春の研究会(英語圏児童文学会西日本支部 #9) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-03-10T16:04:50+09:00 Peatix 英語圏児童文学会西日本支部 春の研究会(英語圏児童文学会西日本支部 #9) tag:peatix.com,2024:event-3849136 2024-03-09T14:00:00JST 2024-03-09T14:00:00JST 英語圏児童文学会 西日本支部 春の研究会※オンラインライブ開催(zoom会議への参加)(研究会後の動画配信はありません)※参加費無料!どなたでも歓迎!(事前申し込み制)【研究発表】1.菱田志乃(京都大学人間・環境学研究科)「混乱のスティグマ:ダイアナ・ウィン・ジョーンズWitch Week におけるチャールズの傷“blister”」*発表要旨ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作、クレストマンシーシリーズのWitch Week (1982) はwitch(魔女)が火刑にあう世界であること以外は一般的なイギリスの80年代の寄宿学校が舞台である。物語の主要人物の一人であるチャールズ・モーガンは自分がwitch (魔女)であることを知り、火刑を恐れながらも魔法を使わずにはいられない状態となる。彼は魔法を使わないための戒めとして自分の指を焼くという自傷を行う。その時に出来た指の傷“blister” はその後も何度も登場する。先行研究ではチャールズの言葉の使い方に注目されていたが、指の傷については詳しく取り扱われてこなかった。本発表では指の傷“blister” がスティグマとなる点に着目し、チャールズの混乱をいかに描いているかを明らかにする。2.英語圏児童文学研究会伊達桃子・神村朋佳・竹村理世・藤原典子「英語圏児童文学研究会(CCLE)活動報告その1:若い読者に古典を届けるために」1. Little Women and Meに見るメタ・フィクションの功罪2. Spinning Silverに見る昔話の語り直し*発表要旨英語圏児童文学研究会(Circle of Children's Literature in English, CCLE)は、1998年に関西で発足した児童文学愛好者による研究会。現代作家の代表作や新作を中心に、英語圏の児童文学を輪読する活動を行っている。現在まで110冊以上の本を読了し、初期の活動は『英語圏の新しい児童文学―クローディアからハリー・ポッターまで―』(彩流社、2003年)にまとめられているが、2010年以降の活動について、今後随時テーマを決めて発表を行っていく。今回は、『若草物語』を下敷きにしたLauren Baratz-LogstedのLittle Women and Me (2011)、および昔話の「ルンペルシュティルツヒェン」「シンデレラ」をモチーフに取り入れたNaomi NovikのSpinning Silver (2018)を取り上げ、若い読者に届くように古典的な物語をアップデートしていく手法について考える。★チラシ:配布・掲示にご協力ください。→ 春の研究会チラシ[PDF]◆申し込み期限:3月6日(水)◆お問合せ:Peatixの「主催者へ連絡」もしくはwest-jscle@gmail.comまでe-メールでお知らせください。◆お願いとご注意: ・機器や通信環境に起因するトラブルや不具合には対応できません。  zoomソフトを最新版にしておくことをおすすめします。 ・開催中にトラブルが生じることもございます。当日は主催者からの連絡を確認できるようにしておいてください。 ・オンラインライブ後(研究会終了後)に、動画配信はありません。【西日本支部会員各位】★研究会終了後に引き続き、オンライン支部会を予定しております。ご都合のつく方は、支部会にもご参加ください。