第6回未来創造鶴岡会議 「イノベーション推進のための組織風土と人生観とは」 バイオ×AI×ビジネスで大躍進中の鶴岡で二泊三日の研修合宿 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-06-29T17:10:27+09:00 Peatix サイアンスアカデミー 第6回未来創造鶴岡会議 「イノベーション推進のための組織風土と人生観とは」 バイオ×AI×ビジネスで大躍進中の鶴岡で二泊三日の研修合宿 tag:peatix.com,2024:event-3796490 2024-10-03T13:00:00JST 2024-10-03T13:00:00JST https://youtu.be/a-O0ngUt14A?si=BqQnl_0tOHNRIlI5イノベーションの聖地 鶴岡サイエンスパーク https://tsuruoka-sp.jp/慶應義塾大学が山形県鶴岡市に先端生命科学研究所を開設したのは2001年。十数人でスタートした当時、ひとつの建物以外は田んぼでした。あれから二十余年たち、慶應発ベンチャー9社を含む22の企業と機関からなる日本屈指のサイエンスパークに成長し、700人の雇用を生み出しました。これは鶴岡市の労働人口の1%にあたります。若手のイノベーターたちの活躍目覚ましく、人工クモ糸研究から発展したSpiber社は現在時価総額1600億円超のユニコーン企業。「田んぼに浮かぶホテル」がコンセプトのスイデンテラスはニッポン新事業創出大賞や地方創生大臣賞などを受賞。世界最高峰の分析技術を開発したHMT社は2013年に東証マザーズ(当時)に上場。納豆菌粉のフェルメクテス社は高たんぱくな新食材としてkin-punブランドを発表。唾液でがんリスク検査のサリバテック社はニッポン新事業創出大賞特別賞を受賞。腸内科学のメタジェン社はでカルビー社から「ボディグラノーラ」を発売。 鶴岡の若き起業家たちのパワーはどこから来たのか。慶應鶴岡をゼロから立ち上げ、23年間所長を勤めた冨田勝名誉教授は、その源泉は「普通は0点」という脱優等生的な雰囲気と、「人生観」を醸成する出羽三山の精神文化だと言います。毎年大企業の幹部が業種を超えて集結し、「イノベーション推進のための組織風土とは何か」という正解のない問いを、冨田勝慶大名誉教授と膝詰めでじっくり議論する貴重な機会です。名称: 第6回未来創造鶴岡会議 日程: 2024年10月3日~5日場所: 山形県鶴岡市 鶴岡サイエンスパーク内 レクチャーホール主催: 冨田ゼミ鶴岡会議実行委員会運営連携: 一般社団法人 Degam鶴岡ツーリズムビューロー協力: 鶴岡市、早稲田大学ビジネススクール、資生堂みらい開発研究所、シチズン時計(株)人事部、中尾マネジメント研究所、NPO法人ZESDA公式ホテル: ホテルスイデンテラス 費用:  研修登録料(134,000円税込)+ スイデンテラス2泊 (約35,000円 税込)      含まれるもの: 朝食2、昼食2、夕食2、夜懇談会2、精進料理、即身仏拝観料 参加対象:管理職または中堅社会人 24名(定員になり次第締切) 申込: 仮申請フォームに氏名とメールアドレスをご記入ください。 開催内容(予定)基調講演 冨田勝 慶應義塾大学名誉教授・鶴岡サイエンスパーク代表理事鶴岡ベンチャー各社講演・    Spiber株式会社 ・    株式会社SHONAI(旧ヤマガタデザイン) ・ 株式会社メタジェン ・ フェルメクテス株式会社 ほか参加者によるネットワーキング生命科学と精神文化に基づくディスカッション出羽三山探訪 ・ 湯殿山本明寺 即身仏拝観  ・ 羽黒山杉並木(日本遺産)散策 ・ 松が岡開墾場(日本遺産)探訪鶴岡会議開催実績鶴岡会議開催実績第1回 2021年11月11日~13日 / 第2回 2022年6月2日~4日 第3回 2022年10月20日~22日 / 第4回 2023年6月8日~10日 第5回 2024年6月6日~8日 https://tsuruoka-kaigi5.peatix.com過去の参加企業株式会社資生堂/損害保険ジャパン株式会社/第一生命ホールディングス株式会社/Biprogy株式会社/株式会社野村総合研究所/三井住友信託銀行株式会社/株式会社三菱UFJ銀行/明治安田生命保険相互会社/SMBC日興証券株式会社/エーザイ株式会社/サントリーホールディングス株式会社/東京海上日動火災保険株式会社/株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールス/三井物産株式会社/株式会社博報堂/シチズン時計株式会社 ほか登壇者のメッセージ冨田勝 慶應義塾大学名誉教授、一般社団法人 鶴岡サイエンスパーク代表理事  会社にイノベーションを起こそうとするのであれば、その会社は何のためにあるのか、という本質をまず考える必要があります。