ネオ・ソクラティク・ダイアローグ (NSD)対面開催 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-02-13T18:02:09+09:00 Peatix ダイナミクス・オブ・ダイアログLLC ネオ・ソクラティク・ダイアローグ (NSD)対面開催 tag:peatix.com,2024:event-3737275 2024-01-13T10:00:00JST 2024-01-13T10:00:00JST ネオ・ソクラティク・ダイアローグ(NSD)とは、1つのテーマについて参加者が自分たちで問いを立て、自らの経験に基づいて時間をかけて話し合いながら、みなが合意できる答えを導き出す哲学対話ワークショップです。5~8名の参加者で、標準的には2日半時間をかけます。NSDの基本的な考え方を示したのは、ドイツの哲学者レオナルト・ネルゾンです。どんな知的権威にも頼らないで考えることが「哲学」の本当の在り方だという信念をもとに、原型となる方法を編み出しました。さらにネルゾンの弟子のグスタフ・ヘックマンという教育学者が現在の形に手順化し、一般市民にも広めました。1990年以降、ドイツ・イギリス・オランダなどで行われるようになり、特にオランダでは経営者やビジネスパーソンを相手に大きな成功を収めたと言われています。今回のNSDは、以下のようなステップで進めます。①参加者でテーマ(問い)を出し合い、1つを選ぶ。②テーマに関しての例(自分の体験)を参加者が出し合い、1つを選ぶ。③選ばれた例を詳しく記述する。④記述した例の中から核になる文(core statement)を見つける。⑤問いの答えを出し合い、対話によってグループとしてまとめる。通常の哲学対話と比べると、NSDでは「1つの例に基づいて、問いの答えを探究し、その答えについて合意を目指す」というところに特徴があります。進行役は内容にはタッチせず、参加者の発言を文章として定式化することを促します。また議論が紛糾した場合は、参加者同士でどのように対話を進めればよいかを話し合って解消していきます。今回は進行役に東京大学特任研究員の堀越耀介さんをお招きし、集まった参加者でテーマを出し合い、皆が関心を持てるテーマについて時間をかけて探究していきます。じっくり聴いて考え、お互いの意見を吟味していくため「哲学すること」「対話すること」を深めていくことができます。哲学対話の進行役に必要な「聴く力」「問う力」をトレーニングする機会にもなります。なお、今回のネオ・ソクラティク・ダイアローグは、講義を行うものではなく、1)SDのプロセスを体験すること、2)体験からの学びを、各自が今後のよりよい哲学対話の実践につなげることを目的としているため、参加条件を設けております。以下の内容に同意できるかたのみの受付とさせていただきます。<参加条件>・遅刻早退なくすべてのセッションに参加できる・積極的によりよい場づくりに協力する・終了後のアンケートに協力する・当日の写真撮影を了承する・当日の内容をレポートとして公開することを了承する ●進行役プロフィール堀越 耀介(ほりこし ようすけ)氏東京大学UTCP上廣共生哲学講座 特任研究員 / 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(PD)。東京大学教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。専門は、教育哲学・哲学プラクティスで、特にジョン・デューイの哲学思想、「子どもとする哲学(P4C)」/ 哲学対話の理論を研究。実践者としては、学校教育の場から、自治体・公共施設、企業・社員研修まで、幅広く哲学対話・哲学コンサルティングを行う。著書に『哲学はこう使う――哲学思考入門』(実業之日本社)、「哲学で開業する:哲学プラクティスが拓く哲学と仕事の閾」(『現代思想』(青土社)2022年8月号)などがある。●参考図書『ソクラティク・ダイアローグ 対話の哲学に向けて』 堀江 剛 (著), 中岡 成文 (監修) 大阪大学出版会『哲学はこう使う 問題解決に効く哲学思考「超」入門』 堀越 耀介 (著) 実業之日本社●開催概要日時:2024年1月13日(土)10:00~20:00   1月14日(日)10:00~18:00会場:東京体育館 第3会議室   https://www.tef.or.jp/tmg/access.html   JR総武線千駄ケ谷駅 すぐ   都営大江戸線国立競技場駅 すぐ定員:8名参加費:17,600円(消費税込)キャンセル規定:開催8日前までは全額返金いたします(返金の際の振込手数料はご負担ください)。開催7日前以降のキャンセルは、返金致しかねます。予めご了承ください。