脳卒中・回復期の評価と運動療法~運動学習のポイント、可塑性と潜在性、24時間マネジメントなど~ 講師:福富利之先生 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-05-08T06:49:01+09:00 Peatix セラピストフォーライフ 脳卒中・回復期の評価と運動療法~運動学習のポイント、可塑性と潜在性、24時間マネジメントなど~ 講師:福富利之先生 tag:peatix.com,2024:event-3883579 2024-05-06T09:00:00JST 2024-05-06T09:00:00JST ※受講するためにはメルマガ会員である必要があります。メルマガには代理登録させていただきます。 ------ ※セミナー中に録画した復習用動画を最大2週間限定で公開させていただきます。セミナー終了後4日後までに送らせていただきます。 ※当日参加ができなくなった場合でも当日参加者と同じ条件で復習用動画を視聴できるのでご安心ください。 ------【前回のハイライト動画】https://youtu.be/MDbfVjpo_gY ◇​講義内容 1.回復期における脳卒中の特徴 ・リハビリテーションの病期別役割・神経可塑性(Neuro Plasticity)・小梗塞後の自然回復・小梗塞後における皮質運動野に対するリハビリテーション効果・運動麻痺回復ステージ理論・脳損傷後の変化・1st Stage Recovery・2nd Stage Recovery・半球間抑制の神経回路メカニズム・体性感覚野のchunking・3rd Stage Recovery2.回復期の治療プログラム立案で気をつけること ・ヘブの法則・Operator theory・ヘンネマンの原理(サイズの原理)・運動スキルの習得過程-学習曲線・長期増強の起こる仕組み・学習を大きく2つに分けると・明示的学習・内在的/外在的フィードバック・注意と学習効果・弱化Weakness・低緊張・筋の弱化への治療3.回復期の実践現場における試行錯誤 ・脳卒中片麻痺者の歩行の特徴・私が治療プログラムの立案で考慮する3つの視点・3つのバランス戦略・再獲得したい立位姿勢は?・神経筋興奮性の改善・筋出力に影響を与える因子・症例報告・胸椎の運動と肋骨の運動・歩行開始時と歩行中の体幹の活動・足内在筋と下腿後面筋・立脚後期の足部の硬化はウィンドラス機構ではない・座位 ⇔ 背臥位、症例に見られる問題・片麻痺者の立ち上がりの特徴・健常者と片麻痺者との違い4.24時間マネージメント ・自主練習・食事セッティング5.まとめ:回復期で気をつけること(理論的背景と実践結果との統合と解釈) ・回復期におけるKeyword・高齢者の歩行の特徴・筋の長さと張力の関係・筋活動の改善のために・治療の考え方・回復期で気を付けるポイント・回復期で学んだ事が生活期へ ーーーーー 【回復期のリハビリこそが、今後の人生を大きく左右する!】 ご存知のとおり回復期の身体は、変化率が非常に大きい時期です。セラピストの実力によって、リハビリの結果、つまり生活期の能力に大きな差となって現れます。生活期で働いている実力のあるセラピストからは、下記のような話をよく聞きます。『回復期のセラピストが優秀だと、変なクセや連合反応が少なくて、生活期でも改善させやすい』これらの言葉から分かるのは、回復期のリハビリがいかに重要か。そして回復期で何をするかが、クライアントの今後の人生を良い方向にも悪い方向にも決定するということです。【病態理解を深めると、アプローチが分かり、応用が効くようになる】 時間はかかるかもしれませんが、病態理解を深め、思考の柔軟性を高めることに努めてください。それが様々な症例で応用が効く、本物の実力に育ちます。こうすれば良くなるというような簡単な答えが世間には飛び交っています。しかし、すぐに良くなるような魔法の技術は存在しません。甘い誘惑に飛びつきたくなるのをグッとこらえ、考える力をつけ、試行錯誤することでしか、本物の実力は身につけられません。このセミナーでは、皆様が本物の実力を持ったセラピストになるためのヒントをご用意させていただきました。最後になりますが、きっとセミナー中に出てくる症例動画のビフォーアフターにびっくりされると思います。福富先生がどうして動画のように改善させられるのか、それは応用する力が身についているからだと思います。変化の大きい回復期のリハビリは非常に重要です!だからこそ皆さんは、このセミナーを本物の実力を身につけるきっかけとしてください!! ------ ◇アンケート (PT5年目:オススメ度10/10点)片麻痺の評価・治療における基本から臨床での応用まで、様々な知識を得ることができた。神経生理学的な視点からの評価や問題点の抽出の仕方、自主トレーニングの提示の仕方など非常に参考になった。(OT5年目:オススメ度10/10点)噛み砕いた表現で分かりやすく伝えて頂いていたので、理解しやすく、臨床に活かしやすい内容で良かったです。(PT4年目:オススメ度9/10点)回復期でのリハビリにおいて注意することや着目点を教えて頂きとても勉強になりました。また福富先生の仕事に対する強い思いを感じることができました。 ------ 講師紹介) 福富 利之先生(脳と身体のリハビリテーション ふくりは 代表 理学療法士)【学歴】2000年 東京衛生学園専門学校リハビリテーション学科 卒業2014年 筑波大学大学院人間総合科学研究科フロンティア医科学専攻 修士課程修了 【取得資格】2000年5月  理学療法士免許 取得2010年10月 専門理学療法士(神経系) 取得2014年3月  ヒューマンケア・サイエンス修士 取得 【職歴】2000年 4月 山梨リハビリテーション病院 入職2010年 4月 リハビリテーション花の舎病院 入職2020年11月 ふくりは 開設 【主な論文】○山梨県理学療法士会学術集会 2002年「スタティックアライメントとスポーツ障害との関係」○第2回日本理学療法士協会神経系理学療法研究部会学術集会 2006年「移乗動作の獲得に向けて~橋出血により自発性の乏しい一症例を通して~」など多数 【主な著書】◎動きづくりに必要な感覚情報の理解 ―運動制御と姿勢制御を考える―アスレティック・リハビリテーション スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会, 2013◎重度障害者への活動分析アプローチ(上)重複障害 変形性関節症:青海社,2013(共著)◎理学療法基礎講座 高齢者に対する運動療法Ⅶ 中枢神経疾患に対する理学療法:理療,2016◎高齢者のバランス障害への理学療法 PTジャーナル 医学書院,2018◎私のターニングポイント・第23回 人との出会いとつながりを大切に PTジャーナル 医学書院,2021  など多数