ダンス・トライアル | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-04-23T17:02:55+09:00 Peatix NPO法人DANCEBOX ダンス・トライアル tag:peatix.com,2024:event-3837558 2024-03-23T14:00:00JST 2024-03-23T14:00:00JST 若手アーティスト/制作者がキュレーターとなり、3組のアーティストによる作業灯の下で行うダンスショーケース「ダンス・トライアル」。今回は「横浜ダンスコレクション2019」コンペティション1にて「審査員賞」(グランプリ)・「POROSUS寄付基金Camping賞」の二冠を獲得し、東京を拠点にダンス作家として活動している下村唯。そして、2023年7月より新長田に移住し、神戸ダンスボックスのスタッフとして様々な形のダンスを目撃しながら怒涛の日々を過ごす杉本昇太によるキュレーション企画を実施します。詳細:https://db-dancebox.org/event/2758/ 2024年3月23日(土)14:00 下村唯キュレーション「ダンスの行方 ~みんなでダンス作品に点数をつけてみる~」 ◉ 下村唯『シャーデンフロイデ日和』 ◉ 髙瑞貴×堀之内真平『ROUTE_db』 ◉ 長野里音『うみ、うむ』 2024年3月24日(日)14:00 杉本昇太キュレーション「弱さの可能性」 ◉ 野田容瑛『1(忘)LDK』 ◉ 堀川裕樹『fragile』 ◉ nouses『nous』 「ダンス・トライアル」は作品を発表/踊るだけでなく、終演後に観客やスタッフ、参加アーティスト同士のフィードバックやディスカッションなど交流の機会を設け、お互いの活動内容や問題意識を知ることで、より強いダンスコミュニティの繋がりをつくることを目的としています。ウェブページ:https://db-dancebox.org/event/2758/* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 2024年3月23日(土)14:00下村唯「ダンスの行方 ~みんなでダンス作品に点数をつけてみる~」キュレーションコンセプト「芸術に点数をつけるのはあり?」「コンペって本当に必要なの?」「作品の感想って、みんなどんな感じで考えているの?」 ダンス作品はその抽象的な性質上、評価も曖昧になることがあります。本公演では、3作のダンス作品を実際に鑑賞し、その作品ごとに観客全員で点数をつけ、それを元にダンス作品を探求し、ダンス作品と、作品の作り手、受け手の適切な関係を考えます。 「ダンスとは何か」「なぜ踊るのか」「大切なことは何か」 ダンス作品をみんなで楽しみ尽くしながら、これからのダンスの行方を共に追っていきましょう。上演作品◉ 下村唯『シャーデンフロイデ日和』シャーデンフロイデとは、他人の不幸を目にしたときに感じる喜びなどの快い感情。人の不幸は蜜の味。そんな日々と対話を試みるダンスコミュニケーション作品。振付:下村唯|出演:下村唯、まつなみはる奈上演時間:30分◉ 髙瑞貴×堀之内真平『ROUTE_db』またやって来た、作品説明。今、数多の道がある中で決めねばならない。○、△、□、○、△、□…「ただの説明だよ。そんなに苦しまないで大丈夫。」私は問わねばならぬ。なんとか言い表そう。誰一人こぼれていない ROOT につながる道。振付・出演:髙瑞貴、堀之内真平上演時間:30分◉ 長野里音『うみ、うむ』長野里音 です 。 獅子 座、神戸 出身、生粋の神戸っ子 です。私の街の魅力は 山と海が近いところ だと思います。もう一度訪れたい場所は 仙台 で、あの日見た壮大な景色 が忘れられません。あの日は、私、友達と校庭にいて 、風が強くて凍てつく寒さの中、海をみた 。今日も 汽笛音が鳴る。海を渡り、思い出の場所 に行く。振付・出演:長野里音上演時間:20分* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 2024年3月24日(日)14:00杉本昇太「弱さの可能性」キュレーションコンセプト自分のことをずっと「弱い」存在だと思ってきました。