「やさしいはつくれる?」スピンオフ企画第3弾 成長しなくちゃダメですか? ~能力主義社会における“成功”と“幸福”のハナシ~ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-02-27T16:33:08+09:00 Peatix SPBS 「やさしいはつくれる?」スピンオフ企画第3弾 成長しなくちゃダメですか? ~能力主義社会における“成功”と“幸福”のハナシ~ tag:peatix.com,2024:event-3794182 2024-01-28T14:00:00JST 2024-01-28T14:00:00JST 「“やさしい”とは何か」という壮大なテーマのもと、メインパートナーに〈桃山商事〉清田隆之さんを迎えて開催したSPBS THE SCHOOL連続講座「やさしいはつくれる?~自分を知り、善き他者となるための対話型ワークショップ~」。 全6回にわたり、自己理解を深め、他者の声に耳を傾け、社会や政治に“やさしさ”をつなげていくことについて考えました。 講座終了後の2023年5月には、連続講座のスピンオフ企画第1弾「私たちには“リベラル国語”が必要だ〜言葉の成り立ちから学ぶ社会や政治のこと〜」を実施。政治学者の中野晃一さんをゲストに迎え、「社会」や「自由」、「新自由主義」などの何気なく使っている言葉の成り立ちから、“やさしさ”について考えました。 同年9月にはスピンオフ企画第2弾、みんなで語ろう政治の不安~恐怖や嫉妬が数字につながる世界で、“やさしい政治”ってあり得るの?~を実施。国際政治学者の三牧聖子さんをお招きし、“やさしい政治”の可能性について探求しました。 そして今回、スピンオフ企画第3弾として、組織開発コンサルタントの勅使川原真衣さんをお招きし、絶えず成長し続けなければならない「能力主義社会」について考えていきます。私たちをさまざまな尺度で測定し、価値付けてくる「能力主義」の眼差し。学力から運動能力、コミュニケーション能力にリーダーシップ、メンタルの強さから“人間力”という謎の能力まで、この社会は私たち一人一人のあらゆる側面を能力化し、評価を下してきます。そのような能力主義社会の中で、「成長しなければ」「競争に勝たなければ」という感覚を内面化し、無限の努力を強いられて苦しい思いをしている人は少なくないはずです。でも、それって本当に必要な苦痛なのでしょうか?能力主義社会で“成功”することと、私たちの心身が感じる“幸福”とは、もしかしたら似て非なるものなのではないか──能力主義の呪縛を解きほぐした先にある「やさしさ」について、清田さんと勅使川原さんが語ります。イベントの後半には、お二人による講義を聞いて沸き上がったことを会場参加のみなさま同士でシェアする対話のパートをご用意しています。ぜひ、お気軽にご参加ください。  ■こんな人におすすめ・常にがんばりすぎてしまう人・「能力主義」に向き合い、考えたい人・他者や社会との関係について模索したい人・新自由主義との関わり方を見つめ直したい人 ■ゲスト 清田隆之(きよた・たかゆき)さん 1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1200人以上の恋バナを聞き集め、「恋愛とジェンダー」をテーマにコラムやラジオなどで発信している。『QJWeb』『日経doors』『臨床心理学』『すばる』『現代思想』など幅広いメディアに寄稿。朝日新聞beの人生相談「悩みのるつぼ」では回答者を務める。桃山商事としての著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)『生き抜くための恋愛相談』『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』『どうして男は恋人より男友達を優先しがちなのか』(ともにイースト・プレス)、トミヤマユキコ氏との共著に『大学1年生の歩き方』(左右社)、単著に『よかれと思ってやったのに──男たちの「失敗学」入門』(晶文社)『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』(扶桑社)。新刊『どうして男はそうなんだろうか会議――いろいろ語り合って見えてきた「これからの男」のこと』(澁谷知美さんとの共編著/筑摩書房)が2022年8月に発売。女子美術大学非常勤講師。Twitter→@momoyama_radio 勅使川原真衣(てしがわら・まい)さん 1982年、横浜市生まれ。慶応大学環境情報学部卒業、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。BCG(ボストン コンサルティング グループ)などの外資コンサルティングファーム勤務を経て独立。2017年、おのみず株式会社(https://hitomiru.jp/ )を設立し、企業や病院、学校などを対象に、組織開発を支援する。2児の母。2020年から乳がん闘病中。22年12月、「能力」とは何か、商業化する能力主義、自己責任社会を教育社会学と組織開発の視点でとらえた『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)を出版。朝日新聞デジタルRe:Ronと大和書房ウェブマガジンだいわlog.にて連載中。Twitter(https://twitter.com/maigawarateshi ) ■開催概要・開催日時:2024年1月28日(日)14:00~16:30・会場:SPBS TOYOSU(東京都江東区豊洲2-2-1 アーバンドックららぽーと豊洲3 4F)・定員:会場参加:25名/オンライン 制限なし■定員・会場参加:25名・オンライン視聴:制限なし■チケット料金①会場参加チケット:2,750円(税込)②オンライン視聴チケット:1,650円(税込)■ 注意事項・アーカイブ動画はイベント終了後7日以内(土日祝除く)に公開いたします。視聴期限は公開から1ヶ月となります。・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則としてお受けしておりません。