【アーカイブ動画視聴】岡真理×清末愛砂「永続的停戦、そしてパレスチナの人々の尊厳の回復を。」『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房)『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)刊行イベント | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-03-11T20:05:31+09:00 Peatix 本屋B&B 【アーカイブ動画視聴】岡真理×清末愛砂「永続的停戦、そしてパレスチナの人々の尊厳の回復を。」『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房)『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)刊行イベント tag:peatix.com,2024:event-3878710 2024-03-09T12:00:00JST 2024-03-09T12:00:00JST ※本イベントは2024年2月6日(火)の14時00分〜16時00分に開催されました※本チケットは期間限定の販売です※アーカイブ視聴できる期間は2024年2月6日(火)〜2024年6月9日(日)です______________________________________【アーカイブ動画視聴につきまして】・Vimeoの限定公開URLを発行いたします・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です【キャンセルにつきまして】・ご購入直後に視聴用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください______________________________________(以下はイベント告知文です)。ジャーナリズムは戦争といった問題が起きてのちはじめて、それらの問題が生起する社会について伝える。だが、大切なのは、そうした出来事すべてに先立って、人々がどのようにその生を営んできたか、何を愛し、何を慈しみ、何を大切にして生きてきたか、そうした生の具体的な細部ではないだろうか。それを知らなければ、私たちは、戦争や占領が、彼、彼女らからいったい何を奪い、何を破壊したのかを真に知ることもできない。そして、戦争や占領が人間からいったい何を奪い、何を破壊したのかを真に知らないままに唱えられる「反戦」や「平和」は、それがどれだけ正しくても、抽象的なお題目にとどまるだろう。記号に還元されない、人間が生きる具体的な生の諸相を描き、私たちの人間的想像力と他者に対する共感を喚起するもの、そのひとつが文学作品であるとすれば、冒頭のサルトルの問いに対する答えのひとつがここにあるのではないか。ー冒頭、「かつてサルトルは、アフリカで子供が飢えているときに文学に何ができるかと問うた」に対して。《岡真理『棗椰子の木陰で』(青土社)p.12より》1948年、イスラエルが建国され、その過程で多くのパレスチナ人は虐殺され、元から住んでいた人々は追放されました。そして2007年からはイスラエルによるガザの軍事封鎖により、「天井のない監獄」と呼ばれるように、ガザに住む人々はほとんどガザから出られない状況が続いてきました。人だけではなく物資にも厳しい制限が課せられ、生活を適切に維持するインフラの稼働まで損なわれてきたのです。(参照:猫塚義夫、清末愛砂『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房))そして2023年10月7日。ハマースの急襲攻撃に対し、イスラエルによるガザへのジェノサイド攻撃が始まりました。もう4ヶ月が経とうとしていますが、たった今も人々は殺され、居場所を破壊され続けています。しかし、パレスチナの人々の苦しみは、昨年始まったわけではありません。この状況に対し、二冊の本が緊急出版されました。一冊目は冒頭の『棗椰子の木陰で』の著者である岡真理さんの『ガザとは何か』。昨年の10月、京都大学で行われたガザに関する緊急学習会と早稲田大学で行われた緊急セミナーの内容を書籍化した一冊です。そしてもう一冊は、憲法研究者として子ども支援活動やアフガニスタンの女性団体との連帯活動に従事してきた清末愛砂さんと、パレススチナで長年医療支援活動に携わってきた猫塚義夫さんの共著『平和に生きる権利は国境を超える』です。本屋B&Bでは、この二冊の本を基にお話しいただくトークイベントを開催します。イベントでは、事前に岡真理さん、清末愛砂さんに聞いてみたいことや、本のご感想、お話ししたいことをこちらのフォームにて募集しています。永続的停戦、そしてパレスチナの人々の尊厳の回復を。人間の営みに対する想像力を守る本屋という場所で願います。※本イベントの売上に伴う登壇者へお渡しする謝礼は、岡真理さんと清末愛砂さんのご活動に対する支援にもなります。______________________________________ 【出演者プロフィール】岡真理(おか・まり)早稲田大学文学学術院教授、京都大学名誉教授。1960年生まれ。東京外国語大学アラビア語科卒、同大学大学院修士課程修了。在学時代、パレスチナ人作家ガッサーン・ カナファーニーの小説を通してパレスチナ問題、アラブ文学と出会う。エジプト・カイロ大学に留学、在モロッコ日本国大使館専門調査員、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て現職。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。著書に『棗椰子の木陰で 第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社、初版2006年、新装版2022年刊)、『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、初版2008年、新装版2015年刊)、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房、2018年)ほか。清末愛砂(きよすえ・あいさ)室蘭工業大学大学院教授。1972年生まれ。山口県出身。専門は憲法学(特に24条の平和主義)、アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力。学生時代に民主化運動をしているミャンマー(ビルマ)の学生支援などにかかわったほか、パレスチナの非暴力抵抗運動「国際連帯運動」にも参加。2012年からアフガニスタンのフェミニスト団体RAWAとの連帯活動にかかわり、現在、「RAWAと連帯する会」共同代表。北海道パレスチナ医療奉仕団メンバー。______________________________________【主催】本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)【本イベントに関するお問い合わせ】イベントに関するお問い合わせはこちらをご確認ください知りたい回答が見つからない、解決しない場合など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください<お問い合わせ先>event (at) bookandbeer.com ※(at)を@に変換して送信してください