他人が怖くて、傷つきやすくて、心のどこかに疎外感や孤独感をもって生きてきました。しかし、新長田に来てDANCE BOXやこの町の人たちは僕を温かく迎えてくれました。初めて自分の「弱さ」を受け入れてくれた感覚がありました。コンテンポラリーダンスは、既存のダンスを参照しつつ新たなダンスを模索する芸術です。型がなく曖昧で、ある意味「弱い」ところから立ち上がっていくものといえるのではないでしょうか。弱さのもつ力を受け入れること。それは新たな可能性を生み出すきっかけになります。今回は3つの作品を紹介します。移民との共生や阪神・淡路大震災を経験し寛容性を持つ新長田という町で「弱さ」について静かに向き合いたいと思います。上演作品◉ 野田容瑛『1(忘)LDK』『1(忘)LDK』は、不自由のなかに時折一瞬だけ現れる、小さな自由を上演するプロジェクトです。演出家たちが書いたインストラクション(不自由にするもの)を元に、パフォーマーが自分自身で振付を考え、上演(自由にすること)をします。観客はそれを目にし、どうやって自由にしたのか、パフォーマーと話すこともできます。今回は野田容瑛版の上演です。「ハロー、聞こえますか。この場所で私たち、話をしよう。10年前に食べた角煮まんにはパクチーが入っていた。まだ見える、まだ匂いがする、まだ覚えている。そんな話をしよう。」上演:野田容瑛|コンセプト:山田カイル×ジュネスホワイトインストラクション:山田カイル上演時間:45分◉ 堀川裕樹『fragile』わたしたちの体はこの世界のわずかな一部分をたしかに占領していて、そのとき、その場所においては、他のひとが見ることのできない風景を見ている。たとえそれがどんなにささやかで、平凡な眺めであったとしても。ともすれば簡単に見過ごされてしまいそうな、なにが違うのか目を凝らさないとわからない様な特別さ。そんなささやかさに、踊りを通じて分け入り埋もれながらおしひろげ、拡大していくこと。ありふれた誰も見たことのない景色をみるために。振付・出演:堀川裕樹上演時間:6分◉ nouses『nous』言葉、意味、論理のないフィシス(自然)のゆらぎに私たちを近づける。個として生きる軌跡と共に。ありのまま受け入れ忘れゆく。私たちの生きた軌跡と共に。私たちが歩んできた人生が身体であり、感性であり、表現にも振付にもなりえると思います。それらの純度の高い抽出方法として即興の踊りを用いています。自己を除外してフィシスに近づく行為はいつの時代も似た表象になると思います。ですが時代ごとに生まれる多様な個としての自分(人生)を自分たちを受け入れた上でフィシスへ近づく行為は永遠に多様な一回性であり愛しく思います。言葉、意味、論理に囲まれた現在、フィシスへ想いを馳せる事は重要だと思います。その先で誰も哀しまない大切な景色があると信じています。演出・振付・出演:nouses上演時間:15分* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 【日時】◉ 2024年3月23日(土)14:00下村唯「ダンスの行方 ~みんなでダンス作品に点数をつけてみる~」◉ 2024年3月24日(日)14:00杉本昇太「弱さの可能性」【会場】ArtTheater dB KOBE(神戸市長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館4階)【チケット】〈一般〉1日券 2,000円、2日券 2,500円〈割引〉1日券 1,500円、2日券 2,000円(対象:長田区民・会員・U25・障がい者・介護者・65歳以上)〈高校生以下〉1日券 500円、2日券 1,000円〈未就学児〉無料※ 当日券は、各200円増し【予約】本サイト(Peatix)、もしくは電話・メールにて受付【お問合せ】NPO法人DANCE BOX(電話:078-646-7044、メール:info-db@db-danecbox.org)=====================主催 : NPO法人DANCE BOX企画・制作:NPO法人DANCE BOX宣伝美術:DOR 写真:岩本順平助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(次代の文化を創造する新進芸術家育成事業))|独立行政法人日本芸術文化振興会