PARK TALK2「食とまち~食糧のアンバランスを考える~」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-27T21:03:09+09:00 Peatix URBAN PICNIC PARK TALK2「食とまち~食糧のアンバランスを考える~」 tag:peatix.com,2024:event-3859883 2024-03-28T19:00:00JST 2024-03-28T19:00:00JST 神戸の都心・三宮にある公園「東遊園地」を、だれでも気軽に集まり、街のこれからについて考えるための「視野」を広げるキャンパスに。第2回はまちにある食品・食材のアンバランス解消を目指す”フードバンク”について学び、フードロスや貧困、食を通じた持続可能な未来について考えます。 私たちのまわりにあふれる様々な日常のヒト・モノ・コトのひとつを糸口に、自分たちの街の未来について考えるPARK TALKを毎月1回開催します。公園というオープンな環境で、だれもが気軽に立ち寄れるみんなのキャンパスになれればと思っています。年齢制限はもちろんなく、お子さま連れでの参加も大歓迎です。第2回目のテーマは「食とまち」「フードバンク」という活動をご存じでしょうか?フードバンクは、まだ安全に食べられるのに、さまざまな理由で市場に出せない、使われないなどの食品を企業や家庭から寄付してもらい、食べ物を必要としている福祉施設・団体や個人へとどけることで、食品本来の価値を取り戻し、有効利用されるような循環を生み出す活動です。一方に「余っている」食べ物(フード)があり、もう一方で食べ物が「足りない」人がいる。余剰分を集めて、必要なところにつなぐというのが「銀行(バンク)」のイメージです。食べ物に困る人を支援するだけでなく、生産、製造、販売など食品関連企業が抱える余剰食品の問題を解決することは、ひいては社会のセーフティネットのひとつとしてお互いに支え合う地域づくりに貢献することになります。■消費:食品ロスの課題日本で、まだ食べられるにも関わらず廃棄される食品の量は、年間523万トン(2021年農林水産省及び環境省推計)。これは、国民一人当たりに換算すると、「お茶碗約1杯分(約114g)の食べ物」が毎日捨てられていることになると言われています。食品ロスが大量に発生している理由として、賞味期限内にもかかわらず期限が近くなると販売しないルールや、商品の入れ替えで旧商品を破棄する商習慣、誤表記やイベント的な大量仕入れの構造などが起因しているといいます。■貧困:食品が足りない状況日本では相対的貧困率(可処分所得が全国民の中央値の半分に満たない国民の割合)が15.4%、ひとり親世帯の貧困率44.5%(2022年国民生活基礎調査)。また、子ども(18歳未満)の貧困率は11.5%と8人に1人が満足に食事をとれない深刻な状況です(2022年国民生活基礎調査)。また、過去1年間に経済的な理由で食料が買えなかった経験を持つ世帯が13.6%、なかでもひとり親世帯では35.9%という調査結果があります(2017年 社会保障・人口問題基本調査 生活と支え合いに関する調査)。■フードバンク関西とは今回ゲストとしてお越しいただく中島さんが代表を務めるフードバンク関西は、ブライアン・ローレンスによって2003年4月にはじまった食の再分配活動です。「誰もが食べ物がなくて困ることがなく、安心して暮らせる社会づくりに貢献する」をミッションとして、20年以上活動を続けています。基本的な活動は、企業や個人で余剰となった食品を受け取り、社会的弱者を支える非営利団体や困窮する個人に無償で届けることでで、日々たくさんの食品を受け取り、整理・管理して必要な場所に渡しています。運営は基本的に寄付やボランティアによって成り立っている団体です。団体HP:https://foodbankkansai.org/■意見や情報をキャッチできる場このPARK TALKは、ゲストのお話を聞くためだけの場ではありません。インターネットで見える第三者の意見や、正誤のわからない情報ではなく、街の人どうしの生の声や、責任のある情報に触れることができる機会になります。リアルの場で出会える未編集の感情や意見を、参加者の皆さんと少しでも共有できればとの想いから、毎回ゲストのトーク後に、感想をシェアする場を設定させていただきます。ゲストの話を聞いた素朴な感想だけでも、それを掘り下げて疑問や最近の関心のこと、その日あった体験を話すことだけでも、街についての解像度は高まります。もちろん最初はうまく話せなくても大丈夫です。無理だったらその会は聞くだけでも。心地よい範囲でディスカッションを楽しんでください。≪PARK TALK 「食とまち~食糧のアンバランスを考える~」開催概要≫日時:2024年3月28日(木) 19:00-21:00場所:URBAN PICNICラウンジ(神戸市中央区加納町6‐4-1 東遊園地内)参加費:1,500円 ※大学生以下1,000円、小学生以下無料※今回はフードバンク関西の食材でつくる軽食付きです。定員:30名程度登壇者:中島眞紀さん(フードバンク関西 理事長)神戸市生まれ。阪神・淡路大震災以降、住んでいた地域で高齢者・障碍者、子どもにかかわるボランティア活動を続けてきました。日本でも日々の食べものを我慢している子どもたちがいることを知り、何とかしたいと思ったのがきかっけで2013年にフードバンク関西に参加し、2020年から代表を務めています。料理担当:上野佑輔(cucina 朱-iro)芦屋の名店トラットリアで修行した後、様々な業態で磨きをかけた型にハマらない『らしさ』を追求し続ける、日常に寄り添う居心地の良い創作イタリアン。街に現れては消え、また別の場所に現れる架空のレストラン。【プログラム】18:45 受付開始19:00 開講、ゲストトーク20:00 小休憩20:10 ショートディスカッション20:40 質疑応答②20:50 インフォメーション21:00 閉講≪お申込みと参加方法について≫チケットをお選びのうえ、Peatixを通じてお申し込みください。※お申し込みは、定員に達するか、イベント当日正午に締め切ります。※お申込み方法やイベント詳細についてのご質問は、URBANPICNIC事務局までお問い合わせください。 info@urbanpicnic.jp(担当:稲葉)