実業之日本フォーラム 地経学サロン #21 迫り来る「中露枢軸国」のリスク | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-12T06:10:07+09:00 Peatix 実業之日本フォーラム編集部 実業之日本フォーラム 地経学サロン #21 迫り来る「中露枢軸国」のリスク tag:peatix.com,2024:event-3884110 2024-04-10T16:00:00JST 2024-04-10T16:00:00JST オンライン(zoomウェビナー)4月10日(水)16:00~17:00腹芸じみた「無限の友好」が示す西側への対抗心迫り来る「中露枢軸国」のリスク国際情勢の緊迫化を背景に、ロシアと中国の関係が深化している。2022年2月4日に行われた中露首脳会談後の共同声明では、「中露友好に限界はなく、協力に聖域はない」と宣言された。その後まもなくロシアによるウクライナ侵攻が始まったが、中国は対露制裁に加わることなく、貿易相手としてロシア最大のパートナーとなっている。中国も実利を得る。ロシアから割安なエネルギーを調達すると同時に、対露貿易を通じて人民元決済を増やし、自らの経済圏を拡大させている。だが、両国は強い絆で結ばれているわけではない。中国政府は2023年8月に公式地図を公表し、04年にロシア領として両国が合意した領土の一部を「中国領」と表記。苦境に陥るロシアに手を差し伸べつつジュニアパートナー化したい思惑がのぞく。一方、漏洩したロシア機密文書では、「中国の奇襲」がシナリオとして描かれている。それでも、反西側体制として中露が手を組むメリットは小さくない。覇権の障害となる西側の圧力に、単独ではなしえないレジリエンスを獲得できるからだ。果たして中露は、西側に対抗する新たな枢軸国となるのか。表面的なパートナーシップに過ぎないのか。国際社会が直面する新たなリスクを読む。【主要項目(予定)】・経済制裁下で中国依存強めるロシア、実利を得る中国・くすぶる相互不信・中露を一体と見た場合の経済的レジリエンス・バイプレーヤー、北朝鮮の戦略…ほかスピーカー:末次 富美雄地経学アナリスト/実業之日本フォーラム 編集委員防衛大学校卒業後、海上自衛官として勤務。護衛艦乗り組み、護衛艦艦長、シンガポール防衛駐在官、護衛隊司令を歴任、海上自衛隊主要情報部隊勤務を経て、2011年、海上自衛隊情報業務群(現艦隊情報群)司令で退官。退官後、情報システムのソフトウェア開発を業務とする会社にて技術アドバイザーとして勤務。2021年からサンタフェ総研上級研究員。2022年から現職。木村 康張実業之日本フォーラム 編集委員第29期航空学生として海上自衛隊に入隊。航空隊勤務、P-3C固定翼哨戒機機長、米国派遣訓練指揮官、派遣海賊対処行動航空隊司令(ジブチ共和国)、教育航空隊司令を歴任、2015年、第2航空隊(青森県八戸)司令で退官。退官後、IT関連システム開発を業務とする会社の安全保障研究所主席研究員として勤務。2022年から現職。石戸 雄一郎フィスコシニアエコノミスト兼アナリスト慶應義塾大学卒業後、国内銀行を経て、三井住友アセットマネジメント、フィデリティ投信等内外運用会社、スタンダード・アンド・プアーズ、フィッチレーティングス等に勤務の後、2021年から現職。英クランフィールド大学経営学及びファイナンス修士。内外株式ファンド、債券ファンドの運用経験を持ち、グローバルな金融市場に精通。実業之日本フォーラムとは:実業之日本総合研究所が運営する「地経学」に特化したウェブメディア。2022年に本格ローンチした。経済・産業、金融、安全保障などの専門性を持ち寄った混成編集チームによるプロジェクトで、編集顧問にジャーナリストの船橋洋一を迎え、編集長を元・日経ビジネスオンライン編集長の池田信太朗が務める。