実業之日本フォーラム 地経学サロン #6  「ネオ・チャイナリスク」の行方 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-12-20T19:55:08+09:00 Peatix 実業之日本フォーラム編集部 実業之日本フォーラム 地経学サロン #6  「ネオ・チャイナリスク」の行方 tag:peatix.com,2023:event-3776161 2023-12-13T16:00:00JST 2023-12-13T16:00:00JST オンライン(zoomウェビナー)12月13日(水)16:00~17:00 中国人エコノミスト、柯隆氏に聞く   「ネオ・チャイナリスク」の行方 前回のサロンでは、中国が抱える不良債権処理がハードランディング、ソフトランディングいずれに向かうのかを検証した。 今回は、習近平政権の特異性に着目しながら、改めて中国という国家が持つ強み・弱みについて専門家にインタビューする。 語るのは、中国の政治と経済を長年ウォッチしてきた柯隆(かりゅう)氏。 「中国の特色ある社会主義」を掲げる習近平政権は、民主主義国家ではとり得ない計画経済と市場経済の組み合わせによって独自の発展を遂げ、西側中心の国際社会に挑戦してきている。 そうした中国がグローバル社会にとっての脅威となり得るリスクを、柯隆氏は「ネオ・チャイナリスク」と呼ぶ。 世界第2位の経済大国・中国において、習近平総書記(国家主席)は、昨年秋の共産党大会で「掟破り」の3期目続投を決め、権力基盤を確固たるものとした。 他方で習政権は、行き過ぎた権力集中によって政策の誤りを指摘する牽制機能が働かず、危機が極大化するまで対応できないという構造的問題を抱える。 強さと脆さ、二つの側面を持つ中国に、国際社会はどのように対峙すればよいのか。 国際社会そのものが「中国の特色ある社会主義」によって塗り替えられる可能性はないのか。 ネオ・チャイナリスクの行方を考える。 【主要項目(予定)】 ・中国にとって不良債権はどこまで問題なのか ・市場経済と計画経済という「水と油」を、どのように中国は融合しているのか ・「国進民退」政策下においても、なぜTikTok、ファーウェイ、SMICといった世界的企業が生まれるのか ・「デジタルレーニン(デジタル監視主義)」がもたらす国家安定と、イノベーション減退のバランスをどうとるか ・ネオ・チャイナリスクは、中国が衰退すれば減る(国際社会との協調に転換する)のか、中国が世界の覇権を握る可能性はないのか…など インタビュイー: 柯隆(かりゅう) 東京財団政策研究所 主席研究員 63年中華人民共和国・江蘇省南京市生まれ。88年来日、愛知大学法経学部入学。92年同大卒業。94年名古屋大学大学院修士課程修了(経済学修士号取得)後、長銀総合研究所国際調査部研究員、富士通総研経済研究所主席研究員などを経て18年から現職。著書に『「ネオ・チャイナリスク」研究』(慶應義塾大学出版会、21年)ほか多数。 実業之日本フォーラムとは:実業之日本総合研究所が運営する「地経学」に特化したウェブメディア。2022年に本格ローンチした。経済・産業、金融、安全保障などの専門性を持ち寄った混成編集チームによるプロジェクトで、編集顧問にジャーナリストの船橋洋一を迎え、編集長を元・日経ビジネスオンライン編集長の池田信太朗が務める。