シェアミーティング 「一人で行くか早く辿り着くか遠くを目指すかみんな全滅するか」オンライン視聴チケット | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-30T17:03:50+09:00 Peatix 山中suplex シェアミーティング 「一人で行くか早く辿り着くか遠くを目指すかみんな全滅するか」オンライン視聴チケット tag:peatix.com,2024:event-3855784 2024-03-30T12:00:00JST 2024-03-30T12:00:00JST 山中suplexでは、2024年3月30日 (土) ~31日 (日) にシェアミーティング「一人で行くか早く辿り着くか遠くを目指すかみんな全滅するか」を開催します。近年ではアーティストの「集団」がCollective (コレクティブ) と翻訳されることが増えましたが、共同スタジオとして始まった山中suplexのように、スタジオ、アートスペース、オルタナティブスペース、アートコミュニティーなど多種多様な形態で、文化従事者たちは集まり活動しています。こうした活動のなかには、空間や機材の共有といった合理的なメリット以外にも、共通の問題意識や仲間意識を出発点に、展覧会や自主イベント、アーティスト・イン・レジデンスなど一般社会に向けてプログラムを行う団体が多く存在します。さらにメンバー間の協働・共存の在り方もバリエーション豊かで、安易なカテゴライズは難しくなっています。本企画では、共同スタジオやオルタナティブスペースといった団体形態で区切りません。①地理的・経済的に不利な状況を生き抜くために何らかの文化的な策を講じる、もしくは、②健康的に他者と協働するために活動形態を工夫する、ユニークな8団体を招聘し、各団体が蓄積してきたノウハウの共有と交流に基づくネットワーク形成を試みるイベントです。どのように活動を維持させてきたのか、各団体がこれまでの体験談を中心に、運営面、具体的な自主企画、苦労していること等をシェアします。さらにオブザーバーとして、関西の芸術文化活動の支援を続ける、おおさか創造千島財団を招聘。各団体の発表内容を共有し、関西におけるアーティスト支援向上を目指します。本イベントは一般にも公開し、若手の文化従事者が多彩な文化実践とエコシステムについて学べる場としても機能します。さらに結成当初から「フレンドシップ」に重きを置く山中suplexの姿勢を引き継ぎ、参加者同士が共に時間を過ごすことに焦点をあてた「宿泊型」で開催します。アカデミックなカンファレンス形式では見落とされがちな有機的なコミュニケーションを促進し、各地で展開されるインディペンデントな実践をつなげることで、新たな連帯に向けて機運醸成を図りたいと思います。■ 開催概要日程:2024年3月30日 (土) ~31日 (日)場所:山中suplex (〒520-0017 滋賀県大津市山中町91-4)参加団体:art space tetra (福岡県福岡市) /GUDSKUL (インドネシア・ジャカルタ) /国立奥多摩美術館 (東京都青梅市)/タネリスタジオ+Art Space&Cafe Barrack (愛知県瀬戸市) /飛生アートコミュニティー (北海道白老郡) /バイソンギャラリー (兵庫県神戸市) /山中suplex (滋賀県大津市) /WALLA (東京都小平市) オブザーバー団体:一般財団法人おおさか創造千島財団主催:山中suplex/Yamanaka Suplex助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団、一般財団法人おおさか創造千島財団 ーーー ■ 参加団体プロフィールart space tetra (福岡県福岡市) アートスペース・テトラは、2004年4月に福岡市博多区にオープンした非営利の文化スペース。さまざまな背景を持つメンバー有志による共同運営によって継続してきた。その活動は展覧会、音楽会、上映会、トークイベントなど多様だが、各メンバーによる大きくは自主企画と会場レンタルの2種類によって成り立っている。メンバー構成は流動的であり、各時期のメンバー構成によってスペースの特色も異なる。2000年代に地方での実験的な表現の場としてスタートしたが、2010年代は震災以降の移住者や研究者が参加し学術や文芸、社会的なテーマでの活動も行われた。コロナ禍以降はレジデンスや配信などの試みを経て、現在はローカルなアートシーンとの協働や若い世代との関わりを重視しつつある。オープンから20周年を迎え、非営利ゆえの運営の維持、世代交代、建物の老朽化など継続の問題に直面しつつも、地方における持続的な文化スペースのあり方を模索している。http://www.as-tetra.info/GUDSKUL (インドネシア・ジャカルタ) 2018年ruangrupaはSerrumとGrafis Huru Haraと共同で「GUDSKUL: Contemporary Art Collective and Ecosystem Studies」 (GUDSKULは英語でGood School、日本語では良い学校という意味) を開始した。GUDSKULでは、アーティスト、キュレーター、アートライター、マネージャー、研究者、ミュージシャン、ディレクター、建築家、料理人、アートデザイナー、デザイナー、ファッションデザイナー、ストリート・アーティストなど、多くの要素で構成されている。この多様性がGUDSKULを豊かでダイナミックな生態系にしている。さらにインスタレーション、アーカイブ、ビデオ、サウンド、パフォーマンス、メディアアート、市民参加型プロジェクト、版画、グラフィックデザイン、教育など、さまざまな実践やメディウムを持つ多数のコレクティブが、GUDSKULに集まっている。この多様なコレクティブがあることで、協働プロジェクトが、社会的、政治的、文化的、経済的、環境的、あるいは教育的に、より充実したものになる。https://gudskul.art/2024/国立奥多摩美術館 (東京都青梅市) 一般通念としての「国立」でも、「奥多摩」でも、「美術館」でもない「国立奥多摩美術館」。