【たちばな教養学校 Ukon】第1期 第4回「つながりの回復を求めて」【オンデマンド・各回申込みチケット】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-05-30T23:56:50+09:00 Peatix 京都橘大学 生涯教育・通信教育課 【たちばな教養学校 Ukon】第1期 第4回「つながりの回復を求めて」【オンデマンド・各回申込みチケット】 tag:peatix.com,2023:event-3754872 2023-11-11T15:00:00JST 2023-11-11T15:00:00JST *****************************************************※ このページは、【第4回「つながりの回復を求めて」】のオンデマンド配信チケットの販売ページです。※ 【全8回一括申込みチケット】をご希望の方は、こちらからお申込みください。*****************************************************こちらは「たちばな教養学校Ukon」第1期 第4回「つながりの回復を求めて」のオンデマンド授業の申込みチケットです。第4回「つながりの回復を求めて」STAFF LOG(授業当日の様子)────────────────────────────────────「食べもの」から経済を考える平賀さんによって、授業中に「今日のお昼/夕ご飯につながる政治・経済を考えてみてください」と、「今日のお昼/夕ご飯につながる人と自然を考えてみてください」というワークが出されました。前者のワークでは経済にがっちりと組み込まれた食の現状を見つめなおし、後者のワークではお金儲けに繋がらない食について皆さんに考えてもらいました。現在の資本主義的食料システムは様々な問題を抱えていますが、ケアなどのお金では測れないものがこの問題の解決には重要だと平賀さんは説いています。■ チケットについて 受講料:1,500円ご購入後の参加者都合によるキャンセル・返金はお受けできませんのであらかじめご了承ください。その他、お申込み、受講に関する規約は、たちばな教養学校 Ukon特設サイトからご確認ください。■ 配信について 配信期間:チケット購入日~2024年4月30日までチケットの購入が完了しましたら、専用のページ(Vimeo)から受講が可能です。────────────────────────────────────「たちばな教養学校 Ukon」は、京都橘大学が2023年度からつくるあたらしい学びの場(学校教育法第107条に定める公開講座)です。半年ごとにテーマを定め、多彩な講師陣による全8回の授業を実施します。受講資格は特にありません。学ぼう、楽しもうという意欲があれば、どなたでも受講できます。 費用対効果をあらわすコスパに加え、タイパ(タイムパフォーマンス・時間効率)の意識が広まっています。身はひとつ、1日は24時間なのに、情報量は激増の一途。動画を「倍速視聴」する。仕事も家事もスピーディーに、人づきあいも恋愛も、ムダをしているヒマはない。ショートカットで情報を集め、即断即決で最適解を手に入れたい。人びとはますます「せっかち」になってきています。 その一方で、「ネガティブ・ケイパビリティ(消極的な能力)」の価値が説かれます。拙速な結論、過激な意見に飛びつかず、急がず焦らず、すぐに解決できない問題を抱えてそれに耐え抜く力──「宙ぶらりん」の状態に踏みとどまり、それを持ちこたえる力や態度が注目されます。 不確かで先行き不透明な時代を生きるには、そのバランスを取るしかないのだろうと思います。生産性の時間(社会的時間)とは適度な距離を取り、自然の時間(自分の時間)との共存を図る。それには、湯浅誠さん(社会活動家)のいう「SNS以上しがらみ未満」の新しい「つながり」──ゆるやかな〝縁〟に結ばれた居場所を創り出すことが大切です。公と私の中間にある共有地(コモン)のような空間、手触りのある、人の顔が見える交流の場──。 その際キーワードになるのが「ケア」なのだと思います。人への配慮や思いやり、自分を取り巻く世界や歴史への関心、想像力なのだと思います。 「人の話をじっくり聞く」「立ち止まって自分に問いかけ、借りものでない言葉を見つけていく」「外とのゆるやかなつながりを取り戻す」「変わることを恐れない、楽しむ」──いまから始まるUkonの講座は、そうした気づき、〝生きた教養〟の場をめざします。(たちばな教養学校Ukon学頭・河野通和)■第1回「はじめまして、哲学対話」永井 玲衣 さん(哲学研究者)■第2回「ネガティブ・ケイパビリティとは──私にとっての学び」日比野 英子 さん(京都橘大学学長・健康科学部教授)■第3回「笑いの力──喜劇王チャップリンに学ぶ」大野 裕之 さん(脚本家・演出家・映画プロデューサー・日本チャップリン協会会長)■第4回「つながりの回復を求めて──食べものから考える」平賀 緑 さん(京都橘大学経済学部准教授)■第5回「他者のことばを生きる──翻訳家の仕事場」鴻巣 友季子 さん(翻訳家・文芸評論家)■第6回「非日常との出会い──ウズベキスタンで考えたこと」河原 宣子 さん(京都橘大学看護学部教授)■第7回「新しい居場所を求めて──京アニの世界から」野村 幸一郎 さん(京都橘大学文学部教授)■第8回「物語する世界──文学・漫画・ゲームと生きる」渡辺 祐真 さん(文筆家・書評家・書評系YouTuber)