「のどごし勝負」から遠く離れて | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-01T13:39:35+09:00 Peatix 神保町ブックセンター 「のどごし勝負」から遠く離れて tag:peatix.com,2018:event-376432 2018-05-11T19:30:00JST 2018-05-11T19:30:00JST 2012年、雑誌『WIRED』日本版編集長に就任し、2017年に退任した若林恵氏。時代を見通す切り口を提供しつづけた唯一無二の雑誌として、その退任と休刊は多くの読者に惜しまれました。奇しくもそれから程なくして、若林氏が2010年から2017年の間に書いたテキストの多くを網羅した集成となる初の単著『さよなら未来』が岩波書店から刊行されました。決して「未来」を諦めるのではなく、疑わしい「未来」について問いを投げかけ続けること。それが若林氏のテキストの真骨頂だと感じます。「のどごし勝負」というフレーズは、当時の『WIRED』スタッフが「バズ」を生み出す記事の特徴を的確に表現したもの。本書にも収録されている若林氏のエッセイ「ニーズに死を」の一節です。2016年を象徴する「今年の言葉(Word of the year)」として、Oxfordが「ポスト真実(post truth)」を選んでから1年以上経った今なお、真実か否かよりも市場原理が優先された、反射的にクリックしたくなる「ニーズ」に沿ったタイトルをつけられた「のどごし勝負」の情報があふれ、日々私たちに差し出されています。本イベントは、2018年4月に開店したばかりの、約9000点の岩波書店の本が並ぶ複合店「神保町ブックセンター」にとって初となる刊行記念トークイベントでもあります。同店に並ぶような本と、インターネットによって日々差し出される記事とは、直感的には異質なものです。しかしもちろん完全に別なものと言い切れるほどロマンティックでもないはずです。これからの本と本屋、記事とメディアの関係を中心に、同店アドバイザーの内沼晋太郎が聞き手となり、若林氏に語っていただきます。若林恵(わかばやし・けい)1971年生まれ。編集者・ライター。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社に入社し、月刊『太陽』を担当。2000年にフリー編集者として独立し、以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長に就任。2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers, http://blkswn.tokyo )設立。 Updates tag:peatix.com,2018-04-20 13:39:21 2018-04-20 13:39:21 タイトル は 「のどごし勝負」から遠く離れて に変更されました。 Orig#332302