「国立」はクニタチではなく、コクリツと読みますが、もちろん日本国の国立ではない。2012年に「奥多摩」ではなく青梅の製材所跡地にて発足。当初、国立奥多摩美術館という言葉は、展覧会のタイトルとして動き出したのだが、看板を頑張ってつくって展覧会後も、取り外すのがめんどくさくて掲示していたら、なぜかGoogleマップや住宅地図に記載されてしまい、施設名のようになってしまった。始まりは冗談の様な思いつきからだった。しかし、このようなちょっとした正論で吹き飛んでしまいそうな一瞬の思いつきを大切にする所から、あらゆる創造的な物事は生まれてくると確信している。普段は美術と向かい合いつつ、施設の扉は閉ざしております。不定期で展覧会などを企画しています。展覧会などの際にはぜひお越しください。お会い出来ることを楽しみにしております。https://moao.jp/タネリスタジオ+Art Space&Cafe Barrack (愛知県瀬戸市) —タネリスタジオタネリスタジオとは、様々なアーティスト、作家が商店街の元電器屋さんの廃ビルを借り設立された、共同アトリエです。3F建ての大きな箱を使い、セルフで改装し空間を設計し、制作スタジオやカフェ、アートギャラリー、事務所として利用しています。生まれ変わらせた複合的なビルで、アーティストの主体性、自主性、地域性を軸にしたコミュニティの場を創造することを目的にしています。https://www.taneristudio.com/—Art Space&Cafe Barrack美術家の近藤佳那子と古畑大気によるアートユニット、及びスペース名。愛知県立芸術大学在籍時、学内で立ち上げたオルタナティブスペース「学食二階次元」などの活動を経て2017年より愛知県瀬戸市にて元電器屋を改装し、美術と人、まちが繋がる実験の場としてカフェスペースとギャラリーが一体となった「Art Space & Cafe Barrack」をオープン。以降、同スペースで近藤佳那子が飲食を、古畑大気がギャラリーディレクターを担当しながら、主に東海圏のアーティストを紹介しつつ、定期的にトークイベント、音楽ライブ、ワークショップなどを開催している。また、Barrackとして様々なアートイベントやプロジェクトに参加し、美術・食・歴史・音楽・造形教育、といった多層的な要素を取り込みながら、人との関わりの中で作品やスペースを展開する。持ち込み企画大歓迎。また、2019年より瀬戸市にて地元の作家たちに声をかけ、3年に一度のペースで瀬戸現代美術展 (企画・参加) を開催。http://www.cafebarrack.com/飛生アートコミュニティー (北海道白老郡) 北海道⽩⽼町の旧飛生小学校を拠点に1986年に創設した共同アトリエ。そこで制作する若手アーティストたち中心に2009年より「⾶⽣芸術祭」始動、毎年9月に開催。2011年より学校周囲の森を舞台に、森と人と創作との永続的な共存を目指しながら、多世代誰しもが共に自然の中で遊び、学び、集える場としての森を未来につなげる「飛生の森づくりプロジェクト」を始動、今年14年目を迎える。また同年より芸術祭の前夜祭として、森と人との百物語をテーマにした総合芸術のキャンプ型イベント「TOBIU CAMP」を10年間実施 (現在休止中) 。月に1-2度の森づくり活動を中心に地域内外より老若男女、アーティスト、非アーティスト、多世代混合、多分野の有志たちとさまざまな協働プロジェクトを実施。現在5世帯に満たない小さな限界集落地にて存在意義を保ち、地域や人との多様な関わりを得ながら活動を継続している。https://tobiu.com/ バイソンギャラリー (兵庫県神戸市) AIR、ギャラリー、アトリエ、コワーキング、シェアハウス、お茶室、店舗、住居、穴。多数の共有エリアからなる介入型複合村。村民には建築家、美術家など国際色豊かなアーティストが滞在している。https://nishimura-gumi.net/1198/山中suplex (滋賀県大津市) 2014年に設立された滋賀県大津市山中町にある共同スタジオ。樹脂、陶芸、金属加工、石彫や、木工などの立体表現や、屋外での大規模な作品制作を実現することが可能。当初から段階的に制作スペースや専門機材などを拡充し、2016年からは半屋外の「山中suplexギャラリー」も設置した。個人制作だけに限らず山中suplexとしても、イベント、展覧会、ワークショップなどを企画・実施し、制作だけではなく発表のスペースとしても機能しつつ、芸術家による持続可能な活動への支援や芸術家同士のフレンドシップに重きを置いて活動している。これまでの主な展覧会に、「余の光、血の塩」 (東京・京都、2021)、「類比の鏡/The Analogical Mirrors」 (滋賀、2020)、「山中suplexのみんなと、尼崎にいるあなた」 (兵庫、2019) など。また2022年12月から2023年11月まで、期間限定のプロジェクトスペース・山中suplexの別棟「MINE (みね)」(大阪) を運用した。https://www.yamanakasuplex.com/topWALLA (東京都小平市) WALLAは、大石一貴、大野陽生、前田春日美、吉野俊太郎の4名によって、2019年の夏に東京都小平市で始動したスペースです。二階建ての一軒家で、普段は共同運営する4人が二階をそれぞれのアトリエとして使用するほか、一階のギャラリースペースを使用しての展覧会やイベントなどを不定期に企画開催しています。WALLAとは「がや」や「賑やかし」など、いわゆる「エキストラ (=その他大勢) 」的な効果のことを意味し、アーティスト・コレクティブのような芸術家集団としての団体名ではなく、主義主張を一にしない、あくまでも共有された場所のみを指す言葉として名付けられました。作品制作に一人集中できる環境を求める者もいれば、一つのグループを持つことで自身の制作へのモチベーションを維持できる者もいる。はたまた作品の制作よりも企画の制作に関心のある者もいる。そうしたバラバラの欲望を達成できる場として共有されています。https://walla.jp/