筋出力の再考と臨床応用 中山直樹先生 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-05-21T23:56:03+09:00 Peatix 足とからだサポート 筋出力の再考と臨床応用 中山直樹先生 tag:peatix.com,2024:event-3879929 2024-03-11T07:00:00JST 2024-03-11T07:00:00JST 2024年4月21日まで配信【テーマ】筋出力の再考と臨床応用               ①概念編②機能的因子編③その他の因子編【講 師】理学療法士 中山直樹先生【場 所】録画配信(1/8まで)【研修会概要】皆さんは『筋力』をどのような視点で捉えていますか?筋力≠筋出力?MMT≠筋力検査?臨床では画一的な評価・介入に留まってしまっている場面も見かけられます。結果としての『筋出力』の背景には、量的な因子・質的な因子・その他の因子が混在していると解釈できます。本シリーズでは、運動学・解剖学・生理学に基づき、多角的かつ、より臨床に即した視点から『筋出力』を考えていきます。『筋出力』を即座に変化させうる様々な背景因子を考慮しながら、明日からの臨床で新たな視点から評価・介入できるようになってみませんか?≪こんな方にオススメ≫・『筋力』について違った視点から考えてみたい!!・カルテやレジュメに安易に『筋力低下』と記載してしまう・・・・どの対象者にも画一的な筋力増強運動を行ってしまっている・・・・いつも行っている筋力増強運動ではあまり効果が出せていない・・・・対象者の筋力を即座に変化させてみたい!! 【①概念編】皆さんはカルテなどに『○○筋の筋力低下』と記載したことはありませんか?これではまだ機能レベルの問題点とは言えないのではないかと考えます・・・。『筋力低下』にはさらに原因があり、構造的因子、機能的因子、その他の因子に大きく分けられます。臨床上測定しているいわゆる『筋力』は、本来の筋の張力が様々な因子に邪魔をされながら結果として発揮された値であると理解すると、評価・介入の幅がグッと拡がります。概念編では、『筋力』の低下を『筋出力』の低下と捉えつつ、いわゆる解剖学的な視点である構造的因子も紐解いていきます。≪プログラム(予定)≫・筋出力の向上には『モーメント』が突破口!?・筋出力の抑制と向かい風の共通点とは?・今の臨床+αのためには『特異性の原理』がカギ!?・『てこ』と速筋線維・遅筋線維の関係とは?・筋・腱の柔軟性のための筋・筋膜連結の活用術とは? 【②機能的因子編】筋力低下はなにも筋自体の問題だけではありません。神経-筋の繋がりによって最終的に発揮できたものを、広義の『筋力』と言っている場合もあります。この神経-筋の繋がりによる機能的因子はいわゆる生理学的な視点であるため、適切な感覚刺激等を用いることにより、その場で即座に筋力(筋出力)が向上することもあります。機能的因子編では、運動単位に着目した視点から『筋出力』を紐解きつつ、即座に変化を起こし得る介入方法も共有します。≪プログラム(予定)≫・即効性に直結する運動単位とは?・運動単位の動員のコツとは?・運動単位の同期化は空間的加重で読み解ける!?・α運動ニューロンの発火頻度は時間的加重が切り札!?・膝に水が溜まると力が入らないのはなぜ?  【③その他の因子編】臨床では、筋の発揮を阻害する(促進する)組織によって最終的に発揮できたものを、広義の『筋力』と言っている場合もあります。言い換えると、いくら『筋張力』が十分であっても、外から邪魔をされると結果としての『筋出力』は低下してしまいます。邪魔をしているものを取り除くという視点から考えると、適切な介入により、その場で即座に筋力(筋出力)が向上することもあります。その他の因子編では、この最終的に発揮された『筋の力』をモーメントとして捉えつつ、筋以外の影響であることが多い『その他の因子』への評価・介入視点から、『筋出力』を紐解きます。さらに、明日からの臨床で活かせるように、即効性を実際に体感していただきながら進めます。≪プログラム(予定)≫・他職種でも使える皮膚と筋アライメントへの介入とは?・分節的運動の本質とは?・筋出力の前提の吸収力とは?・発散・強化のキーワードは支持面!?・症例・症状に応じた臨床応用で即効性を追求!?