南沢典子さんと、「あたらしいオフィス」の話! | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:37:17+09:00 Peatix lwnish_2 南沢典子さんと、「あたらしいオフィス」の話! tag:peatix.com,2018:event-379612 2018-06-10T13:00:00JST 2018-06-10T13:00:00JST 4/23に発売された西村佳哲の新刊『一緒に冒険をする』(弘文堂)に登場する、南沢典子さん(美養品の会社・あきゅらいず代表)と、集まった方々を交えてゆっくり話を交わす時間をつくります。本を読み、南沢さんの面白さに惹かれた方。3年前、奈良のフォーラムで同じく心を鷲掴みにされていた方。ご本人の律動に触れる機会です。どうぞ!南沢さんの話を聞いていると、「会社ってなんだろう?」という問いと、あと「経営って面白いな…」という気持ちがムクムク湧いてきます。僕の場合、ですね。彼女が聞かせてくれる「うちの会社はいまこんなふうにやっている」話の数々には、目から鱗が落ちるものが多い。というかそればっかりで、経営や働き方って、まだいくらでも工夫の余地があったなと目を覚まされる。その一部が『一緒に冒険をする』でも語られているわけですが、今回(6/10)は、さらに「オフィス」にマトを絞って訊いてみたい。あきゅらいずは来年・2019年、東小金井の駅前に新社屋を建てるんですよ。いま多分、設計の最終段階くらいじゃないかな。で、オフィス・プランニングは、西村の「働き方研究」の原点なのです。これは『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)にも載せた図版ですが、1960年代に活躍したドイツのあるコンサルティング会社が提唱していた「オフィス・ランドスケープ」の一例。壁が構造体だった時代は、一部屋一部屋のサイズが制限されて、会社組織も細かく分断されがちだった。しかし、柱で床面を支える建設技術が登場し「壁のない大きなワンフロアー」が生まれ「じゃあそこをどんなオフィス空間にする?」という魅力的な課題領域が生まれた。その頃の提案の一つです。新技術で新しい空間が生まれ、「じゃあそこでどんな働き方をする?」という問いが生じる。同じようにインターネットが登場し、「じゃあオフィスはどんな形になる? 私たちの働き方はどう変わる?」という課題領域が90年代以降生まれた。その端部に、たとえばいま「WeWork」のオフィスがある。      WeWorkサイトよりでも、日本のオフィスの大半はいまだにこの形ですよ。戦後の経済成長期からまるで進化していないのだけど、「いつまでママチャリに乗ってんだ?」と思う。悪い言い方をすると、ですね。オフィスはもっといろんな試みが可能で、面白い領域です。でもなんでかみんな、「こういうもんだ」というところで思考停止している感じがあるんだよな。とは言っても、南沢さんとマニアックなオフィス・プランニング話を交わしたいわけじゃない。つまるところ、自分たちの仕事や働き方を考えていたら、オフィス・レイアウトも変えざるを得ないはずなんですよ。「働き方改革」の議論は時間の話に偏りすぎているし、オフィス・レイアウトはそのままで「改革するぞ!」と声をあげている経営者がいたら、ちょっと考えようぜと言いたい。履いている靴が変わると出来るスポーツがある。空間が変わると生まれるコミュニケーションがある。南沢さんとあきゅらいずが新しいオフィスをつくる。そこでどんなことを考え、どんな空間が生まれようとしているのか。一足早く、一緒に聞いてみたい。というわけで、どうぞお集まりください。