【当意即妙 連動企画】実践者=アーティストとともに思考する3つのワークショップ「アフェクティブ・サイト Affective Site」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-02-04T20:11:12+09:00 Peatix zwal 【当意即妙 連動企画】実践者=アーティストとともに思考する3つのワークショップ「アフェクティブ・サイト Affective Site」 tag:peatix.com,2024:event-3776660 2024-01-26T18:00:00JST 2024-01-26T18:00:00JST 「アフェクティブ・サイトAffective Site」は、世界で起きているさまざまな社会・政治課題や困難と、文化芸術表現の関わりについて、その<実践者>であるアーティストと共に、さまざまな課題や疑問を共有し、思考することを目的としたワークショップシリーズです。全3回からなるプログラムでは、それぞれ異なるテーマが設定されています。また、そうした思考のプロセス―対話や議論―にも問題意識を設定し、それぞれのテーマに合わせ、異なる手法を試みます。ーーー プログラム1:レクチャーパフォーマンス 「大きな困難と向き合うための討議」 2024/1/26(金)18:00-20:00会場:ミーティングルーム2 → 講堂 定員:15名 → 50 名※ご予約多数のため、会場・定員を変更しております。 戦争をはじめとする政治的・社会的困難にどのように対峙し、自らの立場からそれらへの態度やアクションを創造していけるのか? ワークショップシリーズの企画者・キュレーターの居原田遥による問題提起、アーティストの藤井光による応答としてのレクチャーパフォーマンスを踏まえ、ワークショップ参加者、そしてゲストディスカッサントを交えて議論します。【藤井光】映像作家・アーティスト。過去と現代を創造的につなぎ、歴史や社会の不可視な領域を批評するインスタレーション作品を制作している。主な展覧会は「もつれるものたち」(東京都現代美術館,2020年)、「あいちトリエンナーレ2019:情の時代」(2019)、「MOTアニュアル2016キセイノセイキ」(2016)。受賞歴に「日産アートアワード2017」グランプリ(2017年)、「Tokyo Contemporary Art Award 2020」など。      プログラム2:スクリーニング・アッセンブリー「連帯/接続の方法!」2024/1/27(土)15:00-17:00会場:講堂 定員:40名 過度な社会的脅威や暴力と空間的に接する際に、あるいはそこで生きていく際に、どのような抵抗のあり方を示し、実践できるのか。その一つに、互いの場所や立ち位置を共有し、連帯/接続をするという方法があります。さまざまな地域でフィールドワークを行う映像作家の小鷹拓郎と、タイの深南部にあるアートスペース「パタニ・アート・スペース」の2名のアーティストが、映像作品の上映とプレゼンテーションを行い、それぞれの作品やアーティストとしての生き方を共有し、互いの共感/違いを考えます。【小鷹拓郎】映画監督・アーティスト。社会の分断を抱えた地域で緻密なフィールドワークをおこない、ドキュメンタリーとフィクションを往来するモキュメンタリー映画などの作品を制作。これまでアフリカ、中東、アジア諸国で制作し、ジャカルタビエンナーレ、奥能登国際芸術祭など国内外の芸術祭や映画祭で作品を発表。2017年には文化庁新進芸術家海外研修制度でタイ・チェンマイを拠点に一年間活動。爆弾テロが頻発しているタイ深南部パタニーの紛争地帯ではイスラム教徒たちと共同制作した。直近では約3ヶ月間パプアに滞在し、現地のジャーナリストらのサポートを受けて新作映画を制作。【パタニアートスペース】タイ深南部パタニー県にあるアートスペース。スペースの位置する深南部はタイの南、マレーシアとの国境沿いに位置するエリアであり、仏教信仰が根強いタイにおいて住民の多くがイスラム教徒、マレー文化の影響が根付いている。また現在でも、タイからの分離独立を求める過激派による爆弾テロなどといわれる困難が頻発している。Ajarn Je Abdullah Jesorhoをはじめとするアーティストたちによって設立されたアート・スペースでは、深南部のアーティストたちの実践を紹介するヌサンタラ(群島)・アート・フェスティバルが開かれている。 プログラム3:プラクティカル・ダイアローグ 「祈ること?幸せのための実践を考えよう」2024/1/28(日)15:00-17:00会場:講堂 定員:40名 絶望的な社会や大きな困難を抱える世界だとしても、生きていかなくてはいけない。そうした絶望や困難は、どのようなかたちとして表れているのでしょうか。そして、どうすれば、そこからそれぞれの幸せを探すことができるのでしょうか。プログラム3では、そうしたあらゆる人々の幸せのための「実践」を模索することを目的とします。モデレーターの居原田遥による問題提起を受けて、さまざまな場所を訪れながら創作活動を行うキュンチョメとミャンマーを拠点とするカミズの2組のアーティストから、「祈る」という実践をテーマとした創作や表現についてハイブリッドなプレゼンテーションをしてもらいます。その後、ディスカッサントを交えて「幸せのための実践」について考えます。【キュンチョメ】ホンマエリとナブチによるアーティストユニット。さまざまな土地に滞在しながら、この世界を見つめ直し出会い直すための、詩的でユーモラスな作品を制作している。2011年からアーティストとしての活動を開始。第17回岡本太郎現代芸術賞 太郎賞受賞。近年の主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」(2019)、「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」(2022)。そのほか自主的な企画も多数。 2023年には黒部市美術館にて個展「魂の色は青」(2023)を開催。【カミズ】ミャンマーを拠点とするアーティスト。「当意即妙—芸術文化の抵抗戦略」展の参加者であり、同展覧会では、クーデターで犠牲になった人々の顔を紙製のマスクをきっかけとした実践の「Masking/Unmasking Life(Death)」を発表。クーデターという困難を受けて、死と、そして「生」へとつながる希望を、創造的な方法を用いて模索・提示する思考を続けている。ーーーー人は誰しも、生きていくなかで、予期せぬ出来事や困難に直面します。それは当たり前だった日常や穏やかな生活が壊れてしまうようなものかもしれません。それは、社会の大きな力によって引き起こされ、自分一人の力では、どうにも解決できないかもしれません。そうしたときに、すばやく、的確に、自分の出来ることで「なにか」する。絶望的な状況に対して、ユーモア溢れる、希望となるアクションを起こす。アートをはじめとする文化実践(Cultural Practice)には、そうした現実――絶望的な世界――に対し、未来のための「一手」となる可能性があると信じています。                                 居原田遥(ワークショップ「アフェクティブ・サイト」企画者)企画・構成:居原田遥キュレーター、東京芸術大学博士後期課程在籍。沖縄をはじめとするアジアの政治・社会課題や困難と向きあう芸術文化のあり方・活かし方を研究しながら、アーティストたちと共同する。一般社団法人Docu-Athan(ドキュ・アッタン)理事。これまでの主な実践にドキュメンタリー映画『CONSTELLATION』(中森圭二郎監督)企画・制作(2016年)、「琉球の横顔-描かれた「私」からの出発」(沖縄県立美術館・博物館、2021)企画協力、「当意即妙―芸術文化の抵抗戦略」(京都芸術センター、2024)企画など。進行・企画・構成:居原田遥(キュレーター)助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 Updates tag:peatix.com,2024-01-23 10:43:39 2024-01-23 10:43:39 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1487681