人々の幸せのため、と言うのであれば、人間の幸せとは何か。そもそもあなた自身にとって幸せな人生とは?  歴史に名を遺した偉人たちは、旅に出たり修行をしたりして、「自分の存在意義」を大自然の中から見つけようとしてきました。山形の出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)は古くから信仰を集め、三山を巡ることは「生まれかわりの旅」と言われ、自然の中で自分自身と向き合う機会とされてきました。 本会議では、全国から志の高い人々が集結し、未来社会のために専門分野の垣根を越えて、自分たちの社会的使命は何か、どのように連携協力するべきか、どんな人材を次世代に育成すべきか、議論します。四季が美しい自然豊かな鶴岡で、日々の忙しいオペレーションからいったん離れ、最先端の生命科学と歴史的な精神文化の両面に触れることで、私たちの未来をどのように創っていけばよいのか、鶴岡でそのヒントがきっと見つかるはずです。(とみたまさる)1981年慶應大学工学部卒業後、渡米。カーネギーメロン大学コンピュータ科学部でAIを専攻して修士課程(1983)と博士課程(1985)修了。1990年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス開設とともに帰国。環境情報学部助教授、教授、学部長を歴任。2001年に慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)を開設し、22年間所長を務めた。米国National Science Foundation大統領奨励賞(1988)、日本 IBM 科学賞(2002)、大学発ベンチャー表彰特別賞(2014)、第5回バイオインダストリー大賞(2021)、第27回安藤百福賞大賞(2023)などを受賞。真相報道バンキシャ!(日本TV)、サイエンスアイ(NHK)、NEWS23(TBS)などのコメンテータを務めた。 菅原潤一 Spiber株式会社 共同創業者 子供の寝顔を見ていると、この子達に幸せな人生を送ってもらいたいという気持ちが心の底から湧いてきます。深刻な環境破壊や資源不足、戦争や残酷な犯罪。それらを解決し、より豊かで持続可能な社会を後世に残したいと思うのは、人間の本能的な感情のはずです。一方、未来のことを真剣に考え始めると、残された時間はそれほど長くはないことに気がつきます。人と同じようなことをして、生産的でない過剰な競争に疲弊している暇はありません。世界を良くするために真に必要なことを、たとえリスクを伴ってでも、異次元の規模とスピードで実行しなければなりません。そのための手段が、私にとってのSpiberです。(すがはらじゅんいち)2007年慶應義塾大学環境情報学部卒業、同年スパイバー社設立。2011年慶應義塾大学政策メディア研究科システムバイオロジープログラム博士課程修了(Ph.D)。現在、Spiber社取締役兼代表執行役。2023年12月時点でSpiber社の時価総額は1617億円。牧 兼充 早稲田大学ビジネススクール 准教授 鶴岡は世界有数のサイエンスベースのスタートアップ・エコシステムの成功事例です。その背景には、スター・サイエンティスト冨田勝が、地域とのインタラクションにより育んできた行動原理があります。この冨田さんの行動原理が、鶴岡のエコシステムにいる多様なプレイヤーの人たちに伝染することで、エコシステムが常に進化し続けています。そして、この鶴岡会議は、都心にいる大企業の皆様が鶴岡のエコシステムとつながり、自社に持ち帰ることのできるイノベーションの知見を得る場として、とても貴重な機会となっています。(まきかねたか) 2015年カリフォルニア大学サンディエゴ校にて、博士(経営学)を取得。スタンフォード大学社会・環境工学科客員准教授、カリフォルニア大学サンディエゴ校ビジネススクール客員准教授、高知大学客員教授などを歴任。