」コンセプトの説明 「ユースワークのもり」宣言に向けたロードマップ提示 前回の内容をグラフィック・レコーディングで振り返る 10:25-10:35 これからの時間の進め方の説明:グループワークの前に10:35-11:25 若者に携わる実践者からの事例発表 テーマ「Community-supported・ユースセンターとしての歩み」 大谷 恭平さん(Co-study space "Posse" 事業共同代表) 駒ヶ嶺 光さん(Co-study space "Posse" 事業共同代表) 世田谷区立希望丘青少年交流センター「アップス」のストーリーを聴こう 下村 一さん(世田谷区立希望丘青少年交流センター「アップス」センター長) 井上 寿純さん(世田谷区立希望丘青少年交流センター「アップス」ユースワーカー) 11:25-11:55 パネルディスカッション モデレーター:平塚 眞樹さん(法政大学社会学部教授) 11:55-12:20 小グループ活動:ユースワークに通底する価値を探るグループワーク12:20-12:30 振り返りと今後の予告 グラフィックレコードによる振り返り 今後の予告 ◯登壇者について*下村 一(しもむら はじめ)さん大学卒業後、当時、国立総合児童センター[こどもの城] を運営していた公益財団法人児童育成協会に入職。草加市立氷川児童センターの館長を経て、現職。市民活動としてプレーパークの運営にも携わっている。*井上 寿純(いのうえ すずみ)さん横浜生まれ、横浜育ち。駒澤大学在学中に社会教育を学び、卒業後、社会教育士取得。インターンを経て、(公財)児童育成協会に入職。現在、世田谷区立希望丘青少年交流センター「アップス」ユースワ ーカー5年目。*大谷 恭平(おおたに きょうへい)さん府中出身。大学院生をする傍ら、地域の中高生のための居場所「Co-study space “Posse”」の運営を行なっております。高校時代に近所のコミュニティスペースでお世話になった経験、また仲間たちと新しい場所を作りたいという思いから、Posseの運営に関わり始めました。共同代表の駒ヶ嶺や多様な大学生たちと共に、Posseを盛り上げています! *駒ヶ嶺 光(こまがみね ひかり)さん府中出身。現在は淡路島に住む大学院生。府中でちょっと特殊(?)な知り合い方をした仲間たちと、自分たちが中高生の時に欲しかった場を、自分たちで作ったのがPosse。大学進学で府中を離れてからは、リモート中心で裏方を回しています!◯聴き手について*平塚 眞樹 (ひらつか まき)さん法政大学社会学部教授。人の育ちの環境に関心をもって研究する過程で欧州のユースワークに出会い、惚れ込み、以来その世界で出会った国内外の人たちと、若者もワーカーも社会も育つ場づくりを探求中。「 若者支援とユースワーク研究会」を10年あまり主宰し、その仲間たちとつくった著書に『ユースワークとしての若者支援 〜場をつくる・場を描く』(大月書店、2023)などがある。 ▼イベントの特徴 入門者の方から馴染み深い方まで、「ユースワークとは何なのか」のコアにふれることが出来ます。 ユースワークが展開可能な様々な領域(分野)を知り、そこに通底する価値を対話で探求します。 若者当事者から実践者まで、国内におけるユースワークの広がりを感じ(地図を描き)、その上であなたがどんな場所に立っているのかを探るヒントが得られます。 ユースワークやユースワーカー、ユースセンターといった言葉に馴染みが深い方はもちろん、その周辺にいる(と自分で思っている)方たちとつながることができます。 ユースワーカー協議会が予定する「ユースワークのもり」宣言のプロセスに関わることができます。   ▼こんな人におすすめ! ユースワーク、ユースワーカー、ユースセンターという言葉に馴染み深い方 ユースワークに馴染み深くはないが、その分野の近いところにいると思っている方 ユースワークとは(結局)何なのかについて探求したいと思う方 ユースワークが展開可能な領域(分野)にどのようなものがあるか知りたい方 国内におけるユースワークの広がりを感じたい方 青少年センター、社会教育施設、学校、若者対象の施設で働いている / 関わっている方、またそこに通っている若者たち 以下のような領域に携わっている方:若者育成/支援、社会教育、学習支援、居場所づくり(校内居場所・地域の居場所スペースなど)、若者の福祉、若者の社会参画・意見表明、若者のまちづくり、若者研究、その他関連する領域 とにかく内容に「ピン!」と来ている方   ▼今後の予定 #3 ユースワーカーは何を大切にして行動する人なのか?を探る(その2) 2024年5月26日(日) 10:00-12:30 内容:ユースワークの具体的活動シーンの紹介(その2)と、それらに通底するユースワークの価値を探るグループワーク #4 ユースワーカーは何を大切にして行動する人なのか?を探る(その3) 2024年6月23日(日) 10:00-12:30 内容:ユースワークの具体的活動シーンの紹介(その2)と、それらに通底するユースワークの価値を探るグループワーク ユースワーカー協議会 総会 2024年7月6日(土) 時間調整中(京都市内で開催) 内容:総会の一部をオープンなイベントとし、本企画の成果発表を行います。 ▼「ユースワークのもり」について ユースワークをめぐる国内の動きを鑑み、ユースワーカー協議会が発信しようとしているコンセプトです。ここでの「もり」には3つの意味が含まれます。◆森ユースワークという業界は、まるで「森」のようです。それは若者に関する色々な分野が複雑に絡み合いながら相互に連関する、多様性のある全体としてのメタファーです。また森は、「得体の知れない」「とらえどころのない」混沌とした集合体としてのイメージも持っています。まさにユースワークは今、「森」となりつつあるのです。◆守ユースワークには「守(もり)」という視点も重要です。若者に関わる大人は、彼(女)らに対して「守人(もりびと)」になることが期待されます。ここでいう守人とはすなわち「ユースワーカー」ですが、さて、彼らは何をする人でしょうか。◆杜ユースワークに関わる人たちが集う「コミュニティ(杜:もり)」の確保が、ユースワークの実践を力づけていくことになります。これもとても豊かなイメージを喚起するメタファーです。全4回のセッションで「ユースワークのもり」コンセプトを深掘りしていった上で、今年7月に開催予定の「総会」を一部オープンなイベントとすることで、そこで「ユースワークのもり」宣言を行いたいと考えています。主催:ユースワーカー協議会お問い合わせはこちらから Updates tag:peatix.com,2024-04-13 08:02:36 2024-04-13 08:02:36 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1527924