実業之日本フォーラム 地経学サロン #23 米中の狭間で安保と実利の二兎を追う豪州 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-25T17:05:38+09:00 Peatix 実業之日本フォーラム編集部 実業之日本フォーラム 地経学サロン #23 米中の狭間で安保と実利の二兎を追う豪州 tag:peatix.com,2024:event-3884114 2024-04-24T16:00:00JST 2024-04-24T16:00:00JST オンライン(zoomウェビナー)4月24日(水)16:00~17:00「オーストラリア流デリスキング」の妙米中の狭間で安保と実利の二兎を追う豪州4月8日、米国・英国・オーストラリアの国防相は、3カ国の安全保障枠組み「AUKUS」の共同声明を公表した。同声明では、AUKUSを(1)豪州への原子力潜水艦配備、(2)AIや極超音速ミサイルの共同開発など先端技術の協力――という「2つの柱」で構成することがうたわれた。豪州と「準同盟関係」を築きつつある日本も、後者の先端分野での協力が期待されている。中国の急速な軍事力増強を背景に、豪州の対中脅威認識は強まっている。軍事同盟色の強いAUKUSを中心に、日米豪印の戦略枠組み「QUAD」と、アングロサクソン系5カ国の機密情報共有枠組み「Five Eyes」で中国を牽制する。他方で、豪州と中国は経済分野で相互依存関係にある。新型コロナウイルスの発生源を巡り対立した際、中国は豪州の大麦やワイン、原料炭などの輸入規制を課したものの、豪首相交代以降、両国の関係は急速に改善している。「鉄」という産業で、切っても切れない関係にあるからだ。アングロサクソンの固い絆で安全保障を担保しつつも、中国との経済関係は手放さない――。米中対立の狭間でしたたかに実利を狙うオセアニアの大国・豪州の戦略を読む。【主要項目(予定)】・豪州が原子力潜水艦を持つ意義と課題・先端技術で協力求められる日本、防衛装備移転3原則との兼ね合いは・鉄鉱石の輸出入で、豪中は相互依存・中国の対豪輸入制限はポーズだった?…ほかスピーカー:末次 富美雄地経学アナリスト/実業之日本フォーラム 編集委員防衛大学校卒業後、海上自衛官として勤務。護衛艦乗り組み、護衛艦艦長、シンガポール防衛駐在官、護衛隊司令を歴任、海上自衛隊主要情報部隊勤務を経て、2011年、海上自衛隊情報業務群(現艦隊情報群)司令で退官。退官後、情報システムのソフトウェア開発を業務とする会社にて技術アドバイザーとして勤務。2021年からサンタフェ総研上級研究員。2022年から現職。石戸 雄一郎フィスコシニアエコノミスト兼アナリスト慶應義塾大学卒業後、国内銀行を経て、三井住友アセットマネジメント、フィデリティ投信等内外運用会社、スタンダード・アンド・プアーズ、フィッチレーティングス等に勤務の後、2021年から現職。英クランフィールド大学経営学及びファイナンス修士。内外株式ファンド、債券ファンドの運用経験を持ち、グローバルな金融市場に精通。実業之日本フォーラムとは:実業之日本総合研究所が運営する「地経学」に特化したウェブメディア。2022年に本格ローンチした。経済・産業、金融、安全保障などの専門性を持ち寄った混成編集チームによるプロジェクトで、編集顧問にジャーナリストの船橋洋一を迎え、編集長を元・日経ビジネスオンライン編集長の池田信太朗が務める。