日米の大学において理工・医学分野での人材育成、大学を中心としたエコシステムの創生に携わる。経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員、内閣官房「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議」構成員などに参画し、日本のイノベーション政策に深く関わる。福田真嗣 株式会社メタジェン 代表取締役 人生を自分らしく生きることは、誰しもが当然の望みかもしれません。そのためには健康が必要不可欠ですが、健康を維持するためには、「治療」と「予防」の2つの戦略が必要です。私たちは、その両面から人類の健康を支える「腸内環境」に焦点を当て、最先端科学でそのメカニズムを解明し、個人差の素因と考えられる腸内環境に基づく新しい医療・創薬・ヘルスケア産業の創出を目指しています。腸内環境を理解する上で欠かせないのが「便」であり、そこには腸内細菌やその代謝物質に関する情報が含まれていることから、未来の健康社会の鍵は便にあると考えています。われわれがなぜ便を「茶色い宝石」と呼ぶのか、「ブラウンオーシャン戦略」とはどのようなものなのか、是非この鶴岡で体感いただければと思っています。(ふくだしんじ)2006年、明治大学大学院農学研究科博士課程を修了後、理化学研究所基礎科学特別研究員などを経て、2012年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2019年より同特任教授。2015年、バイオサイエンスグランプリにて最優秀賞を受賞し、株式会社メタジェンを設立。2021年より(一社)腸内デザイン学会代表理事、2022年より順天堂大学大学院医学研究科特任教授を兼任。長岡太郎 株式会社SHONAI(旧ヤマガタデザイン) 街づくり推進室長   株式会社SHONAIは山形県庄内地方を拠点に、地方の可能性から新たな経済創出に取り組む会社です。庄内地方に拠点や縁を持つ企業の投資により設立され、地域自らが当事者となり、山積する地域課題に挑み、未来を創造する、夢と責任ある社会の実現を目指しています。地方は希望に溢れています。しかし、その希望は、誰かが照らしてくれる光ではなく、自らが当事者として行動することで生み出す光だと、私たちは考えます。庄内から挑戦する当社の姿勢や実績、提供するサービスを通じて、他の地方で挑戦する当事者に貢献し、日本の地方からより多くの希望を創出します。(ながおか・たろう)山形県寒河江市出身。2010年、山形大学人文学部を卒業。日本放送協会に入局、函館局、山形局で記者として観光、街づくりなどをテーマに取材。地方創生のモデルをつくるため、2016年ヤマガタデザイン株式会社(現SHONAI)に入社し、広報を担当しながら、様々な事業の立ち上げに携わる。2018年ホテルスイデンテラスの開業後は営業も担当。現在は、株式会社SHONAIの街づくり推進室で、企業への再エネ供給と教育還元を組み合わせた「SORAIソーラー」事業など、各種街づくり事業を担当。長内あや愛 フェルメクテス株式会社 共同経営者 令和の今は世界中で、今後は、肉の環境負荷やそもそも生産がおいつかない問題がでてきて、肉ではなく、代替タンパクを食べる動きがあります。この代替タンパクの中で、一番可能性が高いと考えているのが、「納豆菌」そのものをタンパク源として食べることです。過去の食文化史からヒントを得て、新しい技術でタンパク質をつくり、持続可能な食文化をつくっていくことにチャレンジしています。まだまだこれからスタートになる、壮大な食プロジェクトです。どうぞ応援の程お願いいたします!(おさないあやめ)2019年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2021年同大学院政策・メディア研究科修了。14歳からAmeba official Blog「14歳のパティシエは今、食文化研究家」を現在まで毎日更新中。料理人文化人ランキング最高3位。世界経済フォーラムダボス会議U30起業家コンテスト 最優秀賞。NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」再現料理制作。2019年復刻再現料理の「食の會日本橋」経営。東京MX「堀潤モーニングフラッグ」コメンテータなど。